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猿倉〜白馬大雪渓〜白馬山荘〜白馬岳〜三国境〜小蓮華山〜 |
北アルプス 白馬岳&小蓮華山 |
2012年7月27〜28日 |
2回目の北アルプス遠征登山。 今回は憧れの白馬岳(しろうまだけ)に挑戦した! |
白馬大池と白馬大池山荘 <別世界のような北アルプスの景観に息をのむ!>
<コース概要> |
1日目 |
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京都駅から夜行バスに! 23時10分 |
JR東日本 大糸線 白馬駅 6時25分 |
猿倉荘前で下車 7時03分 お天気が良くて気持ちが逸る
1日目(7月27日)
登山届提出 7時24分 標高1250m |
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1、猿倉荘を出発 7時30分 |
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すぐに林道に出会う 7時38分 |
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林道を進んで行くと・・・ 7時50分 正面に山並みが見え始めた! 雪渓の残る雄大な景色を見るにつれ、これから先の登山を大いに期待させられた。 モミジカラマツ |
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林道から再び登山道へ 8時13分 |
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2、白馬尻小屋 8時32分 |
白馬尻小屋前からの大雪渓 8時33分 とうとうやってきた! 夢見た大雪渓が眼前に!
白馬大雪渓を登山される皆様へ 8時48分
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大雪渓が近づいてきた 9時03分 |
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天然クーラー 9時04分 |
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6本爪アイゼンを装着! 9時15分 |
素晴らしい大雪渓 10時07分 |
大雪渓を楽しんで登っていると時間の経つのを忘れてしまう。 10時24分 時折左上方から岩の崩れる「ガラガラ」という音が聞こえてくる。 |
一瞬で真っ白に! 10時31分 |
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霧の中を慎重に進む 11時07分 |
岩室跡 アイゼンを外して20分休憩 11時20分 下の方はまだガスっている。
クルマユリ |
ミヤマキンポウゲ |
ハクサンフウロ |
ミヤマオダマキ |
4、葱平(ねぶかっびら) 12時07分 |
ここでパトロールのお兄さんと暫し談笑。私たちが本日650人目くらいの通過者と聞いて驚いた。高山植物もあちこちで観察でき、海を渡るアサギマダラという蝶も飛んでいた。 |
雪渓の横のガレ場を上って行く 12時17分 |
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小雪渓をトラバース 12時35分 |
緊急避難小屋 13時03分 |
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湧水で生き返る 13時11分 |
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5、お花畑 13時35分 |
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テガタチドリ |
シロウマオウギ |
山と空そして雪渓にお花畑 13時50分 標高約2500m ガスがなかったらなあ〜
木段を上る 13時59分 お花畑が続く中、木道を軽快?に上って行く。 標高をどんどん上げているのがわかる。 登山口の猿倉は標高1250mだったので、もうすでに 1300m位は標高を上げたことになる。 空気も薄くなっているはずなので、あまり無理せずに ゆったりとした気持ちで歩を進めた。 |
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ガレ場を上る 14時14分 まだまだ上りが続く。上を見ると小屋が見えてきた。 なんとなく嬉しいがゴールではない。 ゆっくりと |
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6、村営白馬岳頂上宿舎 14時28分 |
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小屋から登山道を確認 14時31分 |
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白馬山荘を確認 14時43分 村営白馬岳頂上宿舎から見上げると本日宿泊する「白馬山荘」が見えた。 日本最大と言われる山小屋までもう一息だ! あと少しだ! |
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白馬山荘へGO! 14時47分 |
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分岐(白馬岳・旭岳・唐松岳) 14時53分 |
分岐より村営宿舎を見下ろすとテントサイトがカラフルに彩られていた。 14時57分 でもこのテントサイトは左上の山から岩が転げ落ちてきそうで・・・ちょっと心配になった。 |
7、白馬山荘到着 15時21分 |
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白馬山荘チェックイン 15時28分 説明を聞き、支払をして部屋へ移動した。 1泊2食付(9000円)。お弁当(1100円)。 着いたぞー |
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部屋は8号室 B−6 15時59分 |
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白馬岳(しろうまだけ)へGO! 16時06分 |
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8、白馬岳山頂 16時22分 2932m |
山頂からのパノラマ 16時29分 雄大な絶景をゆっくりと楽しむ。
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白馬岳山頂 方位版 16時42分 山頂には立入禁止のロープが張られている。理由は山頂の裏側が切立った崖になっているからである。 危ないよ〜! |
白馬山頂から小蓮華山方面を望む 16時43分 明日歩く稜線を見るとワクワクしてくる。
松沢貞逸翁レリーフ 16時58分 |
山頂からの景色を楽しんだ後、白馬山荘の裏側を歩いてみた。 17時06分
遥か遠くに剣岳が見える 17時07分 |
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白馬山頂をバックに 17時11分 白馬山頂をダラダラと下ってきた。山頂の裏側は切り立った崖になっていて非常に危険である。この崖下の彼方が白馬大雪渓である。 右奥には小蓮華山だろうか? 明日歩く稜線が続いている。穏やかな気候の中、山頂周辺を歩いて360度の景観を堪能した。これまでの疲れなど全て吹っ飛んでしまった。 |
今日歩いた大雪渓(左下)を覗き込む 17時06分 本当に今日歩いて来たのだろうか(笑)
上記の写真の大雪渓をズームして撮影。
左奥にうっすらと白馬尻荘が見える。大雪渓の中、歩いたコースが黒ずんだ線になっている。
正面に白馬三山の一角である杓子岳。右端には村営宿舎、小雪渓のトラバースも確認できた。
9、白馬山荘スカイプラザ 17時22分 |
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昭和大学医学部白馬診療所 18時03分 山荘に戻って夕食だ! 食堂に向かう途中に診療所を見つけた。 ボランティアに敬服です。 昭和6年設置 |
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大食堂 18時15分 |
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素泊まり客用の自炊場? 18時35分 |
食事が終わって外に出てみると・・・たくさんの宿泊客が沈みゆく夕日を楽しんでいた。
夕日が眩しい 18時47分 |
夕日と旭岳 18時48分 雲が少しかかっているが雰囲気は抜群!
