ご訪問ありがとうございます。
よろしければ他のページもどうぞ
   HOME へ


鱒淵ダム〜(七重の滝コース)〜豊前越〜からす落〜

福智山山頂〜福智平〜福智山山頂〜からす落〜

(ホッテ谷新道)〜ホッテ谷分かれ〜鱒淵ダム


七重の滝  福智山

2010年8月8日


酷暑の中、福智山を目指した。
しかし、七重の滝コースは、木陰の中を歩く距離が長く、しかも、滝を見ながら登って行くので、暑い中ではあるが非常に気分よく歩くことが出来た。こんなに次々と滝が現れるコースは他に見たことがない。
秋もよさそうだ。





コース概要
1、鱒淵ダム 7時02分 〜 2、七重の滝コース) 〜 3、豊前越 〜 4、からす落 〜 
5、たぬき水 〜 6、福智山山頂 〜 7、福智平 〜 8、福智山山頂 〜9、たぬき水 〜 
10、からす落 〜 11、ホッテ谷新道) 〜 12、歩庭(ホッテ)平 〜 13、ホッテ谷分かれ 〜 
14、鱒淵ダム 14時13分






1、鱒淵ダム  7時02分

今日はベテランの師匠三人にお供させて頂いた。7時前に現地集合。仕度を整えさっそく歩き始めた。空は快晴で、とても暑くなりそうな気配である。先着している車は10台程で、そんなに多くないようだ。聞くところによると、最近の大雨の水害で登山道がかなり荒れている様子だ。




のんびりダムを歩く  7時07分



湖面にはバス釣りのボート。




一般車両進入禁止のゲート  7時09分

途中、散歩をしている人から、「昨日、福智山で遭難騒ぎがあった」と聞かされた。幸い何とか無事だったようだ。

最近、TV等で中高年の遭難の報道をよく目にするが、自分達も気をつけなければ・・・。

そのまま、平坦な舗装道路をセミと小鳥の合唱を聴きながら歩いて行くと、やがて左手に赤い橋が見えてくる。




赤い橋(ますぶち橋)を渡る  7時12分






橋を渡って右に進む  7時14分

橋を渡ると福智山まで5キロの標識がある。






九州自然歩道の入口  7時29分

このコースには入らず、舗装道を先に進む。




土砂崩れのためご注意の表示があった。

2、七重の滝コース  7時31分

舗装道の左手に七重の滝への登山道が現れる。以前修復された道路がまた流されている。






ハングルの表示  7時37分

最近韓国からの登山ツアー客が訪れるらしい。

以後ところどころでハングルを見かける。






七重の滝入口橋の碑  7時38分

草に隠れて見落としそうだった。






杉林の中を歩く  7時40分

H師匠によるデザインの「健康づくりの標識」が立てられている。なんとも嬉しい気持ちになる。



ダイコンソウ




川を渡る  7時49分

歩いているとシマヘビさんがご挨拶で足元をニョロニョロと横切った。さすがに驚いて飛び上がった。やっぱり気持ちのいいものではない。

しばらく歩くと・・・大雨による水害で橋が流されていた。慎重に川を渡る。ベテランの三人の師匠はあっという間に渡ってしまい、取り残された。(笑)




赤い橋が現れたが・・・  7時53分

この橋は土砂で埋まっていた。大丈夫なの?






七重の滝  一の滝  7時54分

赤い橋を渡ると直ぐに「一の滝」が現れた。

綺麗な立派な滝であった。風がすこしひんやり感じて、夏の暑さを忘れさせてくれる。



ヤブミョウガ




鎖場  7時55分

一の滝を過ぎると直ぐに、急な鎖場が立ちはだかる。

上を見上げるとH師匠はもう上に。さすが、福智山には1000回を越える実績が・・・。

また置いて行かれそうになるが、慎重に鎖を手に登った。

 

 

 慎重に登る。






七重の滝  二の滝 7時57分

岩場を登るとそこには「二の滝」。



 



女 滝  8時00分 


少し歩くとまた滝が現れた。「三の滝」と思ったらこの滝は川の流れが違うので名前も別名称で「女滝」ということだった。この滝も見事である。やさしい感じのする滝だった。
それにしても次々と滝が現れてくる。ずっと滝の音を聞きながら歩いているとそれだけで「涼」を感じる。






七重の滝  三の滝  8時03分





七重の滝  四の滝  8時07分

山にもいろんな楽しみ方があるようで、私達みたいに自然を楽しみながらゆっくり歩いて登る人、荷物もほとんど持たずに走る人、大きな荷物を担いで訓練をする人、登山が日課の人等々。そして、信じられないが、滝の中を登る人・・・・実際にこの七重の滝を沢登りする人達もいるそうだが、こんなに水量がある滝を本当に登っていくのだろうか? 一度見てみたい。




