ご訪問ありがとうございます。
よろしければ他のページもどうぞ
 
  HOME へ

    長者原〜雨ヶ池〜坊ヶツル〜大船山〜御池〜北大船山
           法華院温泉山荘〜北千里浜〜すがもり峠〜三俣山西峰〜長者原 
 
   大船山と御池の紅葉
 
 2011年10月16日
 
 
「御池の紅葉をみたい!」と思って単独大船山に登った。
昨年は濃霧で全く見ることが出来なかったため、今回はリベンジ登山となった。
大船山の山肌は今一歩の色付きだったが、山頂直下の御池は既に見頃を迎えていた。日本庭園を思わせる素晴らしい御池の紅葉に暫し見惚れていた。
 





見事に紅葉している大船山山頂直下の御池(おいけ)


<コース概要> 
1、長者原 6時08分〜 2、雨ヶ池〜 3、坊ヶツル〜 4、段原〜 5、大船山山頂 10時02分 
6、御池(おいけ)〜 7、大船山山頂〜 8、段原〜 9、北大船山山頂〜 10段原〜
11坊ヶツル〜12法華院温泉山荘12時35分(昼食)12時48分出発 〜 13北千里浜〜 
14スガモリ峠〜15三俣山西峰山頂〜 16スガモリ峠〜 17長者原 15時49分  





 
1、長者原駐車場  6時08分

早朝5時25分に長者原に到着したが、既に駐車場は60%程埋まっていた。
到着時はまだ真っ暗で、すぐにでも支度を整えて出発したかったが暗い中を進む自信がなく、明るくなるまで待つことにした。
ヘッドライトをしてスタートする登山者を羨ましく見送りながら待つこと40分。空が白々としてきたので満を持して出発。
正面の三俣山の山頂には雲がかかっていた。



 

平治号銅像  6時09分

長者原を訪れた時はこの銅像と、左隣にある平治号のお墓に手を合わせることにしている。そして、今日の登山の安全を平治号にお願いする。
既に駐車場は満車状態になり、紅葉シーズンを待ちわびた登山者の意気込みを感じる。
今日ここ長者原から出発する皆さんの目標はほとんどが私と同じ大船山または三俣山だろうと予想される。

 


タデ原湿原  6時12分

うす雲が三俣山に・・・。少々不安を感じながらも、濡れてツルツルと滑る木道を進む。

   先は長い   

 
 

小休憩  6時41分

タデ原から樹林帯の中に入ると辺りはグッと暗くなり足下に注意して歩いた。
出発時は寒くてベストを着ていたが、30分も歩くと身体も温まり、汗が出てきた。ベンチがあったのでここでベストを脱ぎ、水分補給。
この先は数人の登山者と同じペースで歩いていたので助かったが、頼りの赤テープが時々見つけられず、一人で歩いていたらちょっと不安になりそうだ。





雨ヶ池までの樹林帯では、濡れ落ち葉を踏みしめ黙々と歩いた。



2、雨ヶ池   朝日に照らされたススキがとても綺麗だった。解放感!  7時27分


 


坊ヶツルが見えてきた  8時00分

一面がススキに覆われる。左に目をやると6月に山頂一帯がピンクに染まる平治岳が見える。

    平治岳

 
 


3、坊ヶツル  8時07分

この説明看板の正面に三俣山南峰へ直登する登山道があるらしいが・・・非常に分りづらい。

   直登ルート? 

 
 


鳴子川を渡って振り返る  8時12分

ここは玖珠川の源流となっている。

  

 
 


坊ヶツルキャンプ場へ  8時14分

気持ちのいい朝の光に包まれながらキャンプ場を通り抜ける。皆さん元気よく登山口へ。

  
 トイレ

 






坊ヶツルキャンプ場 (三俣山南峰をバックに)  8時16分 テントは少ない


 


管理休憩舎を右に見て進む  8時16分

ここで休憩しようと思ったが、早く頂上に登りたいという気持ちには勝てず、そのまま登山口へ向かった。
昨年、雨の中を大船山から下山した際に休憩した記憶がよみがえる。

法華院温泉山荘での宿泊者やテント泊の登山者が次々と元気よく登山口へ向かって行く。
山ガール数人が前を進む。離される(敗)

 


大船山登山口  8時18分

さあこれから辛抱の坂道に突入。

   いざ!

