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牧ノ戸駐車場〜沓掛山〜星生山への分岐〜星生山〜
          久住分れ〜北千里ヶ浜〜スガモリ越え〜三俣山西峰〜
               三俣山本峰〜三俣山西峰〜スガモリ越え〜大曲〜牧ノ戸駐車場

 

牧ノ戸からの 星生山  三俣山

2018年10月21日

今年も恒例の同級生登山に参加した。日程は20(土)〜21日(日)の一泊二日だったが、私は20日が仕事で参加できず、21日のみの参加となった。同級生メンバー13人は、登山前日(20日)は柳川の川下りやウナギを食して英気を養っている。私は一日遅れで追いかける状態。紅葉のピーク時は駐車場の確保も儘(まま)ならないと承知しているので、前夜9時過ぎから自宅を出発した。


   


星生山頂で朝日を浴びて輝くススキ。 盟主久住山の右奥には祖母山系が顔を出している


<コース概要>

牧ノ戸駐車場 21日 0時30分頃到着  車中で仮眠 → 早朝4時45分起床
1、牧ノ戸登山口  5時30分 〜 2、第一展望所 〜 3、沓掛山山頂 〜 
4、扇ヶ鼻分岐  5、星生山への分岐(一つ目) 〜 6、星生山 〜 7、星生崎 〜 
8、久住山避難小屋 〜 9、久住分れ 〜 10、北千里ヶ浜  11、スガモリ越え  
12、
三俣山西峰 〜 13、三俣山本峰  14、三俣山西峰 〜 15、スガモリ越え 〜 
16、大曲 〜 <車で移動> 〜 17、牧ノ戸駐車場  13時45分
  

今年の同級生登山も昨年と同じく、一日遅れの参加となり単独で追いかけることとなった。
同級生メンバーは前夜近くの宿に宿泊、大曲を8時30分にスタートし三俣山を目指す山行計画である。さて、私はどうしよう?大曲で待つか?なんか時間がもったいないような?
思案の結果、私は牧ノ戸から沓掛山と星生山の紅葉を楽しんで、スガモリ越えで同級生メンバーを待つことにした。


牧ノ戸駐車場 21日 0時30分頃到着  車中で仮眠 → 早朝4時45分起床
満天の星空の下、寝袋と毛布に包まって車中泊をしたが、気温はグングン下がり、足が冷えて仕方なかった。これからの季節は防寒対策も必須となってくることを実感した。
 



牧ノ戸駐車場で準備を整える
この牧ノ戸駐車場には0時30分頃到着したが、車は80%程埋まっている感覚だった。
途中で見た長者原駐車場も大曲の駐車スペースもほぼ満車。紅葉シーズンとなれば路肩駐車も覚悟の上で臨まなければならない。
路上設置のデジタル気温表示を見ると、思ったより寒くなく、5℃だった。


 

1、牧ノ戸登山口  5時30分  スタート
空を見上げるとほんの少し白んで来たが、まだまだ暗く、ヘッドライトを装着してスタート!

  
  ピンボケ

 

2、第一展望所  5時40分
約10分で第一展望所へ到着。黎明の中、本日目標とする三俣山のシルエットがクッキリ見えて気分上々。大鍋の紅葉はどうだろう?と、期待が膨らむ。今日は同級生登山メンバー13人と9時30分にスガモリ越えで待ち合わせとなっている。時間に間に合うようにペース配分を考えないと・・・。


 
黎明とシルエット さて久住山頂はどれ?

沓掛山の肩に到着  5時50分
第一展望所から更に10分歩いて沓掛山の肩に到着。ここでコンクリート道が終了。

  
 阿蘇五岳遠望
 ヘッドライトの光でススキが浮かび上がる。




3、沓掛山山頂 6時03分 1503m  一人でここに立つと、何とも言えない自然との一体感




 



由布岳・鶴見岳は雲に浮かんで幻想的。 まだ薄暗いが、沓掛山の紅葉もいい感じ。




 
真っ赤に色付くカエデ



霜柱(2〜3センチ)があちこちに




沓掛山を通り過ぎて振り返る  6時16分  辺りは明るくなりヘッドライトを消した
これ以後はなだらかな尾根歩きとなる



 

腰かける岩がある休憩ポイント  6時34分



岩に腰かけ振り返ると涌蓋山が微笑む

 

4、扇ヶ鼻分岐  6時50分  通過
星生山がすぐ近くに迫って来た。肥前ヶ城の紅葉も見たいが時間がないのでグッと我慢。

  
  時間20分経過

 

5、星生山への分岐(一つ目)  6時51分
西千里には入らず、この分岐を左に進んで星生山を目指す!西千里へ直進しても、星生山に通じる二つ目の分岐がある。

  
  誰も歩いてない



先程の分岐から少し歩くと、真っ赤に色付いた紅葉が目に飛び込んできた!




