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    牧ノ戸〜沓掛山〜星生山〜天狗ヶ城〜中岳〜
                  白口岳〜稲星山〜久住山〜沓掛山〜牧ノ戸


秋晴れの九重連峰 7座 

 
 2011年9月23日


終日快晴、こんな九重も珍しいのではないだろうか?
台風が過ぎ去った翌日は風もさほどなく穏やかに晴れた一日だった。
今回は同級生と二人で、一日中九重のフィールドをきままに思う存分歩き回った。
ニューピークの白口岳にも登頂して、下山時は二人とも達成感で満ち溢れていた。
 





  天狗ヶ城山頂から光り輝く御池を見下ろす。  右奥は久住山



<コース概要> 

1、牧ノ戸 7時02分  2、沓掛山  3、星生山  4、星生崎 〜 5、久住分れ 〜 
6、御池 〜 7、天狗ヶ城 〜 8、中岳 〜 9、白口岳 〜 10稲星山 〜 11久住山 〜
12久住分れ 〜 13西千里浜 〜 14牧ノ戸 15時42分



 


牧ノ戸登山口駐車場到着  6時40分

自宅を朝4時に出発。
まだ暗い中車を走らせ牧ノ戸に到着。
駐車場は既に80%は車で埋まっていた。
気温は7度、思ったより寒い。台風が過ぎ去って一気に秋が到来した感じだ。

しかし、お天気は最高だ。早く九重の山々を歩きたいという気持ちで準備を焦る。準備をしていると手が冷たくなり、寒くてガタガタ震える。軽いストレッチをして体を温めた。

 


今日は同級生と二人で久住を歩き回る予定だ。
できれば一つでも多くのピークに登頂したい。ただ、二人とも(特に私の方が)体力にイマイチ自信がないので、臨機応変に歩くことにしている。
準備をしているとどんどん登山者の車が駐車場に入ってくる。牧ノ戸駐車場は沓掛山の影の中だが、ふと向かいの黒岩山に目をやると朝日に照らされて空も青い。
今日の山歩きの期待が膨らむ中、登山口に向かった。

 


1、牧ノ戸登山口を出発  7時02分

いざ出発。今日はどんな登山になるのだろう?

  
 寒い!

 
 


展望台 7時09分

東屋のある展望台に到着。由布岳を望む。

   綺麗だ!

 


展望台から更にコンクリの坂を進む 7時11分

他の登山者も続々と・・・。今日の九重連峰は賑わいそうだ。私たちも息を切らしながら登った。

  
 アキノキリンソウ

 
 


沓掛山の展望台  7時22分

久住山方面から昇ってくる朝日が眩しい。
体もかなり温まってきた。しかし風は冷たい。

  
 期待感

 





阿蘇五岳が綺麗に見える。 横たわる観音様にそっと手を合わせる。 7時22分


 


2、沓掛山山頂 1503m  7時31分

これから進む沓掛山の稜線。

    山頂碑

  
 


扇ヶ鼻の分岐を通過 8時12分

星生山がくっきりと目の前に現れる。
山頂が呼んでいる。

    左へ

 
 


最初の星生山への分岐 8時13分

この分岐から左へ進み、星生山を目指した。
この先にも星生山への分岐があるが、歩いたことのないこの最初の分岐からの登山道を選んだ。
自分のイメージでは緩やかな稜線を歩いて山頂へ到達と想像していたが、何故かすぐに湿地帯に下りてしまって・・・。引き返さずに湿地帯の分かり辛い細い道を辿って歩く羽目になった。

下調べをしていない自分が情けなかった。 

 


歩いた湿地帯を振り返る  8時30分

少々焦り気味に湿地帯を歩き、結局星生山への二つ目の分岐からの登山道に合流した。

   星生崎と久住山

 
 


3、星生山山頂  8時48分

星生山までの急登を一気に上り詰めると、星生山裏側の景色が目に飛び込んできた。

  
 見晴らし最高

 





素晴らしい風景が広がる
星生山の裏側は三俣山、硫黄山、平治岳、大船山、北千里の向こうに坊ヶツルも少し見える。



 


星生崎までの稜線が続く  8時50分

岩がゴツゴツした稜線を歩いて星生崎まで歩いて行く。やはり星生山に登ってくる人は少ない。
右手下には、西千里浜が見える。登山道を歩く人が米粒のようだ。

景色は冬と違って、グリーンが多く活き活きとした表情をしている。爽やかな秋風が吹きわたり気分よく稜線歩きを楽しんだ。






4、星生崎から西千里浜を見下ろす。 左前方に肥前ヶ城、左後方は扇ヶ鼻。 9時15分





星生崎から直下の避難小屋を見下ろす。左は天狗ヶ城、右は久住山。 9時18分
これより避難小屋の裏手(左手)の道に下りて行く。






 

避難小屋が近づいて来た  9時30分

10分も歩くと避難小屋近くまで下りてきた。
牧ノ戸登山口から2時間30分が経過している。
少々ペースが遅いのかもしれない。
しかし、これほどの登山日和に恵まれることもあまりないので、ゆっくり景色を堪能し、写真もいつもより多くシャッターを押しながら歩いている。

やはり、山歩きはお天気が肝心だとつくづく思った。 






広場で小休止  9時32分  今いた星生崎の岩が青い空の中でそそり立っている。


 


5、久住分れ  9時41分

この先から中岳方面に向かう分岐がある。
9割の人が右の久住山に進んで行く中、左へ進む。

   
中岳へ

 
 


