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    向峠ニコニコ市〜小五郎山登山口〜向峠〜小五郎山山頂〜
          坑道〜展望台〜寺床修験道跡地〜休憩所〜オンドル跡地〜 
                            小五郎山(金山谷鉱山ルート)登山口
 
錦秋の小五郎山 山口県岩国市錦町

 
2010年11月14日

 
今回は初めて山口県で登山をすることになった。
小五郎山は山口県でも人気のある山だと聞いて楽しみにしていた。この辺りの山並は、山全体が綾や錦のごとく色付いて、遠目から見てとても見事な景観となっている。



モミジの天井! 見上げると、赤・黄・オレンジと、色とりどりの紅葉が綺麗だった。

 

<コース概要> 
1、向峠ニコニコ市 8時45分 〜 2、小五郎山登山口 〜 3、向峠 〜 4、小五郎山山頂〜
5、坑道 〜 6、展望台 〜 7、寺床修験道跡地 〜 8、休憩所 〜 9、オンドル跡地〜
10、小五郎山(金山谷鉱山ルート)登山口 〜 駐車場 14時00分


 




登山口へ向かう  7時29分

中国自動車道、六日市ICを降りてすぐのT字路交差点を右折し、一路登山口を目指す。
今日の登山に同行して頂く、山口県在住のTさんご夫妻に道案内をお願いして車を走らせる。今日のメンバーはTさんご夫妻、Nさん親子、T師匠と私の計6人。地元の登山者と歩くのはとても安心で心強い。ありがとうございます。




金山谷鉱山ルート登山口 駐車場 8時05分

今回の小五郎山登山は、向峠登山口から出発して、金山谷鉱山ルート登山口へと下山する計画なので、まずは車を一台、下山口へ置いておくことにした。
「朝もや」なのか?はたまた数日前からの「黄砂」の影響なのか?森全体が白くかすんで、すっきりとしない。


「クマ出没!注意!」の貼紙

この小五郎山はツキノワグマの生息する山だと聞いてはいたが、実際にこのような貼紙を目にすると、やっぱりちょっと怖気づいてしまう。「クマ除けの鈴」をしっかりとザックに付けて歩かないと・・・。もし本当に出てきたらどうするのか?対策は自分の位置を鈴やラジオでクマに知らせるのみ・・・あとは闘う?だけ(笑)




ミツバチの養蜂

登山口の駐車場には5、6台の駐車スペースがあった。この駐車場の横には、蜂蜜を採取するためであろう、手作りのミツバチ養蜂箱が10基ほど設置されていた。養蜂箱には、なんとなく近づき難い。

「このミツバチの蜂蜜をクマは食べにこないのかな〜」と勝手に心配してしまう。

 




向峠ニコニコ市  8時25分

金山谷鉱山ルート登山口から向峠に到着。
急いで登山準備に取り掛かる。

 地元の野菜販売




目指す山はこの山の向こう側  8時40分

山は霞んでいる。よく見ると山肌は色付いているのがわかる。

 登山口まで30分




いよいよ出発と思ったら? 8時43分

ニコニコ市のおばさんがお寿司と大福餅の販売に・・・。せっかくなので大福餅を購入。

 おいしそう!




1、さあいよいよスタートだ!  8時45分

まずは舗装道路をテクテク歩いて行く。

 


すぐに竹林に入る。なかなか雰囲気のある竹林ロードです。  8時51分





イノシシゲートを通過  8時52分

この辺りは、サルやイノシシが出没し被害がでているとのこと。 「クマはたまに里まで下りてくるよ」と、ニコニコ市のおばさんが平然と言っていた。
今年は柿が不作なので、クマはまだ里には現れてないというが・・・。

そんな生活は我々には考えられません!




入山届 (小五郎山荘)  9時00分

舗装道路を歩いて行くと入山届の小さな家が。

 入山届け

 





チラホラと綺麗なモミジが・・・  9時11分

今日は結構暖かい。徐々に汗が出てきた。

 この花は?