朝日を浴びて燃え上る山肌  6時52分  星生山の左の斜面は紅葉ピーク
これからこの紅葉のど真ん中を分け入って上る。6月はミヤマキリシマも綺麗な場所だ。





紅葉が覆いかぶさってくる   6時56分  さあこの急登に挑戦だ!






 必死に上って振り向くと扇ヶ鼻が見えてきた   7時02分  紅葉の光景に足が止まる
これから星生山の尾根を辿り、山頂を目指す!西千里ヶ浜を見下ろしてのんびり歩こう!



 

楽しい尾根歩き  7時17分
山頂もあと少し、逆光で斜面のススキが光る。
盟主久住山のシルエットも美しい。


    風にそよぐ

 

6、星生山山頂  7時22分  1762m
既に先着者が5人休憩していた。正面の三俣山は勿論、全山クッキリと見える。

  
  7℃で快適


山頂碑に取り付けられている温度計を見ると7℃。もっと寒いのかと思っていた。






左から三俣山、平治岳、北大船山、大船山。手前は硫黄山。左奥は由布岳。 7時24分
同級生メンバー13人との合流は、スガモリ越えに9時30分の約束なのでちょっと焦る。






空気が澄んでいる  7時33分  西千里を見下ろすと肥前ヶ城と扇ヶ鼻、その奥に阿蘇五岳





 

星生山を出発!  7時35分
これからがちょっと緊張する岩場の連続。
ストックを仕舞って両手両足フル回転。

    慎重に!


 

岩ゴツゴツの稜線!  7時49分
山頂からの危険な岩稜地帯を抜けると、少し平坦な尾根歩きとなり、やっと景色を堪能する余裕ができる。この稜線はお天気さえよければ、右も左も絶景が楽しめる最高の場所だ。しかし、雨降りや霧発生時は止めた方がいいコースと言えるだろう。この先、ゴジラの背中のようにギザギザとした岩が待っている。


 

星生の窓  7時57分
再度岩稜帯を進んで行くと、くじゅうLOVEの方には有名な「星生の窓」に出会う。
星生の窓越しには扇ヶ鼻が見える。この窓は人が通り抜けることが出来るが、段差が少し高いので要注意。ネットを見ていると星生の小窓なるものもあるそうで、その小窓からは三俣山が見えるらしい。さてどこだろう?


 

7、星生崎  8時05分
星生アの岩峰に立ち下を覗くと、避難小屋が小さく見える。避難小屋横の広場には、人の歩く姿も確認できた。朝日が逆光となり写真画像にフレア現象が起ってしまう。
それにしても、今日のお天気は最高!
右の久住山に行っても、左の天狗ヶ城や中岳に行っても最高の眺めが待っているだろう。


 

8、久住山避難小屋  8時20分
星生アから避難小屋へ下ってくるのに、15分とかからなかった。意外と早いものだ。

    古びた看板


避難小屋はかなり老朽化していて、トイレと共に是非新設して欲しいと願う。




 
9、久住分れ  8時22分
避難小屋から少し歩くと久住分れに到着。
ここから左に下って北千里ヶ浜を目指す。


    ここまで順調

 
ここで久住山とお別れとなる



行先確認!→すがもり越えへ






このコースは久しぶり  8時26分  2時間半後に正面の三俣山からこちらを眺めることになる



 

硫黄山を左に見ながら下る  8時30分
このコースも霧が発生すると道迷いし易いコースだが、黄色のマーキングを確認して歩くと道迷いの心配はない。
途中で、単独の登山者から道を尋ねられ、しばらく話し込んでしまった。気が付けば待ち合わせの時間にあまり余裕がなく。少し焦り気味に歩いた。


 
この印を辿れば安心、安心  9時03分



文字も書いてあって更に安心  9時04分






10、北千里ヶ浜  9時04分  荒涼とした風景を見ながら北千里ヶ浜を歩く





 

硫黄山をズームアップ  9時09分
真っ青な空に向かって、山肌から真っ直ぐ白い噴煙が立ち昇る。風がないことがよくわかる。
以前より少し噴気が少な目だろうか?

全国的に火山活動が活発化しているが、くじゅうはこのままずっと落ちついていて欲しい。じっと見ていると白い山肌がなんとなく綺麗に思えて、この風景もいいものだ。


 

三俣山が近くなった  9時13分
スガモリ越えもあと少し。どうやら約束の時間に間に合いそうだ。みんなと会えるかな?

  
  ここからガレ場


 

三俣山西峰斜面を見上げる  9時15分
三俣山の斜面では既にたくさんの登山者が紅葉の絶景を目指し上っている。
今週は紅葉のピーク。団体さんも多い。
自分も早く上って紅葉を見たい!はやる気持ちを抑えつつスガモリ越えへ向かう。
さて、我々同級生13人のご一行様はどうしてるだろう。


 

11、スガモリ越え  9時23分
同級生との待ち合わせの時間は9時30分。
私は7分前に無事に到着した。さて大曲からスタートした同級生はどこにいるのだろうと探しながら上って行くが・・・。 「あっ、いた!」
先着一等賞でO塚君が待っていた。
O塚君は日頃ウォーキングをしているので足腰がバッチリ! で、他の人は? 

