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千防川公園〜東登山口〜大海山(おおみやま)〜中岳〜
               勘十郎岳東峰・西峰〜西登山口〜千防川公園

 

大海山〜勘十郎岳縦走

2017年4月23日

今回訪れたのは山口県山口市秋穂町に聳える大海山(おおみやま)と勘十郎岳(かんじゅうろうだけ)である。メンバーはなんと10人の大部隊。山の情報誌「のぼろ」の専属ライターであるN村さんやT師匠を筆頭に、常日頃、山に慣れ親しんでいるツワモノばかりである。その中で、小学2年生の男の子(T井夫妻のお孫さん)が元気に縦走完歩し、楽しいハイキング登山になりました。



   

大海山・列岩展望所にて    T井さんと小学校2年生のお孫さん

これから正面の勘十郎岳へ縦走する(左奥は火の山連邦)



<コース概要>

1、千防川砂防公園駐車場 9時59分 〜 2、東登山口 〜 3、行者山 〜
4、列岩展望台  5、大海山(亀尾山)山頂 〜 6、中岳 〜 7、勘十郎岳・東峰 〜
8、勘十郎岳・西峰 〜 9、西登山口 〜 10、千防川砂防公園駐車場  14時26分
  

 

千防川砂防公園駐車場に到着  9時40分
北九州市を朝7時に出発。途中下関のT井夫妻のご自宅で全員集合。集まってみると総勢10人の大部隊となった。下関から2台の車に分乗して出発。北九州市からでは、都合2時間40分を要して登山口のある千防川砂防公園にやってきた。お天気は雲一つない快晴。
皆さん元気に準備に取り掛かる。



 準備万端? 9時53分 さあこれから大海山を目指すぞ〜!って、誰か準備が遅れてます()



 

1、千防川砂防公園駐車場  スタート 9時59分
東登山口を目指してキャンプ場内へと入って行く。駐車場には親切に杖が置いてある。

   杖をどうぞ 


全員準備完了! 満を持していよいよ登山スタート!



 

公園内の小川を渡る  10時01分
飛び石を渡り、キャンプ場へと入り真っ直ぐ進む。トイレ棟の前を右に進む。

    綺麗な場内

  登山口はどこだ?少し迷う。  10時04分
道なりに進むとまた小川。小川に沿って道を進むと、小川を渡る場所(階段)がある。

   右へ渡る
 

2、東登山口  10時05分  左へ
小川を渡ると、ここでやっと道標が現れた。本当の東登山口は、この道の右手にあると思われるが、ここを東登山口としよう。

    大海山へ

 

雑談しながらゆっくりと  10時09分
コバノミツバツツジが咲いている。もうそんな季節になったのか?と気付かされる。

   鮮やかなピンク 

  森に入ると急坂に  10時17分
木漏れ日の中、気分よく上って行く。
見上げると新緑が綺麗。

   モミジの新緑




10分程上ると平坦な道になる  10時23分  野鳥の囀りが心地よく、春を実感!


 

Y川さんが撮影しているものは? 10時27分
左下に白い花を沢山つけた木があった。あの木は何だろう?結局不明で宿題となった。

    満開の白い花

 

3、行者山山頂  10時34分  130m
このような小さなピークにも名前が付いている。
その昔、ここで誰か修行をしたのだろうか?


    穏やかな気候



行者山山頂からの展望  10時35分  右奥に阿知須町の「きららドーム」が見えている


 

行者山のすぐ下に祠  10時36分
山頂裏手の展望場所に大きな露岩があり、その側面をくり抜いて祠となっている。

    毘沙門天?3体

  行者山を下って進む  10時39分
不規則な岩場を慎重に下る。

    ゆっくりと
 

前嶽山頂  10時50分  160m
ここもピーク?大海山に到達する前に小さなピークが出てくる。山頂のようではないが・・・。

   地元の方が設置

  海眺台場  11時01分
小ピークや展望場所で、休憩しつつ上って行く。陽射しが強いので日焼け止めを塗った。

    標識が多い
 

見晴らし台への分岐  11時09分
分岐から70mで見晴らし台となる。どんな景色を見ることができるのか?期待したが・・・。

    期待「大」

 

登山道では・・・  11時10分 
コバノミツバツツジが沢山咲いている。
やっぱり春はいいなあ〜。


    陽射しが強い





見晴らし台  11時13分  壊れそうなベンチが一つ。
見晴らしは・・・残念ながらあまり良くなかった(悲)




 

見晴らし台にて  11時15分
見晴らし台は樹木に囲まれ展望が良くない。代わりにお二人のツーショットでご勘弁。
左:T師匠。
右:Y川さん。
知る人ぞ知る、弥次喜多コンビです。(すみません)
気を取り直して、分岐に戻ろう!