2、小五郎山登山口  9時17分

小休止して汗を拭う。山頂まで1時間50分。

 ファイト!

 

 

 



登山口を一列になって出発。 9時18分  クマ除けの鈴がカランコロンと響く。

 


登山口からすぐに本格的な登山道となる。  9時20分






色付いた林の中を歩く  9時56分

思わす足を止めて写真を撮る







落ち葉を踏みしめて歩く  10時01分

 

 

3、向峠で記念撮影  10時14分

 

 

 

 

向峠を越えて、笹を切り掃って整備された登山道を歩く  10時20分

 

 




林の向こうに山頂が透けて見える 10時38分

高度を上げてくると、木々の葉がほとんど散っていた。足元は落ち葉で、ふかふかの絨毯だ。

  レッドカーペット

 

 

 

 

頂上間近で振り返ると、紅葉した山々が・・・  10時57分  霞んでいるのが残念だ!

 




山口県で3番目に標高が高い山である。

4、小五郎山 山頂に到着 11時02分

  ホッ!

 

 




小五郎山山頂で記念撮影  1161m




三角点に別れを告げて下山開始 12時00分

約1時間昼食休憩をした。




山頂でひっそりと咲く花




30人の団体さんとすれ違う  12時08分

下山を開始してすぐに30人の団体さんとすれ違った。 「あんた達は若いグループやなぁ」と言われたが・・・。登山道は中高年だらけ?

みなさん辛そうに上ってくる。

この後、また30人程度の団体が登ってきた。そしてまた27人の団体が・・・。

山頂広場はきっと賑わったことだろう。いや、大混雑だったと想像する。

 




5、坑道  12時17分

勇気のある3人が坑道探検に・・・。

 

 

 

急坂を慎重に下って行く  12時29分  落ち葉で滑りやすくなっている。

 

 

 




ロープを手に・・進む  12時40分

谷側は落ちると危険!足を滑らせないように!

 シダ

 

少し明るく開けた場所に出た。色付いた木々を見上げる。 12時56分

 

 

今年度最後の力を振り絞り、真っ赤になって自己主張をするモミジ  12時56分

 

 




6、展望台  13時08分

岩の上に登って景色を眺める。

 

 

 

展望台から眺めた紅葉  13時12分

 




7、寺床(修験堂跡地)  13時20分

この標識の矢印の方向を少し覗いてみたが、石がゴロゴロとしているだけで、様子はよく分からなかった。

 




8、休憩所  13時28分

登山道を下って行く途中に、広く整備されている場所があった。

登山口から上ってくる際に、ここがちょうどよい休憩地点になるのだろう。

 




9、オンドル跡地  13時42分

このオンドルは、鉱山で働く人たちが、寒さを凌ぐために作ったものらしいが、冬季の雪が降り積もる中、いったいどんな生活をしていたのだろう。その生活の跡が偲ばれる。

 

 

 

 

 

登山口付近から林道と向いの山々を望む。 13時48分  ここも霞んで残念である。

 

 




10、金山谷鉱山ルート登山口  13時48分

このコースは昨年完成した新ルートだった。




駐車場に到着  14時00分

下山タイムは小五郎山山頂からジャスト2時間。
全行程は5時間15分だった。

それにしても、下山ルートは地主の方のご苦労で完成されたと聞いて、頭が下がります。
と同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。
「あ〜それにしてもクマさんに会ってみたかったー」(冗)

 

 

 

 

下山して、向峠ニコニコ市の場所に戻ってみると、朝はよく見えなかった十王山が、スッキリと姿を現していた。
秋空の下、山肌は紅葉で彩られ、文字通り「里の秋」だった。
小五郎山は、残念ながらこの十王山の向こう側に位置しているので見えない。

 

 

   観光客で賑わっていた深谷峡  深谷大橋から見下ろす深谷川

背後のカラー
訪問ありがとうございました。
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