 

スガモリ越え「愛の鐘」
今年5月にここを訪れた時は災害復旧工事中だった。無事に修復が終わったようで、ここスガモリ越え避難所も利用できるようになった。

    愛の鐘を鳴らす


ここで大曲をスタートした同級生をゆっくり待つことにした。
O塚君と話しながら待っていると、一人、二人と同級生たちが上って来た。


 

待つこと約30分で全員集合!皆さんいい笑顔。



スガモリ越えで記念撮影  10時04分  全員60歳の還暦でーす()

 


 

さあ三俣山に上るぞー  10時10分
真っ青な空に吸い込まれるように上って行く。
さだまさしの「空になる」の曲のように。

    余裕のM利君

 

少し上って振り返ると・・・  10時19分
スガモリ越え避難所が小さくなった。その後ろには今朝登った星生山が聳えている。

    Y中君絶好調!

 

12、三俣山西峰  10時38分  1678m
スガモリ越えから28分。西峰山頂は大混雑。
山頂碑は記念撮影の順番待ちとなっていた。

  
  快晴・無風






西峰から本峰を目指す!  10時48分  大鍋の紅葉は如何に?期待を膨らませて進む。



 

右上にW峰が見えてきた  11時01分
三俣山には5つの峰がある。西峰、本峰、北峰、南峰、そしてW峰である

    リンドウ






振り返ると、約2時間半前に歩いた久住分れの向こうに、阿蘇の根子岳が見える  11時01分




 

13、三俣山本峰  11時11分  1744m
たくさんの登山者が休憩している。特に大鍋側では写真撮影をする人で混雑している。
そして、本峰に到着して大鍋を覗き込む人からは「オオッー」「凄―い」等と歓声があがり、その美しさにくぎ付けになっている。
皆さん感動して、ここまでの疲れも忘れているようだ。


 



三俣山北峰の紅葉に感謝!




 錦綾なる紅葉に感激!





三俣山北峰全景と大鍋  11時14分  今が紅葉のピークだろう





 大鍋の底を歩く登山者 11時15分  大鍋の底から紅葉を見上げたら最高だろうな〜



本峰山頂で記念撮影  11時21分  6年ぶりに見た三俣山の紅葉はとても綺麗でした。



 



 



御鉢巡りをしている登山者も多く、今日はいい写真が撮れているだろう。
さあ我々はこれでおしまい。下山します。 「冗談でしょう?」 って「ホント」です(悲)



14、三俣山西峰山頂で集合写真  11時48分  今年も皆で登山出来て幸せです

 


 

三俣山西峰を下山  12時09分
少し休憩して下山開始。
そう言えば西峰から雲仙普賢岳も見えていた。


    リンドウ





三俣山西峰を下る  12時14分  正面の大船山も斜面が色付いている




 

15、スガモリ越え  12時32分
急げ、急げ、先着の同級生たちが待っている。
左を見ると大船山が見えている。


    来週行こうかな





スガモリ越え避難所の「愛の鐘」を鳴らして大曲へ下山開始  12時36分



 
スガモリ越え出発 12時37分



枯れたイタドリが、風に吹かれてカサカサ


 
不気味な硫黄山の噴煙を横目に 12時43分



もうすぐ鉱山道路  12時55分





下って来たガレ場を振り返る  12時56分  最高のお天気に恵まれました




 
鉱山道路に出た  12時59分



落石危険!  休憩等禁止地帯です。


 
鉱山道路をのんびり歩く  13時02分



大曲への分岐、ケルンがある。 13時15分


 
H渡リーダーが人数チェック  13時15分

 
少し藪こぎ、黒土ヌルヌル  13時19分

 
アルミのハシゴを慎重に  13時31分


繁みを抜けると・・・道路だ!  13時32分

 

16、大曲に到着  13時33分
全員無事に下山。楽しい登山も瞬く間に終了、もう少し歩いてもよかったような・・・。
今朝の大曲は路肩駐車が非常に多く、同級生メンバーは登山口からかなり離れたところに駐車したようだ。
私はありがたいことに、M利君に牧ノ戸まで車で送ってもらうことになった。

 

17、牧ノ戸駐車場  13時45分
大曲から車で3分程度で牧ノ戸に到着。M利君に感謝!牧ノ戸では相変わらず人や車が多く、この時間でもまだ満車状態が続いていた。紅葉がほぼピークで、秋晴れで、日曜日となれば仕方ないことだろう。
本日は、スマホの歩数計では22580歩だった。同級生の皆さん大変お世話になりました。


これから星生温泉で汗を流して北九州へ!お疲れ様でした。


訪問ありがとうございました。
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