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長門峡道の駅〜高羽ヶ岳〜物見ヶ岳〜

天狗岩〜長門峡道の駅

 

高羽ヶ岳&物見ヶ岳

 

2012年11月18日

 

昨年同時期に長門峡を歩いたが、今年はその長門峡の玄関である「長門峡道の駅」の正面に位置する高羽ヶ岳〜物見ヶ岳の縦走を試みた。
今回のメンバーは下関在住の経験豊富なT井さんご夫妻とT師匠と私の4人。
紅葉は終盤に近づき落葉も多く、山は冬支度を始めていたがお天気に恵まれて楽しい山歩きだった。





天狗岩から晩秋の山並みを望む 


<コース概要>

1、長門峡道の駅  7時34分  〜 2、阿武川踏切 〜 3、林道たたら線(登山口) 〜
4、タタラ川 〜 5、高羽ヶ岳山頂 〜 6、岩倉峠 〜 7、物見ヶ岳山頂 〜 8、天狗岩(昼食)〜 
9、
相の木踏切 〜 10、長門峡道の駅  14時14分

         

「長門峡道の駅」駐車場  7時20分
早朝5時に北九州を出発。
途中下関のT井夫妻と合流して長門峡に向かった。
所要時間約2時間20分。広い駐車場にはほとんど車が停まっていない。気温4度と冷え込む中、そそくさと準備を整える。長門峡方面になる背景の山肌は紅葉が色あせ始めている。Tリーダーから本日のコース説明を受けイメージを頭の中に描く。
今日は約6時間の行程なのでちょっと安心。

  1、「長門峡道の駅」駐車場を出発  7時34分
川沿いにあるモミジがとても綺麗に色付いている。
道の駅方面へゆっくり歩いて行く。


   紅葉真っ盛り
  長門峡道の駅を通過  7時39分
道の駅売店の女性から、「帰りに寄ってよ」と声をかけられて通過。全員クマ避けの鈴を鳴らしながら歩いているので目立つのかな〜。

    カラン♪カラン♪
  道路から登山道へ向かう  7時44分
道の駅から国道9号線を北に直進して3分程で右に曲がるのだが、全員初めての山なのでまずは登山口を探しながら進む。標識が欲しい。

   MAP確認
  2、阿武川踏切を横断  7時47分
順調に登山口へ向かう。畑や水田の中を通り抜けるとすぐに「やまぐち線」の阿武川踏切に到着。
その踏切を渡って更に直進!


    単線です 






阿武川にかかる赤い鉄橋と朝日に照らされる山並み  7時48分


 

3、林道たたら線 (登山口)  7時50分
「御堂跡」の白い看板が目に飛び込んできた。
登山口の表示はないが、どうやらここが登山口らしい。これから先は林道歩きとなる。


   お寺があったの?

  林道は落ち葉のじゅうたん 7時52分
林道は一面、赤や黄色の落葉でふかふかだ。前日までの雨で濡れているが、足を運ぶに連れ「シャッ、シャッ」と小気味よい音をたてる。

    ヤマジノギク?
  栗がゴロゴロと・・・  7時59分
林道には栗がたくさん落ちている。しかし、肝心の中身はどれも入っていない。ナゼ?

   秋ですね♪

4、タタラ川 8時02分名の由来は鉄の産地?

   
林道の左下にタタラ川を見ながら進んで行く。
結構水量が多くて水音もゴウゴウと鳴り響く。
自然に浸って歩いていると、今度はヒノキの植林帯が現れた。静かな植林の中で鳥の囀りを聴き、川の流れの響きを体に感じながらの山歩きはとても癒される時間である。

しかし・・・この快適な時間もそう長くは続かなかった(涙) 

 

 
静かなヒノキの植林帯を通り抜ける
 

林道もここで終わり  8時14分
休憩をとりながら地図で現在位置を確認。ここからタタラ川に沿って上ることになる。

   大きな葉っぱ 

  クマ出没!注意!  8時18分
地図を確認後、「クマ出没注意」の看板から右手に伸びる道を進んだ。さっきまでうるさく感じていたクマ鈴がとても頼もしく思えてくる。

   クマよ出るなよ〜 
  倒木、倒木、倒木・・・・  8時20分
本格的な登山道になったと思ったら、それに加えて障害物がたくさん・・・うっとうしい道だ。

   嫌になる道
  タタラ川沿いに進む  8時26分
水量の多いタタラ川の横を歩く。岩は苔むして滑り易い。時折開けた場所に出るとホッとする。

   辛抱、辛抱
 

川を右に左に・・・  8時28分
何度もタタラ川を渡り川沿いに上って行く。時には道を探しながら藪の中をかき分けて・・・(悲)

    藪漕ぎが大変

 

難路は続く  8時37分
先行するベテランのT井さんが小さなノコギリを持参されていた。登山道にはびこる枝葉を切り払って進んでくれるので、後方のメンバーはお陰で非常に助かりました。ありがとうございます。
このような藪漕ぎ難路では登山道から外れないように赤テープも見逃せない。先行者は体力&判断力&注意力が必要だ!






