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五徳越峠〜ロマンスが丘への分岐〜牛斬峠〜牛斬山  往復
五徳越峠〜三ノ岳〜二ノ岳(人枡遺跡)  往復

 

五徳越峠からの
牛斬山・香春岳(三ノ岳)

 

2013年4月27日

 

五徳越峠を起点に午前中は牛斬山を往復、午後は筑豊の象徴でもある香春岳の三ノ岳と二ノ岳へ・・。午前中の牛斬山往復の登山道では通常の登山と異なり、ワラビ採りが中心の、のんびりブラブラ山歩きとなった。 香春岳三ノ岳山頂からは福智山系の峰々を眺め、続いて二年ほど前に解禁されたはずの二ノ岳を目指したが、人枡遺跡の先で立入禁止の看板が立っていて断念した。




三角に尖った格好を見せる 「香春岳三ノ岳」 



<コース概要>

1、五徳越峠  7時35分〜 2、ロマンスが丘への分岐 〜 3、牛斬峠 〜 4、岩屋(ごうや)分れ 〜  
5、採銅所への分岐 〜 6、牛斬山山頂 〜 7、五徳越峠 〜 8、岩登りコースとファミリーコースの分岐 〜
9、三ノ岳への分岐 〜 10、三ノ岳山頂 〜 11、三ノ岳への分岐 〜 
12、人枡遺跡 〜 
13、五徳越峠 14時20分

                 

 

五徳越峠駐車場  7時20分
駐車場に到着すると、同行案内して頂くH師匠は既に先着されていた。正面から朝日を浴びて、とても爽やかな気分で準備開始をする。

    正面に三ノ岳

  1、五徳越峠 出発  7時35分
登山口から取り付くと、いきなり急登だった。
ゆっくり階段を上って行くが結構息が切れる。

  
  長い階段
 

モトクロスバイク防止の柵  7時37分
五徳越峠からの登山道は以前モトクロスバイクの侵入が頻繁で登山道が荒れてしまった。
現在は防護柵などでその侵入を阻止している。
しかし、登山口から歩き始めたらバイクの轍(わだち)が現在も溝のように深くえぐられ残っている。
油断すると、この轍に足を取られ挫いてしまいそうになる。この轍は焼立山まで続いている。悲しいことだ。

 

朝日を浴びて登る  7時38分
防護柵を過ぎると左右に植林帯を見ながら防火帯を上ることになる。牛斬峠まで上り一辺倒なので、ペース配分を考えてゆっくり歩いていたが・・・
と、その時 「ワラビ」を発見! 
すぐにビニール袋を取り出してワラビ採り戦闘態勢に突入した。出だしから登山なのか?ワラビ採りなのか?趣味と実益を兼ねた山歩きとなる。
さてさて沢山採れるといいのだが・・・。

  2、ロマンスが丘への分岐  8時09分
なだらかな防火帯の坂道をゆっくりゆっくり進み、途中クサイチゴの花の群落を通り抜けるとまた広い防火帯に到着した。
ここはロマンスが丘と牛斬山との分岐になっている。

   クサイチゴの白い花
  さっそく防火帯でワラビ採り  8時09分〜
防火帯は綺麗に草刈りしてあるので、ワラビが見つけやすい。 あちこちにワラビを発見。

    夢中で探す
  バイクの轍で無残な登山道  8時26分
ワラビ採りでなかなか前に進まない。
「やめられない、とまらない。」と、ワラビモード全開です。


   轍が無残な坂道
  牛斬峠が見えてきた  8時34分
H師匠のビニール袋はワラビでずっしり重くなっているようだ!私も負けてはいられない()

   綺麗なスミレ
  3、牛斬峠  8時38分
右に牛斬山が見えてきた。ここからの登山道は眺望抜群で歩くのが楽しくなってくる。

  
 

風に吹かれて  8時43分 
心地良い風に当たり、綺麗な花を見つけ、ウグイスの鳴き声を聞き、台地を気持ちよく歩いて行く。
お天気もポカポカで言うことなし。

この開放感とのんびり感がたまらない

    

  4、岩屋(ごうや)分かれ  9時09分
福智山を目指すならここから左、牛斬山は右。
ここまで来れば牛斬山ももうすぐだ!

   
 確認、確認
  5、採銅所への分岐を通過  9時12分
左に下るとJR採銅所駅に続く。分岐の支柱の先に付けられている帽子がかわいい。

   案山子のようだ
  6、牛斬山山頂  9時16分  580m
近くの香春岳、大阪山、障子ヶ岳は勿論のこと、犬ヶ岳、英彦山、古処山まで遠望できる。

    香春岳
  山頂を後にして五徳越峠を目指す 9時36分
20分程山頂で景色を楽しんだ後、下山に取り掛かる。ところどころ山藤が咲いている。

    これが藤色
  ロマンスが丘への分岐を通過  10時33分
分岐の先まで足を伸ばして防火帯でせっせとワラビ採り。お腹も減り、やわらかい日差しを浴びて防火帯で昼食タイム。
  11時03分
  分岐に戻り五徳越峠へ下る  11時30分
昼食も終え次は香春岳。ちょっとゆっくりしすぎたかなあ〜。
登山口の間近で正午の時報 「エーデルワイス」のメロディーが鳴り響く。


   正面に香春岳
  7、五徳越峠駐車場  12時03分
収穫したワラビを車に置いて香春岳を目指す。
たくさん採れました。満足、満足!