天狗ヶ城が目の前に  9時55分

なだらかな登山道を歩いて行くと天狗ヶ城が迫ってきた。
この先をまっすぐ登らず右へ曲がり、御池を目指した。


   御池到着

 
 


6、御池  10時00分

湖面はキラキラと光輝いていた。

   のどかな気分

 
 


御池の畔から天狗ヶ城を目指す 10時06分

   
 
  大きな岩のそばまで登って来た。10時09分

 
 


7、天狗ヶ城山頂  10時13分  1780m

天狗ヶ城から御池を見下ろす。左は稲星山。

  
 静かな山頂

 
 


中岳へ向かう  10時26分

天狗ヶ城と双耳峰である中岳へ。

  

  途中天狗ヶ城を振り返る。10時30分

 
 


8、中岳山頂  10時37分  1791m

山頂は約20人の登山者で賑わっていた。

  

 






中岳からの眺望  坊ヶツル、平治岳、北大船山、大船山、立中山などが見える。 10時37分


 


中岳山頂にて記念撮影  10時42分

  


  左に次の目標の白口岳が見える。






中岳山頂より天狗ヶ城方面を望む  10時37分  素晴らしい眺め



 


中岳より白口岳へ向かう  10時48分

目の前に稲星山。どんどん下って行く。

   

  ちょっと危険な斜面を通過  10時53分

 


結構な急坂を慎重に下る  10時53分

   11時01分

   やっと鞍部に辿り着いた。
   今下りてきた中岳を仰ぎ見る。
   左へ続くルートで白口岳へ向かう。
 


白口岳を左手に見ながら歩く  11時03分

平坦な道が続き、ホッとしながら歩を進める。

    

  稲星分岐(稲星越)に到着  11時13分
 


稲星分岐(稲星越)を左へ進む  11時14分

  
 11時15分 

  左を見ると中岳(右)と天狗ヶ城(左奥)。
   歩いてきた風景とルートを確認しながら白口岳へ。
 
 


9、白口岳山頂  11時34分  1720m

ポカポカとした陽気の中、10人程度の登山者がのんびり休憩していた。私達も昼食タイム。

   昼食準備

 






白口岳山頂からの眺望   眼下に鉾立峠と立中山  11時38分






贅沢な絶景を眺めながらの昼食。 食後は昼寝がしたくなりました。  11時47分



 


白口岳を出発  12時19分

昼食も終え、次は稲星山を目指します。
山頂にはリンドウが咲き乱れていました。

   可愛いブルー

 
 


稲星分岐(稲星越)に戻ってきた  12時31分

ちょっとわかり難いが、この標識から5m程左から稲星へのルートが伸びている。

   いざ稲星へ

 
 


大船山を背景に黙々と登る  12時38分

白口岳から下りてきたルートが左に見える。

  
 12時45分
  
  上り詰めると稲星山頂が見えてきた。

 
 


10稲星山山頂  12時48分  1774m

本日6座目。牧の戸登山口からかなり奥まで歩いてきた。ここまでで5時間46分。

  
 白口岳と大船山

 






稲星山頂より久住山を望む 12時50分  久住山方面から登山者が登ってくる





稲星山頂風景  12時51分  山頂周辺には草はない


 


稲星山から久住山を目指し出発  13時01分

右手に天狗ヶ城と中岳、手前は東千里浜。

    13時05分
 


稲星山と久住山の鞍部の分岐 13時18分

この分岐から南登山口方向に少し下ると「神明水」という水場がある。

   久住山へGO 






久住山に上る途中、振り返る  13時26分
中央の東千里浜を挟んで、左は中岳、右は稲星山、中央奥は白口岳とその奥に大船山。



 


急坂を寡黙に上る  13時31分

稲星山を背景に登っていくと最終目標の久住山山頂が見えてきた。

   13時34分

 
 


11久住山山頂  13時40分  1786m

最終7座目の久住山に登頂。ここまでよく歩いてきた。達成感を味わいながら景色を眺める。

    気分爽快

 






久住山頂より  13時41分 星生山・避難小屋・久住分れ・硫黄山の噴煙が真っ直ぐ立ち昇る





久住山頂より 13時46分 赤川登山口までの登山道が伸びている
くじゅう花公園の赤いサルビアの花畑がかすかに見えた。


 


12、久住分れ  14時17分

13時58分に久住山山頂を後にして久住分れに下ってきた。

   気温は17度

 
 


避難小屋に到着  14時19分

広場で休憩して最後の下山に備えた。 
星生崎下のガレ場を通過して西千里浜を目指す。

   
 14時29分

 
 


13、西千里浜  14時38分

今朝歩いた星生山の稜線と湿地帯を右に見ながらのんびり歩く。

   14時45分

 
 


扇ヶ鼻分岐通過  14時53分

たくさんの下山者が休憩していた。

   15時15分

  沓掛山が近くなってきた。皆さん足早に下山。

 
 


沓掛山を通り過ぎ木道を下る 15時31分

下山者の行列が出来て思うように歩けない。

   15時35分

  東屋のある展望台で名残惜しくちょっと休憩

 
  


14、牧ノ戸登山口に無事下山  15時42分

8時間40分、19663歩の山歩きだった。
早朝は少し冷えたが、終日爽やかな秋晴に恵まれ九重連峰を満喫した一日だった。
登山道にはアキノキリンソウやリンドウが咲いていて登山者を歓迎してくれていた。
この後、九重観光ホテルの温泉に浸かって疲れを癒した。
「お疲れ様でした。また登りましょう。味噌汁とドリップコーヒー御馳走様でした。」 感謝。
 背後のカラー 
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