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小森江子供のもり公園駐車場〜矢筈山〜風師山〜風頭岩峰〜
                   中原観音〜三角山〜清滝公園入口〜門司港駅
 
 矢筈山&風師山&三角山

2018年11月11日

高校時代の同級生5人でブラブラと門司港の山歩き。この時季にしては温かく、晴天の下、気ままな散策となった。風頭岩峰では、武蔵・小次郎の決闘で有名な巌流島を見下ろし、しばらく本州方面の景色を堪能。下山後はリニューアル中の門司港駅(国の重要文化財)を見学した。


   


三角山(みすみやま)と関門橋

<コース概要>

1、小森江子供のもり公園駐車場 9時50分 〜 2、矢筈山(やはずやま)山頂 〜 
3、風師山(かざしやま)山頂(昼食) 〜4、風頭(かざがしら)岩峰  〜 5、中原観音 〜
6、三角山(みすみやま)山頂 〜 7、清滝公園入口 〜8、門司港駅   14時54分
  

 

門司港駅近くの駐車場に車を1台デポして、もう1台の車で小森江子供のもり公園に到着!

 

小森江貯水池  <説明看板より抜粋>
明治44年(1911)11月4日、小森江浄水場から旧門司市の一部に給水が開始されました。これが北九州市の水道の始まりであり、九州では長崎、佐世保についで3番目、我国では22番目になり、明治時代に国際港都として繁栄していた旧門司市はこの給水開始を機に名実ともに近代都市の仲間入りをしました。


 

企救自然歩道 風師山コースの標識
貯水池の堰堤に説明標識が立っている。ここは門司市民の憩いの場。子供連れで犬の散歩を楽しんでいる人もいる。
ここは、企救自然歩道の風師山登山口です。ここから風師山までは1.4km、矢筈山林間学園まで2.7kmの道のりです。
                    <説明標識より>


 

1、小森江子供のもり公園駐車場  9時50分
今日はM原君がリーダーとなり、他のメンバー4人を先導してくれる。お世話になります。
コースは矢筈山〜風師山〜三角山。高校時代の同級生ならではの、我が儘言い放題メンバー5人組。さてさてどのような山歩きになるのやら?準備を整えていよいよスタート!駐車場の奥にあるトイレ方面に進む。 


 

分岐を右に  9時51分
最初の目標は矢筈山なので、標識をよく確認して右へと進む。左は風師山に続いている。

  
  大地の丘方面へ


 

階段を上って行くと・・・  9時52分
可愛い動物たちが出迎えてくれる。リアルなので最初に見たときはドキッとした。

  
  子ザル


 
キツネ

 
イノシシ(ウリ坊)

 

洗車ブラシが置いてある  9時58分
水場だ!思ったら横の電柱にブラシがぶら下がっていた。登山靴の泥落としもOK!

  
  ヨメナ


 

矢筈山林間学園の石碑  9時59分
元北九州市長「谷伍平氏」による石碑の文字。

  
  1970年〜


 

キャンプ場マップ看板  9時58分
夏場には門司区内の小中学校がキャンプや遠足で利用するのだろう。

  
  古びた道標


 

ゲートの横をすり抜けて進む  9時59分
矢筈山のキャンプ場は青少年の健全育成を目的に整備されています。
このキャンプ場は利用者の安全のため、一般車両、バイク、自転車などの進入はできません。このキャンプ場では犬糞は登山者に迷惑となりますので、犬を連れての登頂はできません。等々、注意表示がしてあります。






崖崩れ跡を通過  10時05分  大木が根こそぎ崩れている
今後雨が降ると、二次的な崖崩れも発生しそうだ。 急ぎ足で通過。



 

静かな森を進む  10時11分
黄葉がチラホラ落ちている。綺麗な黄葉を拾いながらゆっくり上って行く。

  
  秋ですね〜


 

矢筈山キャンプ場に到着  10時22分
小森江子供のもり駐車場からたったの32分で到着した。いろんな施設があるようだ。

  
  由来の石碑






矢筈山キャンプ場 案内看板
炊事場では4〜5名の方が食事の支度をしていた。




 
この場所で映画のロケがあったようだ



整備された炊事場

 

2、矢筈山山頂  10時28分  266m
トンネル横の階段を上って山頂へ。ここはテッペン広場と呼ばれている。

  
  山頂碑


 
何故かツツジが一輪

 
ツワブキの花
 

真っ赤に紅葉したカエデ

 
広場にはヨメナがたくさん咲いている

 

テッペン広場を通過  10時37分
10分程休憩して山頂を横切り、先へと進む。ポカポカ陽気で眠たくなってきた()

  
  次は風師山へ

 

トイレ棟まで下ってきた  10時39分
これより風師山への分岐まで往路を下る。

  
 矢筈防塁跡



矢筈山は北九州市門司区の戸ノ上山と風師山にはさまれた位置にある標高266mの山です。
『北九州の戦争遺跡』によると、ここは1887年(明治20)2月に関門地区防衛を目的に構築された下関要塞地帯の一つでした。要塞には9センチ臼砲四門と15センチ榴弾砲六門が据えられていました。明治末期に廃止されましたが、戦後すぐに国有地になり1953年(昭和28)の大水害を機に保安林に指定されました。1968年からキャンプ場建設の整備がすすめられ、1970年「矢筈山林間学園」になりました。当時の兵舎や地下壕、弾薬庫、営庭などがそのまま残っています。 『北九州を歩く』によれば、地元出身の県議・故寺岡光雄氏が、荒れ果てた砲台山を「矢筈山林間学園」に整備するのに尽力したようです。
現在は山頂にテントサイト、キャンプファイヤー場や赤れんがの壕跡を利用した施設があり、針葉樹林に囲まれ動植物が多く生息しています。関門海峡、響灘、周防灘も一望でき、多くの登山者が訪れています。(ネット調べ)




