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吉部〜大船林道〜分岐(法華院温泉山荘駐車場横)〜分岐(坊ヶツルからの登山道と合流)〜             大戸越〜北大船山〜大船山〜坊ヶツル〜暮雨の滝〜吉部
 

吉部からの 北大船山  大船山

 

2015年9月20日

 

気が付くと山行きは既に40日のブランク。「今度のシルバーウィークこそは!」と、この連休を待ち望んでいた。目標は秋風そよ吹く、くじゅう連山!今回は吉部からの取り付きで、一部未踏ルートに挑戦した。お天気も良く、40日のブランクを埋め合わせることの出来た山行きだった。


        

    
大船山山頂より坊ヶツルを望む 


<コース概要>

1、吉部駐車場出発 6時24分 〜  2、吉部登山口通過 6時32分 〜 3、ゲート通過 
4、ゲートから200m先の取り付き口 〜 5、大船林道出会い 〜 
6、分岐(法華院温泉山荘駐車場横) 〜 7、分岐(坊ヶツルからの登山道と合流) 〜 
8、大戸越 〜 9、北大船山山頂 〜 10、段原 〜 11、大船山山頂  12、段原 〜 
13、坊ヶツル 〜 14、大船林道との分岐(暮雨の滝へ) 〜 15、暮雨の滝 〜 
16、吉部登山口 〜 17、吉部駐車場  16時15分

  
 

1、吉部駐車場出発 6時24分
6時15分に駐車場に到着。さっそく準備を整え登山口へ。と、その前に料金を支払いに。

    300円也

 

ハガクレツリフネソウがお出迎え  6時28分
吉部登山口へ向かう途中に、形の面白いツリフネソウがたくさん咲いていた。

   林道駐車は6台

  2、吉部登山口通過 6時32分  直進
この登山口から取り付くと、「暮雨の滝」経由で坊ヶツルへ続いている。下山時はこの登山口へ戻ってくる予定である。
今回、往きは吉部登山口を通過して、この先にあるゲートを越え、そしてその200m程先にある取り付き口からスタートする。
 

「止まれ」の看板  6時34分
坊ヶツル湿原への外来植物の侵入防止のためタイヤ洗浄の実施について協力をお願いします。(説明看板より)

    水溜りでタイヤ洗浄 

 

3、ゲートを越えて通過  6時35分
鳴子川を渡ると青い鉄製のゲートがある。ここからは許可車のみ通過できる。
このゲートを越えると、すぐ右に入る取り付き口があるが、そのまま真っすぐ大船林道を上って行く。辺りはひんやりと肌寒い。
温度計を見ると6℃だった。

 

4、ゲートから200m先の取り付き口 6時38分
取り付きは小さな白い道標が目印となる。ここから右斜めにU―ターンするように上る。

   さあスタート! 

  すぐに分岐表示  6時45分
「アレッ?どっち」と思ったら分岐表示があった。ここは右に進む。

   確認して進む
  大船林道支線に飛び出した  6時59分
汗ばんできたのでベストを脱いだ。この林道支線を横切って真っ直ぐ進む。足下に道標。

   ここで小休止 
  アキチョウジ  7時09分
登山道ではツリフネソウの群落があり、その数の多さには圧倒される。
そして、その群落のすぐ横には「アキチョウジ」も顔を出す。青紫色で筒状の花びらが連なりとても綺麗だ。花を観賞しているとなかなか前に進まない。
 

分岐  7時15分 
「黄、青、赤」のテープが巻かれた木が現れた。これはどういう意味だ?道が三通りあるのだろうか?よく見ると、この木の右下に下る道がある。たぶんこの道を下ると先ほど越えたゲートに辿り着くと思われる。
鳴子川の流れる音が近くなってきた。

  5、大船林道出会い  7時31分  右へ
吉部から約1時間。やっと大船林道のショートカット終了。ここからしばらく林道歩きとなる。

    ここに出てきた
  大船山4号集材路入口を通過  7時39分
左の集材路を進むと、「平治北登山口」に通じる。平治岳山頂まではここから約2時間。

    大船林道を直進
 

法華院温泉山荘駐車場  7時54分
林道を歩いて行くとカーポートに車が停まっている。ここは法華院温泉山荘の駐車場だ。

    ステッカー

  6、分岐(法華院温泉山荘駐車場横)7時55分
駐車場を通過すると、すぐ左に大戸越(うとんごし)に通じる分岐がある。ここに分け入る。

    未踏ルートに挑戦
  トラバースの連続  8時39分
これからまず目指すのは、坊ヶツルと平治岳を結ぶ登山道の途中にある分岐である。大船林道からひたすら歩いているが、なかなか辿り着かない。途中、谷筋などで道が崩れて分かり難くなっている個所もあり、赤や黄のテープを見ながら慎重に進んだ。
 

分岐(坊ヶツルからの登山道) 9時01分
大船林道の分岐から1時間6分。未踏ルートを歩き、分岐に辿り着いてホッとした。

   分岐標識 左へ


 
ガマズミの赤い実

 
アキノキリンソウ
  8、大戸越(うとんごし)  9時26分
ようやく大戸越に到着。吉部を出発して既に3時間が経とうとしていた。ゆっくり歩きすぎた。ここで、大阪と兵庫から来た女性二人組から「平治岳の登り口はどこですか?」と声を掛けられた。
聞くと、法華院温泉山荘に連泊予定とのこと。
なんと羨ましいことか。





大戸越から三俣山がハッキリ見える  9時36分  お天気最高でワクワクしてきた



平治岳南峰斜面を見上げる  9時39分  女性登山者二人を見送り、私は北大船山へ


 

大戸越から北大船へ  9時44分
大戸越でおにぎりを一つ食べて栄養補給。
これからの急登に備える。

    急登に挑戦!






