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大蔵嶽神社〜オニイタヤカエデ〜大岩〜権現窟〜大蔵ヶ岳山頂〜
大展望岩〜大蔵嶽神社〜SLやまぐち号(JR地福駅)〜長門峡

 

大蔵ヶ岳&SL&長門峡

 

2011年11月3日

 

紅葉を求め山口市阿東町の大蔵ヶ岳を訪れた。
11月と言うのに日中の気温は24度。今年は暖かい日が続く異常気象なのか残念ながら例年の紅葉を目にすることは出来なかった。
しかし、下山後にSLやまぐち号でノスタルジックに浸り、長門峡を6キロ歩き通して山口の秋を満喫した。
 




十種ヶ峰(とぐさがみね)が見える大蔵ヶ岳山頂

 <コース概要>

1、大蔵嶽神社 7時34分〜 2、大岩〜 3、オニイタヤカエデ〜 4、権現窟〜 

5、大蔵ヶ岳山頂〜 6、大展望岩(昼食)〜 7、大蔵嶽神社<参拝> 11時37分 〜 

8、地福駅(SL見学)〜 9、道の駅 「長門峡」 12時41分 〜 10竜宮淵 14時39分


 


大蔵嶽神社駐車場  7時14分

誰もいない駐車場。ひょっとすると、目指す大蔵ヶ岳は本日貸切状態かも知れない?

    阿東地福上

 


1、大蔵嶽神社出発 7時34分

静かな駐車場で準備を整え4人でスタート。
登山口は神社の横の道を真っ直ぐ進んで行く。


    クマ注意の張り紙

 


整備された登山道  7時46分

地元の方のご尽力だろうか?笹が刈り取られて歩き易くなっている。クマ鈴の音だけが響く。

    アキチョウジ

 

 


滑る沢を上って行く  8時07分
苔むした岩はツルツルと滑って危ない。慎重に歩こうとするが、バランスを崩して「ハッ」とすることが何度もあった。まだまだ修行が足りない。三人を必死に追いかけて沢を上った。
しかし、蒸し暑い中この沢の流れは、心身ともに心安らぎ、気持ちのよい空間だった。
このような沢を何度か繰り返して上って行く。
 


2、大岩の間を歩く  8時27分

木立の中に大きな岩が二つ・・・その間を通り抜ける。気がつけば汗がビッショリで・・・11月というのになんと暑いことか。上着を脱ぎ、袖もまくって上って行く。
この辺りがこの登山道の中間地点となる。この先、次第に勾配が急になってくる。
焦らず、息を整え一歩一歩。




3、オニイタヤカエデ  推定樹齢400年  8時34分

登山口から1時間、ひと際大きな木に遭遇。思わず見上げてここでちょっと休憩。


 


急坂をジグザグに登る  8時45分

落ち葉がたくさん積もった、細くて急な登山道を上って行く。滑りやすいので要注意だ。

    マムシグサの実

 





4、権現窟  8時59分  この県下最大の権現窟は大蔵嶽神社の上宮となっている。

登山の安全を祈って山頂へ向った。



 


山頂への分岐  9時05分

権現窟から少し下ったところに山頂への分岐があった。右の道が登って来た登山道だが、この分岐は登ってくるときは気付かなかった。

     笹に隠れて見づらい

 





視界が徐々に開けてくる。ここまで登ってくると木々も色付いている。 9時10分







 

大展望岩への分岐  9時17分

表示には視界180度のパノラマと書いてある。大展望岩には行かず、まずは山頂を目指す。

    見落としそう

 


紅葉の木々の間に「十種ヶ峰」  9時20分

大展望岩への分岐から視界が開けてくる。遠くの山並みも見ることが出来て気分も晴れる。

    紅葉が美しい




林道と合流  9時23分

両側笹に覆われた登山道を歩いていたが、広い道に出会った。正面の石段を上っていく。

    山頂まであと少し

 
 


5、大蔵ヶ岳山頂  9時31分  834m

石段を上ると、笹が刈り取られ整備された平坦な登山道となる。5分程で山頂に到着した。なんとなくあっけない登頂だった。三角点はここにはないらしいが、山頂の松の木に山頂碑が掛けてあった。遠くに格好の良い「十種ヶ峰」が見えるので、暫し休憩して記念撮影をした。 
登山口から1時間57分だった。

 


狭い山頂

周囲は草木に覆われあまり展望は良くない。
山頂に「ムラサキシキブの実」がひっそりと・・。

    綺麗な実

少し休憩して、大展望岩へ向かった!  9時54分


 


大展望岩への分岐  10時01分

先ほどの分岐に戻ってきた。この分岐を右へ進むとすぐに大展望岩へ辿り着いた。
そこには180度のパノラマが広がっていた。
下界には阿東町の街並みが見える。そして、よく見ると登山口の大蔵嶽神社の屋根と、色付いたイチョウの木が見えるではないか!
全体の紅葉は今一歩だが、十分秋を感じる風景である。素晴らしい眺めだ!




