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明神溜池〜黒河内山〜天狗岩山〜魚切山〜狐ヶ峰〜伽藍山〜明神溜池

 

黒河内山・魚切山・狐ヶ峰

 

2012年1月29日

 

今回は山口県山口市の低山(5ピーク)を周回した。
天気予報は終日曇りだったが、登るにつれ陽が射し、冬だと言うのに暑いくらいだった。
低山ながらアップダウンも容赦なく、しっかり汗をかいた。
頂上での景観は見晴らしが良く、のんびりした山口の風景を堪能した。





魚切山山頂から下界(遠くは周防灘まで)を望む

<コース概要>

1、明神溜池登山口 7時47分 〜 2、吉野堤登山口 8時21分 〜 3、黒河内山山頂 〜
4、天狗岩山山頂 〜 5、鞍部 〜 6、魚切山山頂 〜  7、 陶峠 〜 8、分岐 〜 
9、狐ヶ峰山頂 〜 10中国電力鉄塔 〜 11伽藍山山頂 〜 12中国電力鉄塔 〜
13明神溜池登山口 15時12分



1、7時30分
中国自動車道小郡インターを降りてすぐに目に飛び込んできた山群が今日の目的地。標高はさほど高くない。
高速道路の高架をくぐって山に近づいて行くと「この先車両通行不可」との黄色い看板が目に付いた。
更に500m位進むと明神溜池となり行き止まりである。この溜池横の小さなスペースに車を停めた。
 

明神溜池横の駐車スペース
ここは整備されて間もないようだ。植樹がされている間に車を入れて準備開始。
隅っこに明神溜池の災害復旧と全面改修の石碑が建っている。本日周回する予定の低山が溜池の周りを囲んでいる。さすがに朝は冷える。吐く息も白くかじかんだ手で稜線を眺めながら登山靴の紐を結んだ。アップダウンが激しそうだ。
 

 

出発! まずは来た道を下る  7時47分
メンバーは前回と同じくT氏・U氏の両師匠。私は後ろをついて歩くだけである() 
実はこの登山口に車を停めて別の登山口に歩いて移動するのである。低山を周回してまたこの明神溜池登山口に下山してくると言うのが今回の趣向であった。
一旦、高速道路の高架まで歩いて下り右の山を回り込んで登山口へ向かった。舗装道路をトボトボと・・・。
ウォーミングアップだ!
 

  クマに注意!  7時51分
杉の植林を左手に見ながら道路を下って行くと、「クマに注意!」の看板が目に付いた。
「あ〜ここはやっぱり山口県だ」

    街に近いのに!
  道路を外れて右へ  7時52分
クマに注意の看板からすぐ近くに、車中から見た
「この先車両通行不可」 の黄色い看板があった。
その少し先から道路を外れて右へ。


   溜池から下ってきた
 

お地蔵さん  7時55分
突き当たりはまた舗装道路となり右へ進んだ。
お地蔵さんが出迎えてくれ、手を合わせて今日の安全を祈る。
   堂紺公会堂
 

  左手に中国自動車道  8時02分
舗装道路を歩いて行くと左に中国自動車道が近づいて来た。更に進むと右にお寺があった。

   臨海院
  中国自動車の真横を歩く  8時08分
中国自動車道と平行に道路を歩いて行く。
すぐ隣を自動車がビュンビュン走る。


   高速道の標識
  中国自動車道下のガード  8時11分
左手に「山口27」の高速道下ガードが見えてくる。
ここから右に曲がって山手方向に進む。

  
 これが目印
 

この道をまっすぐ進むと登山口  8時12分
道路の左側は建設中の住宅街。
右側は次第に広い畑が広がってくる。
もうじき登山口だ。


    まだかなあ〜 

  2、吉野堤登山口  8時21分
明神溜池から34分かかり黒河内山への登山口に到着。地元の方が草刈りをしていた。

  
 登山口表示 
  ワナ注意の表示  8時22分
イノシシの駆除をしているのだろうか?
登山口左に 「ワナに注意」 の表示。
こんな表示は初めてお目にかかった。ちょっと緊張した。


   右に小さな鳥居が
  登山口を出発  8時22分
最初に黒河内山を目指す。
整備された気持ちの良い登山道を進むと、すぐにムラサキシキブが出迎えてくれた。

   とても綺麗だ
  分かれ道  8時28分
右に分かれる道があったが左側をまっすぐ進む。
登山道も遊歩道みたいで楽チン!と思っていたら徐々に登山道らしくなってきた。


   ピンクのテープも
  森らしくなってきた  8時42分
落葉のカーペットを踏みしめ気分がいい。
一歩一歩、ピンクのテープを辿り上って行く。

  
   ヨイショっと!
  森の中でちょっと休憩  8時50分
雰囲気のある森の中で休憩をとった。
杉の新芽も活き活きと成長している。

    初々しい
 

急登から尾根歩きへ  9時36分
空も見え、山頂かと思ったらまだ先がある。
少々落胆しながら進んだ。低山なので、すぐ登頂できるのかと思えば甘かった。
この辺りから3〜4種類のテープが示してあり、しかもテープがあちこちとあるので、ちょっと不安になりながら・・でも問題なさそうなのでピンクのテープを中心に上って行った。 

  3、黒河内山山頂  10時01分  424m
視界が一気に広がり、眩しい光に包まれる。
山頂はあまり広くない。小休止。

    くろこうじやま 






黒河内山山頂から下界を見下ろす  10時03分  右手に見える「火の山連峰」がかっこいい。



 

黒河内山を出発  10時36分
景色に見惚れて結局30分以上も休憩してしまった。
先を急がないと・・・()


   感想ノート




気分のいい尾根歩き  10時39分


 

4、天狗岩山山頂 10時47分  410m
山頂と言っても尾根の途中に突然表示が現れたので、
「ここが山頂?」 と戸惑った。


   見落としそうだ!