 

風師山への分岐  10時46分
山頂より9分程下ると。ベンチのある広いカーブにさしかかる。ここが風師山への分岐。

  
  確認、確認


 

整備された登山道  11時02分
このルートは10年程前に歩いたが、以前より整備されて歩き易かった。

  
  ヤツデ


 

風師山まであと400m  11時16分 
長い坂に喘ぎながらやっと平坦な場所に辿り着いた。標識の文字は薄くなって見え難い。

  
   あと少し


 

NHKの施設  11時23分
大きなアンテナが立っていた。足下を見ると青くて小さな花が咲いていた。

  
 ヤマハッカ?


 

3、風師山山頂  11時29分  362m
矢筈山から52分だった。PM2.5の影響だろうか?景色は霞んでいる。

  
 10年ぶりだった



ここで昼食タイムとなった。その間、5〜6組の登山者が山頂にやってきた。
家族連れや赤ちゃんを抱いた登山者もいて、行楽登山にはぴったりの山である。
秋にしては温かく穏やかな時間が過ぎていく。
お弁当の匂いに誘われて虫たちも飛んできた。




 
マルハナバチ?



クツワムシ






 昼食を終えて、精鋭5人?で記念撮影  12時23分  




 

風頭への分岐  12時33分
お天気も上々で景色に期待が高まる。

  
 あと100m






4、風頭岩峰  12時34分  364m  ハチクマ(タカ)の渡りを観察している人達がいた





風頭(かざがしら)山頂碑



風師山早朝登山 1000回達成記念の碑

山よ 友よ


風頭岩峰にて記念撮影


 
風頭岩峰の展望広場



巌流島(武蔵・小次郎)を見下ろす


 
ハチクマ(タカ)の渡りを観察する
 

PM2.5で霞む関門橋

 

風頭を後にして門司港へ  13時01分
先程の分岐に戻り、門司港駅方面へ進む。

  
 のんびりと


 

車道と合流  13時12分
風頭岩峰から700mで車道に出会う。この辺りまで車で上がってくることが出来る。

  
 花の名は?


ここから車道を下る。




 

5、中原観音  13時37分
車道を下る途中に鳥居があった。看板を見ると中原観音と書いてある。行ってみよう!

  
 もみじ谷へ


 

もみじ谷参道を歩く  13時38分
鳥居周辺は色付いたモミジは全く見当たらない。
「なんだ〜、まだ時期が早いのか〜」と半分諦めたが、もみじ谷から上って来た方に尋ねると「下の方は綺麗ですよ」とのこと。ならば、行ってみようと参道を下った。

すると、下るにつれて赤い葉がチラチラと見えてきた。


 
中原國友翁之像


中原観音境内



山茶花


 
もみじ谷・・・・圧巻

 
観音像が祀られている


中原観音様縁起




見事な紅葉にうっとり・・・上ばかり見て写真撮影に夢中 → 階段につまづてこけました()
紅葉狩りを終え、先程の車道に戻って下る。 鳥居から8分程歩くと・・・・




 

三角山への分岐  14時07分
ガードレールが切れた所から右に入る。文字が薄くなった石柱が目印だ!

    ここから急登


 
落ち葉で足場が滑る



ロープ場が続く


 

6、三角山(みすみやま)  14時16分 194m
車道から山頂までは9分程度だったが、急登の連続でかなり疲れた。しかも山頂というのに樹木が茂り、全く景色は望めなかった。
有刺鉄線に囲まれた施設は何だろう?と疑問に思っていたら、壁面に北九州丸山デジタルテレビ中継局(RKB・KBC・TNC・FBS・TVQ)と書いてあった。


 

 

荒れた山頂には、大きな祠やお坊さんの石像が祀られている。
今まで三角山は<×さんかくやま>と読んでいたが、<○みすみやま>が正解だった!
三角山から一気に下って車道へ。登山道は落ち葉がたくさん積もって滑り易い。注意、注意!




 
三角山を下山完了  14時27分
この後はまた車道を下る。

  
 車に注意


関門橋と門司港駅をズームアップ

車道からの風景  14時31分
右手の山は今登って来た三角山(みすみやま)。
その左下に関門海峡と関門橋が見えている。
目を凝らして見ていると、改修中の門司港駅が街並みの中にその雄姿を見せている。


   

 この門司港は明治時代より、海運会社、金融機関や商社も沢山進出し、九州の玄関口として栄え、外国との貿易港としてその役割を果たした。しかし時代は移り、今はその歴史の恩恵を受けたレトロの街となっている。

 

車道から左の石段を下る  14時37分
車道をそのまま下ってもよいのだが、この石段を下るとショートカットコースになる。

  
 ゆっくりと


 

7、清滝公園入口  14時40分
石段を下りきって車道に出ると、そこは清滝公園の入口だった。これから門司港駅を目指す。

  
 清滝公園



 
改修中の門司港駅
グランドオープンの予定は
2019年3月

8、門司港駅  14時54分
ここでゴール!皆さんお疲れ様でした。

  
            改札風景



楽しい秋の一日でした。帰路の途中、M原君の自宅で乾杯!お世話になりました。


訪問ありがとうございました。
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