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釈迦岳・御前岳・渡神岳

 

津江三山

 

2012年5月5日

 

1か月ぶりの山行き。
今日は「津江三山」と呼ばれる福岡県最高峰の釈迦岳(しゃかだけ)と第二位の御前岳(ごぜんだけ)、そして車で移動して大分県の渡神岳(とがみだけ)に挑戦した。
と、かっこよく言ったものの、福岡県最高峰登頂はたったの10分で完了。
実はこの釈迦岳は山頂付近まで車で行くことができ、そこから釈迦岳山頂はたったの10分の行程なのである。
 




釈迦岳山頂(福岡県最高峰1231m)から御前岳(福岡県標高第2位1211m)を望む。



<コース概要> 
1、普賢岳(釈迦岳レーダ雨量観測局展望台) 8時12分  〜  2、釈迦岳山頂  〜 3、御前岳山頂 〜4、釈迦岳山頂 〜 5、普賢岳(釈迦岳レーダ雨量観測局展望台) 〜車で石立峠まで移動 〜 
6、渡神岳登山口 12時11分 〜 7、 渡神岳山頂 〜 8、渡神岳登山口 14時03分 



 

普賢岳(釈迦岳レーダ雨量観測局展望台)に到着
8時05分

まずは大分県日田市から車を走らせ、前津江にあるアミューズメントパーク「椿ヶ鼻ハイランドパーク」を目指した。釈迦岳登山は以前、椿ヶ鼻ハイランドパークからの登山道が一般的だったそうだが、釈迦岳の山頂付近まで車道が伸びてからは、ここをスタート地点にして釈迦岳〜御前岳の稜線歩きを楽しむ人が増えたようだ。
しかし、このような頂上制覇が物足りないせいなのか最近は、福岡県側の「杣の里」(そまのさと)を起点に御前岳〜釈迦岳〜杣の里と周回するコースがメインとなっている。今回は一日で「津江三山」を歩こうと計画しているので、体力的、時間的に配慮? ちょっとズルして簡単な方法を選んだ。 風が強くて寒い!






普賢岳(釈迦岳レーダ雨量観測局展望台)からの眺望 正面に今日挑戦する津江三山の渡神岳が見える。
その奥には霞んでいるが、九重連山、祖母山系、阿蘇五岳の山塊が立ち並んでいた。



 

1、普賢岳(釈迦岳レーダ雨量観測局展望台)を出発
8時12分

展望台駐車場で景色を楽しんだ後、レーダー棟を回るようにして出発。レーダー棟のすぐ下にある釈迦岳登山道へと向かう。
このレーダー棟は半径300キロ、主に九州北部の雨量を観測している。降っている雨に電波を当てて、その反射してくる電波を5分ごとに受信し雨量を計測、防災対策に役立てている。

釈迦岳登山道へ  8時14分
レーダー棟すぐ下の舗装道路のカーブ付近に登山道への標識があった。

    いざ!

山頂への分岐  8時19分
出発して7分。登山道本道に合流して右へ進む。
左へ進むと矢部越経由で杣の里へ続く。


    黄色が目立つ

 

樹林を抜け鎖の架かる岩を上る  8時21分
既に山頂が近いので本来なら最後の上りで喘ぐところだが・・・元気に上って行く()

   
軽快に!

 

2、釈迦岳山頂  8時22分  1231m
ここが福岡県のてっぺん。でも登山開始してから10分なので・・・申し訳ない。達成感もない。

   ここは矢部村






釈迦岳の狭い山頂からの絶景! 右端奥にこれから向かう御前岳とその稜線。左側は福岡県側の眺望となる。山頂は良く見ると切立った場所で左下は断崖絶壁である。ちょっと怖い。 



 

釈迦岳山頂のお釈迦様
山頂にはやさしい顔をしたお釈迦様が鎮座されている。釈迦岳の山頂のシンボルである。

   一等三角点

御前岳へ向かう  8時32分
10分程休憩して先に進んだ。
すぐに垂直の岩場となって、ロープのお世話になる。


   慎重に!





釈迦岳山頂から稜線に下って振り返ると・・・山頂はかなりの尖峰で驚いた!  8時42分


 

ミツバツツジがお出迎え  8時45分
鮮やかなピンクが目に飛び込んできた!