タタラ川の清流を見ながら上っていく  9時04分  難路に苦戦して汗が出る



 

官行造林の看板  9時07分
連続する滝を見て、「これが三連の滝?」「どれが?」と話しながら上って行くと、道は官行造林の看板から左に折れて川から離れて行った。

   矢印表示がある

  危ない、危ない  9時17分
上るにつれて登山道は再び川に近づいたが、気が付くと・・正に崖っぷち。下を見るとタタラ川の流れが見える。滑落しないよう慎重に進む。

    三連滝かな?





急勾配の斜面をあと少し、あと少しと上って行く   9時53分


 

二股を右に  10時13分
急勾配の斜面を上りやっと「二股」という地点に辿り着いた。ここから表示に従って右へ進む。しかし山頂まではもうひと踏ん張り!

  
 高羽ヶ岳は右

  5、高羽ヶ岳山頂  10時25分  761m
山頂に近づくにつれて登山道が笹に覆われてきた。しかし、山頂部分は親切に笹が刈られていた。
6畳くらいの狭い空間で展望はなし。


    山頂プレート
  山頂プレートと共に記念撮影  10時28分
約8分休憩して再び背丈ほどある笹の登山道に突入!物見ヶ岳へGO! 一旦鞍部に下る。

   前が見えない
  ちょっとビックリ!  10時41分
スズメバチの巣かと思ったら木のコブだった。
足下にはツルシキミの赤い実が光っている。

   真っ赤
  6、岩倉峠  11時00分
高羽ヶ岳山頂から30分弱で岩倉峠に下りてきた。林道すぐ横に登山口の標識を発見。

    物見ヶ岳へ
  岩倉峠で登山道探しに一苦労  11時06分
「赤テープはどこだ?」 「たぶんこの辺だと思うんだけど・・・」 「わかった、こっちこっち」

   安心、安心
  雑木林の中を進む  11時22分
小さなアップダウンを繰り返して山頂を目指す。途中シキミがたくさん群生していた。

   シキミの花?
  7、物見ヶ岳山頂  11時44分  745m
山頂は狭かった。遠く山並みが見えるがよくわからない。天狗岩で昼食なので先を急いだ。

  
  山頂碑

 

 
  物見ヶ岳山頂で記念撮影  11時52分
山頂には天狗岩を示す青い矢印の標識があった。さっそく天狗岩を目指す。この先で道は二手に分かれるが左に進む。

   天狗岩まで5分






8、天狗岩  大展望が目の前に広がった  11時57分  防府方面もかすかに見える?



 

昼食タイム  12時04分
さっそくお弁当を広げて腹ごしらえ。空を見上げると、ブルースカイ。飛行機も真上を通過。

   爽快!

  ポカポカの山頂  12時08分
大岩は斜めに傾いているので座り心地は今一歩。後方は切れ落ちているので要注意だ!

    おにぎりとカップ麺  





食後はコーヒータイム。大岩からの展望を楽しんだ。  12時27分



 

記念撮影をしてさあ下山  12時36分
快晴、無風の好条件の中、45分の昼食休憩を終えて元気回復!もう少しゆっくりしたいという気持ちを抑えてようやく立ち上がった。
これから下山まで約1時間20分だ。
昼食を終えて、「ザックは軽くなったが、体が重くなった!」そんな冗談を言いながらザックを担ぐ。
さあ頑張って歩きましょう!

笹で道が見えない  12時40分
天狗岩からの下山道は笹の道から始まった。
岩や倒木そして穴による段差等が笹に隠れてつまずき易い。注意して恐る恐る足を運んだ。

   急斜面 12時52分

  境界見出標 120番 右へ  13時13分
ここで道が分かれていた。左に進みたくなるが、よく地図を確認すると右手が正しい。赤テープを確実に見て歩かなければ・・・。

   注意!注意!
  木漏れ日のあたる雑木林  13時36分
赤テープに沿って尾根を下って行くと、気が付けば植林帯の中を歩いていた。

    快調に下る
  水路のある林道に出会う  13時45分
林道を横切りその先の植林帯へ進もうとすると、足下にイノシシ対策と思われる電気の流れる柵が・・・足を引っ掛けないように!

   用心、用心!
 

物見ヶ岳登山口  13時49分
下山完了! 民家の横を通り国道へと向かう。
森を抜けてきたら陽射しが強くとても眩しい。

  登山口表示

 

線路を跨いで国道9号へ  13時51分
ここが相ノ木踏切??ではなかった。国道を渡り右へ進んで長門峡道の駅を目指す。

    すみません

  9、相ノ木踏切  13時52分
右を見ると相ノ木踏切があった。これって人とバイク専用?遮断機は?ま、いいか()

   テクテクと・・・
  10、長門峡道の駅駐車場  14時14分
のどかな風景を見ながらそのまま国道9号をブラブラ歩いて道の駅へ向かう。 GOAL!

   駐車場は満車
 背後のカラー 
訪問ありがとうございました。
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