 
 


大船山への分岐表示  8時47分

登山口から赤テープを確認しながら30分程歩くと黄色い文字の「大船山」の表示が目についた。
ここを左に進んで行く。右は立中山へ続く。


   大船山へ

 
 


立中山への分岐表示  8時47分

前述の「大船山」表示右側に立中山への表示がある。文字が消えかかっている。一度このコースに挑戦したいと思っているが・・・大丈夫?

   立中山へ

 
 


五合目通過  8時57分

やっと五合目、あと半分。この先、時折視界が開ける場所がある。気持ちの良い瞬間である。

   9時05分 

 


大船山が見えた!  9時21分

目指す大船山頂が見えてきたが、この斜面の細い登山道で渋滞に・・・。団体さんが・・・。
  
   50人位の列
  






4、段原  9時28分   5分休憩して山頂へ


 


避難小屋に立ち寄った  9時37分

表示を左に進むとすぐに避難小屋があった。

   整備必要






九重連峰を望む  9時41分
   すこし霞んでいるが、それぞれの山が確認できる。


 


大船山の山肌  9時50分

尾根沿いの樹林帯を抜けると視界が一気に開けてくる。
右手には九重連峰、後ろには段原と北大船山。
振り返り、振り返り登山道を進んで行くので、ペースが遅くなってくる。
紅葉のピークにはちょっと早いようだが美しさに感動しながら、疲れも忘れて上って行く。
思わず「来てよかった〜と」つぶやいた。
  

 


5、大船山山頂  10時02分  1786m

長者原登山口から3時間54分。
山頂は大勢の登山者で賑わっていた。
今日はここで終わりではない。
今日の主目標は山頂直下の御池(おいけ)の紅葉を見ることである。山頂横から次々と歓声が上がっている。私も期待に胸ふくらませ御池をのぞき込んだ。






御池(おいけ)  大船山山頂より御池を望む  10時05分


 


6、御池(おいけ) 10時17分

さっそく御池の岸に下った。
ここもまた大勢の登山者で賑わっていた。
御池の岸には三脚を立てて撮影する人が何人も陣取っている。
日本庭園のような景色を眺め、熱いコーヒーを飲みながら、20分程ゆっくりと寛いだ。
昨年は濃霧で見ることの出来なかった風景を堪能し大満足だった。

 






御池   水量はいつもより多いそうだ。  10時28分
風があるのか、さざ波が立って、水面に紅葉が映る風景は撮影できなかった。





左の岩の上に立つ人がいた。写真を撮影する人達からはブーイングだった。





7、御池から再び大船山山頂に戻ってきた  10時48分  段原が見える

 


満足して下山開始  11時00分

10分程休憩して山頂に別れを告げた。

   犬も登頂 
 


8、再度、段原へ  11時09分

正面奥に見えるのは北大船山。
大船山と違って静かそうに思えて行ってみたくなった。

  
 ポカポカ

 
 


9、北大船山山頂  11時18分  1706m

細い登山道を少々藪漕ぎしながらもすぐに山頂へ。のんびりと私の好む静かな山頂だった。

    三俣山が正面に

 






北大船山より九重連峰を望む  霞んでいるがなかなかのアングルだ。  11時23分


 


10、三度、段原へ  11時24分

北大船山から段原に戻り、坊ヶツルへ下る。

   さらば大船山 

 
 


11、坊ヶツルへ到着  12時12分

休憩なしに一気に下山した。

  
 フウッ

 






キャンプ場を通り抜け法華院温泉山荘に向かう  12時33分
振り返ると今登った大船山と北大船山がくっきりと見える



 


