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 道原浄水場駐車場〜林道ゲート〜尺岳登山口〜尺岳山頂〜
                      尺岳登山口〜菅生の滝〜道原浄水場駐車場

 

尺岳と菅生の滝

 
 2013年2月17日

今回は比較的短時間で、ビギナーも安心して歩くことのできるコースを選んでみた。
道原浄水場横の駐車場に車を停め、まずは林道歩きから始まるが、途中登山道に分け入って尺岳に向かう。
小さな沢沿いに上って行くここからの登山道はとても雰囲気の良いコースだった。下山時の最終は菅生(すがお)の滝に下りる急坂で思いもよらず手古摺ってしまった。




下山後に菅生の滝を眺める

<コース概要>

1、道原(どうばる)浄水場駐車場  7時48分 〜 2、林道ゲート 〜 3、尺岳登山口 〜 
4、尺岳の肩 〜 5、尺岳平 〜 6、尺岳山頂 〜7、尺岳平(昼食) 〜 8、尺岳の肩 〜
9、尺岳登山口 〜 
10、
菅生の滝分岐 〜 11、菅生の滝 〜 12、道原浄水場駐車場  12時51分 

                 

道原浄水場駐車場 到着  7時32分
小倉南区県道322号線徳光信号から鱒淵ダム方面に約4キロ行くと、道原の分かれ道に行き当たる。
そこから右の菅生の滝方面に進む。
更に1.5キロ程進むと左手に道原浄水場がある。
駐車場は進行方向に向かって浄水場の反対側の右手にあるが、道路より少し上に位置しているので注意しないと通り過ぎてしまう。

  1、道原浄水場駐車場 スタート  7時48分
お天気は上々、支度を整えて気分よく出発した。
まずは浄水場横の舗装道路を歩いて行く。


    静かな朝
 

古びた道標の分岐を左に  7時54分
古びた石の道標が目に飛び込んできた。
「菅生の滝道」「左あかまつの・・」と刻んである。
ここから左に進んで貯水池方面に下りていく。


   左に進む 

  道原貯水池  7時56分
静かな貯水池を横切って進んで行くとまた分れ道だ。
右を見ると林道ゲートが見えた。


   右へ進む
  2、林道麻生線ゲート  7時58分
ゲートの横をすり抜けて登山開始となる。
まずはウォーミングアップの林道歩きが続く。


   林道スタート
  酸漿(ほおずき)橋  8時18分
鬱蒼とした竹林を眺めつつ、舗装された林道を進んで行くと小さな橋が現れた。

   読めなかった  
  菅生の滝への分岐を通過  8時32分
帰りにここから菅生の滝に寄ることにして、この分岐を通過して先に進んだ。

    表示を確認
  林道開通記念の石碑  8時48分
林道は約7.3キロで、10年を要して昭和55年に開通したと記されている。

   歴史を刻む
  3、尺岳登山口  8時50分
開通記念碑から目と鼻の先に尺岳登山口があった。
ここから左へと入っていく。


    尺岳へ
  沢沿いに上って行く  9時02分
自然林の中を進んで行くと、すぐに小さな川の流れに沿って歩くことになる。これがとても雰囲気のある道で、歩くのが楽しくなってくる。ここから進むにつれて沢を左右に計6回渡ることになるが、時折浅い川の中に入って歩くこともある。苔むす岩や木々に足を滑らせないように注意して歩いた。とにかくこの谷筋は緩やかな勾配なので快適に歩くことができる。






苔むす沢を上って行く  9時12分


 

三本の大杉  9時26分
道は次第に沢から離れていく。すると左前方から大杉が3本迫って来た。通り過ぎると徐々に杉やヒノキの植林が目立つようになってきた。

   植林帯

  4、尺岳の肩  9時44分
九州自然歩道に飛び出した。
ここは日陰になるのか雪が残っている。


   尺岳方面へ
  5、尺岳平  9時50分
広い尺岳平に到着。尺岳山頂ももうすぐそこだ。
すぐに山頂へ向かった。


   あと少し
  6、尺岳山頂  10時02分 608m
山頂に祀られている尺岳権現に登頂お礼参拝をして、遠くの皿倉山などを確認する。

   右が皿倉山





尺岳山頂の方位版 10時04分


 

7、尺岳平の東屋へ  10時12分
山頂から3分で尺岳平に下りてきた。さあ、ちょっと早いが腹ごしらえ。気温はマイナス3℃。

   尺岳休憩所

  食事を終え尺岳平を出発  10時45分
5分で尺岳の肩に戻り、登って来た道を菅生の滝まで一気に下りて行く。

   8、尺岳の肩
 

三本の杉を通過  11時02分
川のそばで炭焼き窯跡の石組みを見つけた。
いったいいつ頃まで使っていたのだろう?