 

地図を確認  10時56分
尾根を下って行くと、「魚切山まで20分」と書いた表示が目に入った。ホントかな〜。
ここから更に急な斜面を下って行く。

    あと20分?

 

5、鞍部  11時09分
ここからまた登り返しとなる。文字が薄くなっているが、
「魚切山まで15分」と書いてあった。


   あと15分?





鞍部から整備された登山道を上ると左手に視界が開けてくる 11時27分



 

6、魚切山山頂  370m  11時32分
魚切山の山頂もあまり広くない、山口市内が一望できる。きっと市民に愛されている山だろう。

   うおきり山頂表示






魚切山山頂より山口市内を望む  左下に今朝車を停めた明神溜池が見える 


 

山頂で昼食タイム  11時56分
山頂は風もなく穏やかで、気温は8℃。
正午になると麓からのサイレンが鳴り響いた。


   これが定番に!






魚切山山頂より  中央右奥の河口付近に「きららドーム」が光る




  昼食も終え再スタート  12時34分
魚切山で約1時間の休憩だった。
栄養補給もバッチリ!手作りベンチに別れを告げる。


   絶好調
 

展望所  12時35分
山頂から30m程下ると見晴らしのいい展望所があった。ここから一気に下って行く。

   ロープを手に下る 

  動物愛護センターが見えてきた 12時44分
下って行くと左側に視界が広がる。
陶峠に近づくと動物愛護センターが確認できた。

  
 ここも登山口
 

7、陶峠(すきたお)  12時49分  206m
魚切山から15分であっという間に陶峠に着いた。
ここを左に曲がり、狐ヶ峰を目指す。
標識には狐ヶ峰なんて全く書いてない。


    下ってきて左へ進む

  馬頭観音方面へ  12時51分
先ほどの陶峠の標識から左に曲がって10mも歩くと
「馬頭観音」への標識が現れた。
その標識の下部に「キツネ峰」と書いてあった。


   登り返しとなる
 

またまた急登  12時56分
ロープをしっかり持って上って行く。ロープは良く見ると高級なザイルだった。これなら安心。

   高級なザイル

 

振り返ると魚切山が・・・  13時01分
登山道の両サイドにはシダがビッシリと茂っている。
山口県の山はシダが多いように思えるのだが・・・気のせいだろうか?


   シダの道

  登り切ったと思ったらまた下る  13時17分
下って少し歩くと狐ヶ峰への分岐に出会う。
まっすぐ行けば馬頭観音となる。

  
  あと少しだ






8、狐ヶ峰への分岐地点で、歩いてきた魚切山、天狗岩山を振り返る  13時25分


 

分岐から取り付く  13時27分
この分岐を少し進むと、登山道は足元のシダも刈り取られ、綺麗に整備されとても歩き易い。

   この赤い実は?

  9、狐ヶ峰山頂  13時41分  354m
ここも山頂は狭い。手作りベンチにザックを下して休憩。上空を雲が通り、パラパラと雨が・・・。

   きつねがみね





狐ヶ峰山頂   354m  本日4つ目のピーク



 

狐ヶ峰を出発  13時50分
地図を確認して最後のピーク伽藍山を目指した。
落ち葉で滑りやすい林の中を下って行く。


    ズルズルと

 

10中国電力118番鉄塔  14時08分
視界が開けたと思ったら大きな鉄塔が現れた。
伽藍山はこの後方に見える山である。

鉄塔の横から藪を分け入って進む。

  
  よく見ると道がある

  11伽藍山山頂  14時16分  291m
すぐに山頂に到着。山頂は林の中で景色は望めない。ひっそりとしていた。

  
  がらんやま
  12118番鉄塔まで戻ってきた  14時26分
周辺はサルトリイバラ(山帰来)が多く、伽藍山への取り付き付近は少々この棘に苦戦した。

    山帰来の赤い実
  鉄塔から鉄塔巡視路を下る  14時29分
ここから車を停めている明神溜池を目指すが、まずは117番鉄塔が目標となる。左の写真の場所は鉄塔のすぐ近く。狐ヶ峰からは右手の道を下って来た。
下り着いたところに右に折り返すような坂道がある。
落ち葉で少々隠れているが、プラスチックの階段になっている。
このプラスチックの階段が中国電力の鉄塔巡視路である。ここから長い階段を下って行く。
  鉄塔案内標識に注意  14時40分
道沿いには鉄塔案内標識が設置されている。
我々は最初この標識の横をまっすぐ進んだのだが行き止まり。どうやらケモノ道らしかった。


   標識を右に曲がる
 

長〜いプラスチック階段を下る 14時50分
117番鉄塔を過ぎ急坂を下って行く。
下ったと思ったらまた上る。アップダウンの連続だ。


   プラスチック階段 

  116番鉄塔に到着  14時57分
ここから眺める魚切山はとても美しい。
鉄塔の右横を歩いて先へ進む。

    絶景
  シダの覆い茂る斜面を下る  15時03分
ナンテンの実も真っ赤になって自己主張し、登山道を彩っている。

    鮮やか
  鉄塔標識の下を左に進む  15時09分
ここからどこへ進むのか?ちょっと悩んだが標識の下の道を左へ進んだ。

   中電鉄塔標識
  U字に凹んだ道を歩くと・・・ 15時10分
進行方向が明るくなり明神溜池が見えてきた。

    無事帰還
 

13明神溜池登山口  15時12分
今朝出発した場所に飛び出した。無事下山!

   やれやれ


7時間25分。13065歩。低山周回縦走完了です。お疲れ様でした。


 背後のカラー 
訪問ありがとうございました。
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