  
 可愛

 

釈迦岳山頂から500m地点通過  8時51分
アップダウンを繰り返すも快適に進む。

   快晴






再度振り返ると車を停めたレーダー棟のある普賢岳(左)、釈迦岳山頂(右)が確認できた。



 

快適な稜線歩き  8時58分
ミツバツツジを観賞しながらゆっくりと進む。

    鮮やか






前方には御前岳。 新緑の中にミツバツツジがチラホラと咲いている。  9時00分



シャクナゲもお出迎え  9時12分
登山道から少し離れた所にシャクナゲを見つけた。
日当たりがいい場所の早咲きだろうか?


   可憐なこの花は?

釈迦岳山頂から1.2km地点通過  9時17分
気温が上がって暑くなってきた。

    順調
  






御前岳が目の前に・・・釈迦岳と同じく、かなりの尖峰である。  9時32分



 

シオジ原生林への分岐  9時38分
御前岳の斜面を上って行く。 
山頂直下のところでシオジ原生林への分岐があった。


  

 

3、御前岳山頂  9時41分  1211m
釈迦岳からの2kmの稜線歩き終了。
釈迦岳から1時間09分かかった。ちょっと遅いかも?


    山頂碑 

 

静かな山頂でのひととき
感じの良いご夫婦の登山者と暫し談笑。
山好き同士の会話は弾む。アゲハチョウものんびり。


    アゲハチョウ

 

御前岳山頂に通じる登山道は・・・4本
山頂へは杣の里・源流の森・釈迦岳・シオジ原生林から4本の登山道が伸びている。

    ホッと一息

 

御前岳から釈迦岳へUターン  10時05分
山頂で休んでいると、汗をかきながら登山者がどんどん上ってきた。 私たちも重い腰を上げて、今歩いて来た稜線を戻ることに。

   さあスタート

 

4、釈迦岳山頂  10時55分
御前岳からの復路は50分。2度目は達成感あり。
休憩していると帽子にチョウがとまった。


   サプライズ

 

5、普賢岳(釈迦岳レーダ雨量観測局展望台)に戻ってきた  11時17分
これから車で移動して渡神岳登山口に向かう。

   あと一山






レーダー棟の駐車場から、今、往復してきた釈迦岳(左)〜御前岳(右)の稜線を望む 11時25分



 

レーダー棟を後にして下る  11時30分
細い車道を対向車が来ないことを願いつつ椿ヶ鼻ハイランドパークへ下って行く。

    風力発電 

 

石立峠(登山口近くに駐車)  12時01分
登山口は車が停められないので少し離れた路肩にスペースを見つけて駐車した。

   道路標示

 

6、渡神岳登山口  12時11分
車を停めた場所から100m程歩いて登山口へ到着。赤テープに沿って植林帯に入る。

   →が黒で訂正

 

樹林帯の中を歩く  12時22分
最初はなだらかな坂道も徐々に勾配がきつくなってくる。黙々と上って行く。

   新緑の中を!






渡神岳の肩で休憩後、山頂を目指す。 グリーンのトンネルが気持ちいい。  12時52分


 

7、渡神岳山頂  12時54分  1150m
山頂では親子三世代のファミリーが楽しそうにお弁当タイムだった。ほのぼのとしていた。

   とがみだけ

 

昼食タイム  13時02分

山頂から10m程下った木陰で我々もお昼にすることにした。 天ぷらそばが旨かった。
昼食中、周辺にチラホラとピンク色が見え隠れする。あの花は・・・と思ってよく見ると、それは石楠花(シャクナゲ)の花だった。
親子三世代のファミリーが昼食を終え下山すると、賑やかだった山頂は静かになり、なんとなく寂しくなった。

 

山頂付近に咲く石楠花(シャクナゲ)
花をつけているシャクナゲは少なかった。
蕾には小さな虫が群がっていて可哀そう。


  つぼみ

  狭い渡神岳山頂 
山頂から椿ヶ鼻ハイランドパークへ続く緩やかな登山道もあるが、2時間位かかるらしい。

   整備されている
 

渡神岳山頂からの風景
残念ながら遠くは霞んでいる。
すぐ下にシャクナゲが咲いていた。ポカポカと暖かい。


   小さな祠に参拝

 

記念撮影を終えて下山  13時34分
津江三山も無事に踏破し、あとは急坂を下り石立峠へ下るだけ。山頂では40分寛いだ。

    さあ下山!

 

急坂を慎重に  13時42分
足下は滑りやすい。ロープや木につかまりながら下って行く。足元でヘビかと思ったら・・・。

   マムシグサ

 

8、渡神岳登山口  14時03分
無事に、しかも29分で下山。上出来だ!
今日はニューピークを3つも制覇して大満足。
T師匠お誘いありがとうございました。

   静かな石立峠

 背後のカラー 

訪問ありがとうございました。
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