七重の滝  五の滝  8時12分






またまた鎖場  8時16分

真下は滝の流れだし、落ちるとヤバイ。ここもまた鎖を手に慎重に登る。といいつつ、結構面白い。慣れた人はそうでもないだろうが、スリリングな一瞬であった。しかし、雨の降る日はマジで怖いと思う。




七重の滝  六の滝  8時12分

流れが凄い。ゴッーゴッーと音に迫力を感じる。ここの「六の滝」だけ、黄色の標識がなかった。きっと雨で流されたのだろう。

誰か標識を付けてあげて下さい(笑)。

 




七重の滝  七の滝  8時19分

一番大きな滝であった。落差15メートルはあると思われる。

全ての滝を写真に撮りながら登ってきたので、少し時間がかかってしまった。

しかし、時間にそれほど制約されず、気ままに山歩きをする方が絶対に楽しいと思う。



「七の滝」の前で記念撮影  8時20分





広い河原で暫し休憩  8時31分

七重の滝から少し歩くと開けた河原に出た。




朽ちた木の橋  8時37分

川にかかる橋は今にも壊れそうだった。

川の横に炭焼き小屋跡なのか?石垣がある。




渓流沿いを歩く  8時43分

厳しい七重の滝をあれだけ登ってきたのに、ここにこんな静かな川があるなんて・・・・。満足。




山瀬に到着  8時44分

ここで左に進むと豊前越を経て福智山方面。右は山瀬越を経て尺岳平となる。左へ進む。


花の上で脱皮したセミのヌケガラ




サワガニ


ウバユリのつぼみ


カラスウリ


3、豊前越  9時15分

山瀬から上りが続いた。九州自然歩道に合流。






からす落  10時00分

明るい広場に出た。

カワラナデシコ。ピンクが鮮やかだ。




からす落で花の撮影

ヤマジノホトトギス




たぬき水  10時11分

からす落から5分ほど登るとたぬき水がある。

ここの水はほとんど枯れたことがないと言うことだ。

しかしT師匠に「この水場の側にはマムシさんのお家があるよ」と言われて、一瞬固まった。

と、その時、U師匠がマムシさんではなく、ヤマカカシさんを発見。やっぱり水場には御用心。




荒宿(こうじゅく)荘  10時16分

荒宿荘の裏側にはバイオトイレ完備。




皿倉山方面を望む  10時17分





クマザサの中を山頂へ  10時27分

今まで森の中を歩いていたので、風景を見ながら登るのはとても開放感がある。




筑前黒田藩・福智社(鳥野神社)の祠

無事登頂のお礼参拝。     10時31分



福智山山頂での記念撮影  10時32分






豊前小笠原藩・福智神社の祠  10時37分

下界が遠くまで見える。




昼食タイム  10時40分

H師匠から冷たい白桃ゼリー、T師匠から冷えたノンアルコールビールを頂いた。お気遣い本当に申し訳ない。とても美味しかった。

山頂には20人程度の登山客がいた。

皿倉方面からの風で、だんだん雲がかかるようになり、じっとしていると寒くなってきた。

山頂の温度計は23度を指していた。




福智平  11時22分

福智山山頂より400メートル下ると、福智平がある。そこにはいろんな花が咲いていた。

この道をずっと下ると鱒淵ダムへ通じる。





ユウスゲ


オミナエシ




アキノキリンソウ




ヘクソカズラ


オカトラノオ


ウツボグサ

 

コバギボウシ




山頂の大岩にH師匠が・・・・。

下山開始  11時46分

山頂で昼食を終え、福知平で花をたっぷり観賞して下山する。

9、たぬき水  12時00分

犬がゴクゴクと水を飲んでいた。

10、からす落  12時08分




からす落からホッテ谷新道へ  12時08分






11、ホッテ谷新道を進む  12時22分






12、歩庭(ホッテ)平   12時32分

山頂から50分弱、ちょっと休憩。




待岩  12時48分






しょうた渡り   12時59分






13、ホッテ谷分かれ  13時01分

ここで、福智平からの九州自然歩道と合流。






つばさ渡り   13時22分

以前ここに橋が・・。ここにも水害の傷跡が・・・。





大きな土砂崩れの跡   13時25分

落石に注意して急いで進む。かなり酷い。






靴の泥を落とす   13時35分

下ってしまうと、靴の泥落としをする為、親切に川岸に「たわし」等が置いてあった。




九州自然歩道のゲート   13時43分

今朝、入らず通過したゲートに到着。舗装道路に出て右へ。今朝歩いた道を引き返す。




ますぶちはし   14時02分





14、鱒淵ダムに到着   14時13分


今日も一日楽しい山歩きが出来た。真夏に歩くのにさぞ暑いだろうと覚悟していたが、日陰が多く、滝もあってそんなに暑さを感じることがなかった。

このコースは魅力たっぷりで、福智山で一番人気のあるコースではないだろうか? 

 
背後のカラー
訪問ありがとうございました。
HOMEへ