坊ヶツルが見えてきた  10時12分  左端には中岳と天狗ヶ城も確認できる





三俣山(左)と雨ヶ池(右)、右奥は涌蓋山(わいたさん)  10時19分

今日はPM2.5の影響がないようで空気がとても澄んでいる





法華院温泉山荘と坊ヶツルキャンプ場周辺  10時21分  坊ヶツルにはテントがたくさん





前方に大船山が聳えている  10時37分  青い空に秋の雲

 

リンドウ



イヨフウロ





北大船山稜線に秋風吹く  10時44分  青い空にススキが揺れる

 





9、北大船山山頂  10時48分  1706m  久住山方面を暫く眺めた


 

10、段原  11時06分
ここまで来れば大船山もすぐそこだ!たくさんの登山者が昼食休憩をしていた。

    段原彷徨う山男






秋空と大船山  11時10分  雲に魅せられてシャッターを切る




大船山の稜線から坊ヶツルを望む  11時22分  段原も遠くになってきた

 

 

  11、大船山山頂  1786m 11時33分
快晴、穏やかな気候、視界良好で言う事なし!雄大な景色を見ながら昼食にした。
大船山登頂の際、最近はお天気に恵まれる機会が無かったので、今回はとても嬉しかった。
暫く至福の時間を過ごした。勿論、知人友人にメールやラインを入れて登頂報告。






雄大な風景・九重連山を眺めながら至福の時間  11時56分  ヤッホー!





御池(おいけ)も秋の気配  12時01分  濃いグリーンが色あせてきた


 

大船山を下山開始  12時05分  滑り易いガレ場を注意しながら下る
もう少し山頂でゆっくりしたいところだが、これから吉部まで戻らなければ・・・・



 

12、段原  12時25分
ここから坊ヶツルまで一気に下る。

    十字分岐

 

ホクチアザミ



アキノキリンソウ





大船山五合目からの風景  12時52分  まだまだ坊ヶツルは遠い


 

立中山への分岐  13時03分  右へ下る
道は真っ直ぐ伸びている。しかし、坊ヶツルはここから右へ下る!注意、注意!

    足下に表示あり

 

13、坊ヶツル  13時39分
大船山山頂より1時間34分で坊ヶツルに辿り着いた。タイムは年々遅くなるばかり(悲)

     ホッとする





坊ヶツル キャンプ場  13時45分  炊事場を囲むように約50張りのテントが設営されている




 
大船山頂を見上げる



賑わう坊ヶツルのキャンプ場






キャンプ場を通り抜けて振り返る  13時53分  北大船山と大船山の稜線が美しい


トイレの裏側から坊ヶツルの真ん中を歩く  13時59分  ここもあと一ヶ月で草モミジに変身
遠くからまだ何人もの登山者がこちらに向かって歩いて来ている。



 

鳴子川を渡る  14時01分
飛び石が水没。いつもより水量が少し多いかな?滑らないように用心、用心。

    ノープロブレム

 

T字路を右へ  14時04分
鳴子川を渡って進んで行くと、T字路に突き当たる。吉部登山口は右と書いてある。

     のんびり歩く

 

14、大船林道との分岐 14時15分 左へ
右に進めば大船林道。今朝、大戸越に向かった分岐もここから近い。

    暮雨の滝へ

 

暮雨(くらぞめ)の滝への分岐  14時42分
先ほどの分岐から、鳴子川の音を聞きながら下って行く。歩くにつれ川の音が次第に大きくなってくる。下りの際は道標が木に隠れていて注意しないと見逃してしてしまう。
さあ、これから本日の目標の一つである「暮雨の滝」へGO!

 

「暮雨の滝」の分岐標識
誰かが、カメラケースを落としている。
ここから滝までの50m程の下りは、かなりの急勾配になっている。最初の内はまだいいが、滝直前の10メートルはロープ場で、黒土がズルズルと滑り、転倒注意!
気をつけて下ろう!




15、暮雨の滝  14時57分  秋の雰囲気たっぷり
♪深山(みやま)紅葉に初時雨 暮雨滝の水音を 佇み聞くは山男 もののあわれを知る頃ぞ♪






暮雨の滝のズームアップ   15時12分  青い滝つぼに落ちる白い飛沫



 

暮雨(くらぞめ)の滝への分岐  15時23分
急勾配を上って分岐に戻って来た。これから右に進んで吉部登山口へと向かう。

    細い登山道


 
ミカエリソウ



ミズヒキ



暮雨の滝分岐からしばらく平坦な登山道が続いていたが、突然急勾配の下り坂となった。
黒土がズルズルと滑り慎重に足を運ぶ



ペースの速い若い三人組の登山者に道を譲る  15時46分  若さが羨ましい
今朝、吉部の駐車場を出発して既に9時間以上歩いている。膝はガクガクで無理は禁物だ!





苔むす木の切り株



ハガクレツリフネソウ

 

16、吉部登山口  16時07分
暮雨の滝から44分で吉部登山口へ無事に下山!ロングコースをなんとか踏破出来た!

    林道を歩く

 

300円駐車場は木立の中  16時10分
今日一日の充実感に浸り、ゆっくり駐車場へと向かう。駐車台数は朝より増えている。きっとキャンプする人が多いのだろう。
今回は未踏ルートにも挑戦してちょっと不安な面もあったが、また一つ九重連山の道を理解する事ができて楽しかった。

 

17、吉部駐車場  16時15分
最後に証拠写真を一枚。今日もよく歩きました。スマホの歩数計を見ると25055歩だった。
さあ、自宅まで居眠りしないように帰ろう!

    コスモス咲く駐車場

お疲れ様でした。


訪問ありがとうございました。
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背後のカラー