6、大展望岩   阿東町の街並みが正面に見える  10時04分




色付いた綺麗な山並み




大展望岩の上に立つ!  下は崖になっていて危険だ!  10時07分

  ランチタイム  10時08分

ここでちょっと早い昼食。
絶景を見下ろしながらおにぎりにパクつく。 

     阿東町


あの田んぼの辺りに線路があって・・・「SLが走らないかな〜」と勝手に思う。
この時、大岩はほぼ無風。気温も高くポカポカでベストランチタイムだった。




左手に十種ヶ峰が見える

昼食を終え下山  10時44分

わき目もふらず一気に下る。
サワガニさんもビックリ!

   逃げ足早い

  7、大蔵嶽神社・下山完了  11時37分

大展望岩から約1時間で下山してきた。
結局、本日の大蔵ヶ岳はやっぱり貸切だった。

   お疲れ様でした 

という訳で、無事下山のお礼に神社にお参りすることに・・・



 

大蔵嶽神社参拝  11時49分

お賽銭をあげていると、宮司さんが突然現れて各人お祓いをして頂いた。おまけに御洗米まで頂いて恐縮致しました。

    頂戴した御洗米


早目に下山したのでちょっと物足りない気分。
そこで
SLやまぐち号を見学に・・・


 

8、地福駅でSL見物 12時03分

地福駅は山口市阿東地福上にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山口線の駅である。

    JIHUKU

 
 

地福駅のホームから大蔵ヶ岳が見える

  


のどかな風景に心安らぐ


 

SLやまぐち号  C571  12時17分

汽笛を鳴らし力強くホームに入ってきた。
ホームには子供連れの見物客が集まってきて賑わっている。
それにしても駅を出発するときの汽笛の音はものすごい音量だった。のどかな無人駅と久しぶりに動くSLを見て、ノスタルジックに浸り、それぞれが昔を思い出し懐かしんだ。


 

 



SL見物の後・・・「長門峡に行ってみよう」と言うことになった。どうやら「もみじ祭り」開催中らしい。

 

9、長門峡(ちょうもんきょう)入口 12時49分

道の駅「長門峡」はお祭りでとても賑わっていた。露店もたくさん出て、カラオケ大会などのイベントもたくさん行われていた。
ここをスタートして長門峡に突入、ずっと渓谷を歩いて行く。竜宮淵まで歩くと全長約6キロの行程である。もちろん、2時間かけて竜宮淵まで歩きました。歩き出したら止まらない()







 

 



紅葉が始まった渓谷沿いを歩いて行く


 

鮎料理「鈴ヶ茶屋」  13時48分

ちょうど1時間歩くと「鈴ヶ茶屋」に到着。
紅葉を見ながら食事をするのもよさそうだ。


   水分補給


 

 


鈴ヶ茶屋より上流は山口市阿東町、下流は萩市となる。




穏やかな川の流れと紅葉




紅葉が鮮やか


 

紅葉橋  14時31分

赤い「紅葉橋」から景色を楽しむ。

    絶景かな

 

10、竜宮淵 竜宮茶屋  14時39分

やっとゴールが見えてきた。この辺りは竜宮淵と言われ、水面は穏やかに流れ、木々を映して静かで落ち着いた表情を見せるところである。水底に竜宮があるとのいい伝えがある。
水面を見ると大きな錦鯉がたくさん泳いでいた。本当に竜宮があるかも?
いや〜それにしてもいい汗かきました。

 

 

 
 

紅葉見物の人で賑わうお店  14時50分

ここから30分かけて道の駅「長門峡」まで、居眠りしながらシャトルバスで帰りました。

    シャトルバス


今回は大蔵ヶ岳登山をした上に、SLやまぐち号を見学し、おまけに長門峡ウォーキングを楽しんで本当に満足のいく一日だった。総歩数15700歩。 
戸島師匠、坪井ご夫妻にお世話になりました。ありがとうございました。

 背後のカラー 
訪問ありがとうございました。
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