雲上で歓声が上がる 18時52分 穏やかなお天気に感謝!
濃霧の朝 4時31分 3時起床。 昨夜は畳半分のスペースだったが、5時間熟睡した。 昨日は夜行バスに引き続いての登山だったので疲れていたのだろう。 聞くと食堂での朝食は5時からだった。 帰りの行程や下山後のバスの時間を考えると5時前には出発しなければならない。仕方なくパンを頬張って腹ごしらえ。 気温7度の寒い中を出発。 |
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白馬山荘を出発 4時32分 濃霧の中、山荘を後にする。前が見えない。 県境 |
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10、白馬岳山頂 4時47分 2932m ご来光を待つ登山客だが・・・。皆さん諦めずに東の空を見ながら天候の回復を待っている。 撃沈! |
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白馬岳山頂を出発 5時03分 ご来光は諦めてスタートした。雲が恨めしいがこれもまた登山。ひんやりした尾根を歩く。 高山植物保護 |
稜線を快調に歩く 5時21分 |
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アップダウンを繰り返す 5時32分 あちこちに花が咲いている。 花が気になってなかなか足が前へ進まない。 コイワカガミ |
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11、三国境 5時42分 2751m |
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栂池スカイライン 5時54分 |
小蓮華山を順調に上る 6時26分 下を見ると雪渓のクレバスが大きな口を開けていた
12、小蓮華山 山頂 2769m 6時28分 |
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小蓮華山は新潟県最高峰 |
小蓮華山から5分程進んだ小ピークから、歩いてきた稜線を望む 6時47分 「あ〜霧が無ければ大雪渓や白馬三山が拝めたかも〜」 |
尾根の斜面がお花畑に 7時02分 |
13、雷鳥坂 NHKドラマ「坂の上の雲」のエンディングで流れていた映像はこの辺りかな〜」と 勝手に想像しながら尾根を歩く。 7時28分 |
尾根の左を見下すと・・・ 7時29分 |
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船越ノ頭 7時34分 |
「船越の頭」から歩いてきた稜線を振り返る 7時41分 素晴らしい景観に感動する。 「雷鳥坂」とも呼ばれるこの稜線、雷鳥を一目見ようと探しながら歩くが・・・なかなか出会えない。 |
白馬大池が眼下に 7時57分 |
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再度コマクサを発見 8時02分 登山道の端っこに品のあるピンクがポツンと目に付いた。それは高山植物の女王「コマクサ」の可憐な姿だった。名前の由来は花の形が馬(駒)の顔に似ていることにあるようだ。 乾きやすく養分も少ない不安定な砂礫に柔らかい根を地中深く伸ばしている。昔は薬草として古くから腹痛の妙薬として知られていたらしい。登山者の一番人気の花である。 |
素晴らしい風景を目に焼き付ける 8時14分
白馬大池全景 8時17分 雪渓が池のすぐ近くに残っている
14、白馬大池山荘 8時22分 緩やかな斜面を下り、溶けかかった雪渓を横切って白馬大池山荘に向かう。 気持ちいい |
テントサイト 8時27分 約20分の小休憩の間、今歩いてきた稜線をのんびりと眺めていた。
白馬大池 8時44分 登山道は白馬大池山荘の裏側から伸びている
白馬大池を振り返る 9時07分 山荘からは大池の畔の岩ゴロゴロの登山道を進んで行く
15、乗鞍岳山頂 9時16分 2436m |
雷鳥の親子に遭遇 9時34分 乗鞍岳山頂から5分程歩くと・・・「やったー」 やっと会えた!
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雪渓を慎重にトラバース 9時44分 昨日の登山口「猿倉」で今年は残雪が多いと聞いていたが・・・下りは滑るので注意だ! 恐る恐る |
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16、天狗原(てんぐっぱら) 10時35分 40分位岩ゴロゴロの辛抱の坂道を下り終えると、そこはホッとする天狗原だった。 2180m |
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イワハゼ(アカモノ) |
ワタスゲ |
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栂池自然園が見えてきた 11時24分 もうすぐゴール。二日間の山歩きに名残を惜しみながら下って行く。 「もう終わりか〜」 達成感 |
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17、栂池自然園ビジターセンター 11時32分 |
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栂池ヒュッテでソフトクリーム 11時59分 いやーこのソフトクリームの美味しかったこと! これよりロープウェイ乗り場に向かう。 特別の味 |
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栂池パノラマウェイ 「自然園駅」 12時05分 観光客に混じってロープウェイで「栂大門駅」まで一気に下りる。ここの標高は1829m。 1720円 |
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ゴンドラに乗り換える 12時24分 |
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18、栂池高原駅に到着 12時46分 |
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冷やし山菜そば 13時28分 |
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栂池高原のバス停 <まちてぇ> 13時48分 このバス停から「さわやか信州号」に乗り、約7時間かけて京都へまっしぐら。 14時10分発 |
夜9時過ぎに京都駅に無事到着。二日間お疲れ様でした。
訪問ありがとうございました。 HOMEへ |