   ワラビ
  香春岳の登山口へ  12時08分
香春岳の登山口は牛斬山への登山口から道路を隔ててすぐ斜め前にある。

    もうひと登り
  防火帯を歩く  12時10分
登山口から階段を上るとすぐに防火帯に出た。
「アッ」 またワラビを発見!性懲りもなくまたワラビ採りを再開!大きなワラビがあるぞ!

   ウマノアシガタ
  8、分岐からファミリーコースへ  12時16分
防火帯を真っ直ぐ行けば岩登りコース、分岐を右に行けばファミリーコース。

   右へ進む
  植林帯を進むと・・・  12時21分
左手にズリネ間歩(まぶ)の表示が目に付いた。ズリネ間歩っていったいなんだろう? と思ったら説明板を見つけた。

   これは何?
  ズリネ間歩(まぶ)の説明板  12時22分
香春岳は「豊前風土記逸文」(713)に銅が採れると記されているように古代より鉱山として全国的に有名でした。清祀殿(県指定)にて銅を精錬、鋳造し、御神鏡を宇佐八幡宮に奉納していたことや宇佐と長門国長登銅山との繋がりから奈良の大仏に使われたこと、採銅使が置かれ奈良〜平安時代には、皇朝一二銭に使われたと言われています。(説明板より)
  ズリネ間歩(まぶ)  12時23分
説明板からすぐ上に洞穴があった。
三ノ岳周辺には、ズリネ、宗丹、床屋、水晶、横鶴などの鉱山が知られるが、戦国時代から江戸初期にかけての博多の豪商「神屋宗湛」に由来する宗丹鉱山(間歩)もあり、江戸期には、香春の町中に銅銭の鋳銭場もありました。昭和30年代まで採掘を行っていたが、今では間歩のみ残っています。         (説明板より)
 

石灰岩の露出する登山道を進む 12時28分
説明板に戻って先に進む。足下にはゴロゴロと石灰岩が現れる。少し歩くと左手に上っていく。

   三ノ岳山頂へ 

  巡回道路に出会う  12時33分
坂を5分も上ると巡回道路に出るので左へ進む。
これより巡回道路に沿ってのんびり歩く。


   楽勝、楽勝
  9、三ノ岳への分岐  12時46分
ここは三ノ岳と二ノ岳の鞍部になる。
ここから三ノ岳山頂を目指して登ることになる。


    さあ行くぞ!
  視界が広がり気分爽快  12時52分
大阪山が正面に見える。気分よく進んで行くと大きな石灰岩などが出てくる。

    山頂近し
  10、三ノ岳山頂  12時59分  508m
快晴で見晴らしがとても良い。風もなく穏やかな山頂だった。一息入れ、景色を楽しむ。
  
   暑くて喉が渇く 






山頂から左手に牛斬山、そして焼立山など福智山系の連なる峰が一望できる 13時06分



 

11、三ノ岳への分岐に戻る  13時21分
この分岐から三ノ岳山頂まで上り13分、下り8分だった。
さあ次は巡回道路を先に進んで二ノ岳を目指す!


  二ノ岳へ   

  12、人枡遺跡  13時27分
二ノ岳に向かう途中広い場所に出た。説明板によると、ここは以前、香春二ノ岳(香春岳城)があった場所で、その遺跡を見る事が出来る。
遺構としては、16世紀の無数の畝(あぜ)状堅掘や土塁を中心に掘立柱建物や門跡が12ヶ所確認されここには長い土塁の起点に「人枡」と呼ばれるような特殊な箱型の土塁もみられます。(説明板より抜粋)
 

人枡遺跡と三ノ岳  13時30分
広い空間がなんとなくさびしく感じる。
ここにあった香春岳城は一体どんな建物だったのだろう?昔の風景を想像した。

    歴史のある香春岳


 
立入禁止の看板  13時32分
人枡遺跡から二ノ岳に向かおうとしたら工事関係者以外立入禁止の看板が立ててあった。
2011年の春に解禁されているはずなのにどうして?禁止になった情報は聞いていなかった。前方には二ノ岳が見えているのに・・・。他の道も探したが見つからず、結局二ノ岳は断念することにした。ここまで来てとても残念だが仕方ない。引き返すことにした。
 

ワラビを採って満足、満足

来た道を戻り防火帯でワラビ採り 14時10分
二ノ岳から一気に下って防火帯で最後のワラビ採り。今晩の食卓に春の味覚をプラスです。
満足して駐車場に到着。お疲れ様でした。

   13、五徳越峠14時30分

 背後のカラー 


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