 

4、列岩展望台  11時24分
さらに尾根を進むとまた展望台。今度こそは!と、期待を膨らませて左の展望台へ。

    少し期待して

  抜群の展望が広がる  11時26分
繁みを抜けると、そこは絶景ポイント!既にT井さんとお孫さんが先端の岩で景色を楽しんでいた。正面に見えるのはこれから縦走する勘十郎岳。その山頂部は大きな岩が露出していて、荒々しい姿が格好いい。まだまだ距離がありそうだ。その左奥には「火の山連邦」が顔を覗かせている。
 

尾根歩きに戻る  11時31分
大海山山頂も近付いてきた。この大海山にはいくつか、山頂に通じる登山道があるようだ。
分岐には必ず分り易い表示が立ててあり、慎重に見て歩くと道迷いをする心配はない。とても整備されていて、初心者の方には最適な山と言えるだろう。地元の方々に愛されているのがよくわかる。

 

大海山(亀尾山)への分岐  11時48分
登山道を歩いていると山頂に通じる分岐が出てくる。ここを右に進んで大海山へ。

    亀尾山への表示


本名は「大海山」。別名「亀尾山」
初めての方には紛らわしいが、大海山=亀尾山である。
地元の方は、亀尾山の名前にこだわりがあるように感じたのだが・・・



 

5、大海山(亀尾山)山頂 11時50分 325m
第一目標の大海山(おおみやま)に登頂!

    U田さん

 

山頂広場にて昼食

 
爽〜快 大分県の国東半島がかすかに見える



 大海山(亀尾山)山頂碑で記念撮影 11時57分 (写真提供:Y川さん)



 

大海山を出発!  12時38分
さあこれから勘十郎岳まで縦走だ!先程歩いてきた尾根に戻り、進むことになる。

    尾根に戻る


大海山(亀尾山)から福西山に続く登山道もあるので注意しよう! 



 

分岐を右に  12時40分
大海山で約50分の昼食休憩を終え、元気回復。これから勘十郎岳を目指す!

     表示に従い右へ

 

ミツバツツジの登山道を歩き 12時51分

 
大きな岩を攀じ登る 12時54分
  振り返ると大海山  12時55分
大海山を出発して17分。大海山の山頂がもうあんなに遠くになってしまった。
山肌は黄緑色の新緑に彩られ、山全体が「モコモコ」とメタボ状態。陽気に誘われ、ウグイスや他の野鳥たちも競って囀っている。
のんびり歩く尾根歩きは、登山と言うよりハイキング気分で歩いていた。
 

6、中岳山頂  12時56分 220m
山頂は狭いがベンチ等も設置されている。

    確認





急坂を下る  13時05分  中岳からの下りはロープが張られている場所もある 



 

勘十郎岳への上り  13時17分
中岳を下り鞍部を通り過ぎると、今度は勘十郎岳に挑戦だ!勘十郎岳の山頂部分は大きな岩が露出し、遠目から見るととても荒々しく感じる山である。
山頂は東峰(230m)と西峰(246m)に分かれている。先ずは東峰のピークを目指すことになる。






今歩いてきた中岳と大海山を振り返る  13時19分  新緑の山肌




7、勘十郎岳・東峰  13時22分  230m
皆さんまだまだ余裕の表情。T井さんご夫妻のお孫さん(小学2年生)も元気に歩いている。



 

勘十郎岳・西峰を眺める  13時23分
これから目指す西峰を見ると、N村さんとU田さんがもう山頂に近づいていた。

    東峰山頂碑

  東峰から西峰へ  13時30分
「さあ次に行きましょう!」と、最後のピーク西峰へと向かう。

    添い寝岩 

 
東峰を下り 13時32分

 
西峰へと上る 13時34分
 

大岩の上で景色を眺める  13時35分
 

勘十郎岳 西峰山頂標識





8、勘十郎岳・西峰(主峰)  13時44分 246m  全員笑顔で記念撮影(写真提供:Y川さん)





 勘十郎岳・西峰山頂より景色を眺める  13時52分  気持ちいい〜



 

西峰山頂にコバノミツバツツジ



山頂の温度計を見ると、気温は19℃

  西峰を下山  13時54分
遠くに「きららドーム」が見える。山頂で景色を十分楽しんだ後、下山開始。

    ズーム
 
岩場をすり抜けるように進む 13時59分



前方の景色が気になるけど・・・
でも足下を注意!




段差の大きい急な下り! 14時02分 

 

ほぼ平坦な道になる  14時18分
樹林帯の中を木漏れ日を浴びながら黙々と下って行く。そして、山頂からひたすら下山すること24分で、やっと歩き易い登山道になった。下ってくると緊張が解けて会話も弾むようになった。
「もう下山かあ〜」と、ちょっと物足りない気分でもある。

  9、西登山口  14時22分
明るく広い道に飛び出した。そこは西登山口だった。

    杖の箱
  真っ直ぐ進めば駐車場  14時23分
この道は駐車場の裏側になる。暫く歩くと左に駐車場が現れた。

   周回コース完了
 
タラノメ

10、千防川砂防公園駐車場  14時26分
駐車場に到着!しかし、あの弥次喜多コンビのお二人(T師匠とY川さん)が戻ってこない。
どうしたんだろう?
待つこと10分。ビニール袋をぶら下げ、満面の笑みで戻って来た。ビニール袋から取り出したのは、山菜の王様と言われるタラノメだった。「天ぷらにすると旨いよ〜」と嬉しそうに教えて頂いた。


今回は温かい春の陽射しを浴びての楽しいハイキング登山。
所要時間は昼食タイムを含めて4時間27分と短めだった。スマホの歩数計は11958歩。
皆さんお疲れ様でした。またご一緒しましょう!





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