12、法華院温泉山荘  12時35分

標高1303m。ここの温泉は九州で一番高所に湧き出る温泉として有名である。
法華院温泉山荘に近づくと工事看板とショベルカーが目についた。
11月30日までの予定で治山工事が行われている。工事車両用の道が山荘の左を巻いて裏手に伸びていた。

山荘横のベンチで昼食にすることにした。

 


ベンチで昼食  12時37分

既に食事中の単独登山者に同席をお願いして座ることが出来た。お腹ペコペコ。

    アクエリとおにぎり

 
 



法華院温泉山荘を出発  12時48分

スガモリコースで、法華院温泉〜北千里浜〜スガモリ峠〜長者原のルートで下山する。

  
 START 

 
 


治山工事風景  12時51分

歩行者用道路の表示に沿って上って行く。

  
 登山道へ

 
 


13、北千里浜に到着  13時16分

ガレ場を上り詰めると北千里。ケルンが続く。

  

 
 


スガモリ峠まで もうひと上り  13時32分

硫黄の匂いが強くなってきた。遠くから鐘の音が聞こえてきた。

  

 
 



14、スガモリ峠  13時41分

登山者は必ずと言っていいほどここで休憩する。
1995年までは「すがもり小屋」があった。


   愛の鐘

 
 


三俣山西峰へ  13時42分

スガモリ峠をそのまま通り過ぎる予定だったが、ひょっとしたら大鍋に行けるかも?と欲張り、西峰に取り付いた。
しかし、この時間は下山してくる人ばかりで、上る人は自分だけ。
やっぱり無謀かなあ〜。
下山してくる人から「大鍋は最高でしたよ」と聞かされて少々焦って上った。
しかし・・・・。

 


15、三俣山西峰山頂  14時06分 1678m

寒い! 強風が吹き付ける。本峰方向を見るとやけに遠くに思えた。やっぱり無理はやめよう! かなり歩いているし・・・下山を決めた。

    

 
 


北千里、硫黄山を見下ろす  14時08分

残念ながらかなり霞んでいた。

   スガモリ峠

 






三俣山西峰を下山開始  14時14分   3時間前にいた大船山が正面に見える。


 


 スガモリ峠  14時29分

三俣山西峰から15分かかってスガモリ峠に下ってきた。水分補給をしてガレ場に向かう。

   さあ下山
 


硫黄山の噴煙  14時39分

黄色いペンキに沿って歩いていく。以前と比べて登山道が整備されていてとても歩き易い。

   分かりやすい

 
 


ガレ場を下って振り返る  14時46分

「あ〜やっぱり三俣の大鍋に行けばよかった」と後悔しても、もう遅い。次回のお楽しみだ!

   鉱山道へ

 
 



治山工事跡を通過  14時51分

ちょっと前まではこの鉱山道路は落石で道が塞がれていたが、治山工事が完了してとても歩き易くなっていた。ありがたい。

  

 
 


大曲が見えてきた  14時59分

大曲への分岐まで歩いてきた。駐車場から溢れた車がたくさん路肩に駐車している。しかし私はまっすぐ長者原まで鉱山道を下る。

   大曲への分岐

 



 

分かれ道  15時04分

この分かれ道も最近できたのか?自分には記憶がない。古いコンクリが続く左手に進む。

   

 
 


三俣山を見ながら下山  15時15分

よ〜く見ると山肌が紅葉しているのがわかる。
ゴールも近づき今日のコースを思い出す。

   

 
 


17、長者原登山口に到着 15時47分

ようやく下山完了。空はどんよりしてきていた。

   お疲れ様

 
 


ヘルスセンター裏手で記念撮影 15時49分

24102歩。今日もよく歩いたものだ。最後に三俣山をバックに一枚、記念撮影で締めくくる。

   平治号に感謝

 
 背後のカラー 
訪問ありがとうございました。
HOMEへ