   石組みが残る

  沢を渡り下って行く  11時16分
やはり下りはペースが速い。
川の流れと共に調子よく下山していく。


   快調、快調
  9、尺岳登山口  11時30分
林道に出てゆっくりと下って行く。もう下山かと思うとちょっと物足りない気分だった。

   テクテクと
 

10、菅生の滝への分岐  11時40分
ここから菅生の滝へと下って行くのだが・・・。
途中からズルズル滑る急坂が待っていた。

    赤い矢印 

  最初の分岐は通過  11時41分
先ほどの分岐から歩いていると、すぐに左へ下る道があった。赤テープ表示がしてあるので、大丈夫だと思ってつい下りたくなる。この道は菅生の滝のすぐ横に通じる道だと思われるが、かなり厳しい急坂で今は通行禁止となっているはずだが・・・。「テープはあるんだけどな〜」と思いつつ、この分岐から下ることはあきらめてそのまま真っ直ぐ進んで行く。
 

急坂をズルズルと  11時48分
ロープを張った急坂が現れた。道はぬかるんでズルズル滑って踏ん張りがきかない。

   必死、必死

  ようやく川に辿り着いた  11時56分
下り終えて左に進んで行く。滝の音も大きく聞こえ始めてきた。
菅生の滝もすぐ近くだ。


   期待を胸に
  たきみばしと菅生の滝  11時57分
橋の左横にここからの登山を禁止する看板が設置されていた。崩落の危険があるようだ。

    警告表示




11、菅生の滝  11時58分
紫川の上流、道原の国有林内にあり、水源は福智山から発しています。
一ノ滝から三ノ滝まで三段に分かれ一の滝が最も高く約30m、白銀のような滝を仰ぐと冷気が肌にしみ、夏でも暑さを忘れさせてくれます。
地名のいわれは、婦人の化粧も滝のしぶきで素顔(菅生)になるところから。



 

須川神社  12時05分 
たきみ橋を渡ると正面に須川神社がある。ここから右に曲がって川沿いに下って行く。

   曇ってきた

  お地蔵さん  12時08分
たくさんのお地蔵さんに見られているような気がして少々緊張しながら歩いて行った。

   不動明王
  小さなグリーンの橋  12時09分
不動明王を通り過ぎると右手にグリーンの小さな橋が現れた。この橋を渡った場所が、菅生の滝から尺岳へ取り付く登山口となっている。先ほど我々が苦労して下って来た急坂道に続く道である。
この橋は渡らすにそのまま下って行く。そうすると、目の前にトイレなどが見えてくる。
川に降りて泥だらけの登山靴を洗った。
 

大きなグリーンの橋を渡る  12時19分
トイレの右下にグリーンの橋が架かっている。その橋を渡ると登山道の表示がある。

   道原方面へ

  菅生の滝駐車場  12時26分
約50台は停められる広い駐車場である。
この駐車場を通り抜けて舗装道路を下る。

   車の離合困難
  菅王寺(すがおうじ)  12時31分
道路の左手にお寺が現れた。ここの境内にも不動明王が祀られていた。

  
  道路の両脇に広い駐車場  12時36分
夏場は涼を求めて滝見物の市民がたくさん訪れ、きっとこの駐車場も満杯になるのだろう。

   トボトボと
  道標に戻ってきた  12時47分
今朝はこの道標から道原貯水池方面へ下って行ったが、帰りは菅生の滝からまたこの道標に戻ってきた。
今は舗装されているこの道だが、この道標を見るにつけ、いったい昔はどのような道だったのか、そんなことを想像してしまう。

道標の裏の文字を何度も読もうと試みるが、自分では判読が出来ない。道標が建てられた古の時代にタイムスリップしてみたい。
  12、道原浄水場駐車場 12時51分
道標から4分で駐車場へ戻ってきた。
ゆっくり歩いて約5時間の行程だった。

   お疲れ様〜
 背後のカラー 
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