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鱒渕ダム〜ます渕橋〜ホッテ谷分れ〜鱒渕ダム  

 鱒渕ダムから ホッテ谷分れ 

 2016年10月23日

朝起きると今にも振り出しそうな曇天だった。しかし、天気予報を調べると終日曇りで、傘のマークはない。山間のお天気は予報通りにいかないとは言え、今日こそは山へ行こうと準備を急いだ。
鱒渕ダムに到着! 曇り空の下、スタートしたと同時にポツポツ降ってきた。




見事に色付いた落ち葉



<コース概要>

1、鱒渕ダム  8時28分 〜 2、登山口 〜 3、ホッテ谷分れ 〜 
4、
七重の滝登山口 前を通過 〜
 5、鱒渕ダム  10時43分

  

 

1、鱒渕ダム  8時28分
鱒渕ダムに到着すると、ダム下流方面から霧が湧いてきた。この状況に「ハァ〜」とため息をつきながら登山靴を履いた。
山は霧で見え隠れしている。
「仕方がない、降ってないだけヨシとしよう!」と気を取り直して出発した。
ところが・・・

 

堰堤にさしかかると・・・
ポツリ、ポツリと雨が落ちてきた(悲)
これから先はどうなるのだろう?と不安になる。他の登山者は誰も歩いていない。
こんな天気の日は、皆さん山行は敬遠するのだろう。それでも歩くことが楽しくて、ひんやりするダム湖の風にあたりながら先へと進んだ。

 

車両通行止めのゲート  8時33分
登山口まで1.6キロ、福智山まで5.2キロの道標を横目にゲートを越えた。

  

  ます渕橋にさしかかる  8時36分
落ち葉が彩る遊歩道を歩いて行くと、すぐに赤い
「ます渕橋」が現れる。渡ることにする。


  



雨も止んだようで、気分よく歩く


 

橋を渡り終えて右へ  8時38分
「ます渕橋」をゆっくり歩き、約2分で対岸に到着。
登山口は右手に進む。


  

 

雨に濡れる落ち葉  8時40分
降り積もった落ち葉が雨に濡れてベチョベチョになっている。気を付けないと滑る。

  





雰囲気の良い遊歩道
「あっ、また雨が降ってきた!」


 

2、登山口  8時53分
鱒渕ダムをスタートして登山口まで25分経過。
ここでウォーミングアップ終了。


    いざ!

 

福智山まで3.8キロ
雨の中、登山口から福智山を目指す!九州自然歩道にはコース看板が設置されている。

   いざ!いざ!






登山口周辺にこの花がたくさん群生していた。  花の名前は・・・?



 

山火事注意の横断幕  8時56分
登山口から川に沿って上って行く。雨のせいなのか、幾分水量が多いように感じる。
登山口から2分程でこの場所に辿り着く。
この赤い横断幕の左下の川べりは、登山靴を洗う場所になっている。
タワシやタオルが設置されており、下山時にとても重宝する。感謝。

 

車両乗り入れ禁止の杭  8時57分 右上へ
林道を真っ直ぐ進んでも右の道と合流するが、杭をすり抜ける方が登山道。

    登山道へ





流れの激しい川を下に見ながら登山道を歩く  9時06分  左側は崖になっている





ミズヒキ (焦点が合い難く、いつも撮影に苦労する)





 崖崩れ跡に驚く!  9時19分  恐ろしい




いつこのような崖崩れが起きたのだろう?  知らなかった!
応急的な修復が行われているので、少し安心だが・・・またいつか崩れるのでは?



 

災害による崩土の注意看板
この川沿いの登山道の斜面は、以前にも崖崩れがあり、今もその爪痕を残している。
今回は以前崩れた場所から10分程上った場所になるが、この辺りの斜面はどうやら崖崩れ要注意地帯と言っていいのでは?
大雨の日の後などは特に注意が必要だ!

 

強羅橋  9時23分
流れの激しい小滝を右に見ながら強羅橋を渡る。しっとり濡れた木製の橋はツルッと滑りそうなので、自然と歩幅が狭くなる。
雨が降り、ゴーゴーと水の音も鳴り響く。
森は一層暗くなって、身も心も緊張する。
崖崩れを見た後なので、「あ〜、いやだ、いやだ」と気持ちが萎える。



 


3、ホッテ谷分れ  9時27分

 ここは九州自然歩道のルートとホッテ谷新道との分岐になる。さあどっちに進もうか?と悩んでいたところに、大粒の雨が降ってきた。傘を差して5分程休憩したが状況は変わらない。 


 

ホッテ谷分れの表示の前で・・・・
雨の中、崖崩れ跡を見たせいか、休憩している間に、何となく気が乗らなくなってしまった。そして、「今日はここまでで引き返そう!」と気持ちが変わってしまった。
ま、こんな時もあるだろうと、ここであっさり下山することにした。


理由はともあれ、根性が足りません。




下山時にまた崖崩れ跡を通過  9時45分  土が雨に濡れて滑る




 

車両乗り入れ禁止の杭  10時04分
下る途中二組の登山者とすれ違う。
「途中で撤退している自分が情けない。」と感じつつ歩いた。

    ヘビイチゴ

 

林道で休憩  10時08分
登山道も終わり、林道をトボトボと歩いていると、黄色い花が目についた。それは雨に濡れてしっとりとした「キンミズヒキ」だった。

    撤退記念の一枚

 

4、七重の滝登山口  10時14分  通過
気が抜けて歩いていると、いつの間にか、今朝入山した九州自然歩道の登山口を過ぎていた。この登山口は、今朝入山した登山口からすぐ隣(徒歩1分程度)にある、七重の滝登山口である。せめて帰りはダムを逆回りで帰ろうと思って歩いていた。ダム堰堤までの所要時間は殆ど変らない。





オレンジ色に染まる落ち葉  10時36分  綺麗だ!






 往路に渡った「ます渕橋」の前を通過  10時39分



 

車両通行止めのゲート  10時42分
ゲートを通過して堰堤へ。

  

 

5、鱒渕ダム   10時43分
ついさっきまで傘を差して歩いていたが、堰堤に到着する頃には雨は上がっていた。

     静かな堰堤


雨の中、秋を感じながら歩いた2時間15分だった!



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