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      吉部登山口〜大船林道ゲート先200m地点の上り口〜大船林道〜
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雨のち晴れで「立中山」

 
2011年5月1日 
 
半年ぶりの同級生登山である。「年に一度は登ろう」と言いつつ、皆さん登山に目覚めると山行き回数も増えてくる。聞くと、それぞれ個人的にも時々山行きを楽しんでいるようだ。
吉部登山口から大船山を目指して出発。しかし、途中の雨で予定が大幅に変わってしまった。






立中山山頂。 背景には北大船山(左)〜段原〜大船山(右)の綺麗な稜線が見える。


<コース概要> 
1、吉部登山口駐車場 9時20分 〜 2、吉部登山口 〜 3、大船林道ゲート先200m地点の上り口 〜 4、地図にない林道 〜 5、大船林道 〜 6、広場(法華院温泉山荘の車庫) 〜 7、暮雨の滝コースとの合流地点 〜 8、坊ヶツル 〜 9、管理休憩舎 〜 
10、
法華院温泉山荘休憩所(宴会) 〜 11、鉾立峠 〜 12、立中山山頂 〜 
13、法華院温泉山荘休憩所 〜 
14、坊ヶツル 〜 15、暮雨の滝 〜 
16、吉部登山口駐車場 16時53分

 





 
1、吉部登山口駐車場到着  9時10分

約3時間かけて登山口に到着した。
今回のメンバーは総勢9人だが、7人が宿泊組(下山後湯坪温泉泊)、2人は日帰り組である。
ゴールデンウィークなのに、登山口の駐車場は十分スペースがあった。
1000円の暮雨駐車場は駐車台数ゼロ。
やはりこの悪天候が影響しているのだろう。
しかし予報に反し雨は上がっている。
各々準備を整え戦闘態勢に入った。

 


まずは記念撮影から  9時20分

いつものメンバーが集合。
同級生登山を始めて3年になるが、かなり 「さま」 になってきた。


    ルンルン♪

 


2、吉部登山口を通過  9時23分

ここからのコースは暮雨の滝経由(最初の30分は急坂)で坊ヶツルへ行くことが出来る。

      温泉?

 


鳴子川の橋を渡る  9時27分

川のせせらぎも聞こえないほど、ワイワイガヤガヤとうるさいおやじ達の声が響きわたる。

      鳴子川

 
 


大船林道ゲートを通過  9時27分

ゲートを越えてすぐ右に登山道が伸びている。
ここを右に見て通過、まっすぐ進んだ。



      

     ゲートを越えてすぐ右横にある登山道。
     ここを利用する人も多い。

 


ゲートを通り過ぎて進む 9時27分

ゆったりとした大船林道に入る。
このままこの大きな林道を進んでも坊ヶツルへは行けるが、ゲートから約200m先にある、大船林道をショートカットする道を歩くことにした。

周りからは鳴子川の流れる音や、鳥のさえずりがたくさん聞こえてくる。

朝、汗をかく前の登り始めは散歩気分でいつも気持ちのいいものだ。

 


3、ゲート先200m地点の上り口 9時30分

「坊ヶ釣、大船山」の表示がある。 
Uターンするように斜めに上って行く。

   見落とし注意

 



 
なだらかな坂道を歩く  9時31分

たぶん坊ヶツルへの、最短で一番楽な道になるのでは?
これなら全員大丈夫(笑)


   快調に歩く




 
坊ヶツルへの表示  9時38分

すぐに分岐があった。表示通り右に進む。


  




 
メール可能な場所なのか?  9時41分

木に一本毎に、ペンキで「め」「−」「る」と書いてある。
私の携帯はアンテナが1本立った。


   意味は?

 


4、地図にない林道に出る 9時49分

林道を渡り、そのまま登山道が続いている。
もうここで一服している人がいる。


   大船への表示




 
元気よく登って行く  10時16分

林の中、落ち葉を踏みしめ気持ちよく歩く。

  

 



 
5、大船林道に飛び出す  10時20分

看板の横の道から飛び出て右へ進む。
ここで雨が降ってきた。レインウェアを着た。

   一時間経過

 


大船山4号集材路  10時27分

この集材路を進むとは平冶岳北登山口に通じる。
集材路を左に見て林道をまっすぐ進む。


   大船林道

 
 


6、広場に出る  10時41分

この広場には法華院温泉山荘の自動車が置いてある。8号離合場所の立看板がある。

    小雨が続く
 


大戸越(うとんごし)への分岐 10時43分

進行方向左手に細い別れ道がある。
地面を見ると大戸越の古い標識が置いてあった。
もちろん大船林道をまっすぐ進む。

   
 見落とし注意




 
橋を渡る  10時45分

橋を渡ってすぐに暮雨の滝コースに出会う。

    
 


振り返ってみたところ。左は暮雨の滝コース。

7、暮雨の滝コースとの合流地点 10時47分

分岐表示右の広い大船林道から歩いてきた。

     視界不良

    この先、雨の中を坊ヶツルへ向かって歩く。
 


坊ヶツルへの分岐  11時00分

大船山挑戦の予定だが、この雨で気持ちが折れた
メンバーが・・・とりあえず真っ直ぐ進んで法華院温泉山荘を目指す。



     雨足が強くなる

 


長者原登山口への分岐  11時04分

この道は雨ヶ池越えコースである。
道は気持ちの良いほど綺麗に整備されている。

     静かな坊ヶツル





8、野焼きが終わったばかりの坊ヶツル。 まだ黒く焦げた跡が残っている。 11時05分

 




 
大船登山道への分岐 11時08分

法華院温泉山荘も近くなったこの分岐で、大船山が諦めきれない日帰り組の二人が雨の中を挑戦することにした。ここで一旦別行動。

     不安の中進む



 
坊ヶツルキャンプ場  11時13分

テントが5張り程度。
雨が強くなってきたので管理休憩舎に飛び込んだ。

     雨風強い
 


9、管理休憩舎  11時16分

ここで大船山に挑戦する前の腹ごしらえをして、レインウェアをしっかりと着込んだ。
他に休憩しているのは7人程度だった。


     おにぎりと卵スープ



ところが、ここで約30分休憩した後 「いざ大船山へ出発」 と外に出たとたん、さっきより更に雨が強くなり、しかも吹き飛ばされるほどの風が吹いていた。
大船山方面を見ると全く山は見えず、思わすお互い黙って目を見合わせ(お互いを思いやって)・・・
結局大船山への挑戦を諦めることにした。残念だった。
この時点ではこれがベストな選択だと自分に言い聞かせて、泣く泣く、他のメンバーがいる法華院温泉山荘に向かった。

 




 
法華院温泉山荘へ 11時56分

ついさっき別れ際に「大船山に登ってくる」と言った手前、こんなに早く他のメンバーに合流するのがとても気まずい。
きっと「根性なし」などと笑われると話しながら法華院温泉山荘に到着した。
そこでは、皆さんとてもくつろぎ、賑わっていた。
ひょっとして初めから登山の目的がちょっとだけ違うのでは?
ま、いいか。




 
シェフK庭君の腕の見せ所  12時09分

さすが料理人いろんな調理道具を持参している。
手際よく酒のつまみが出来上がる。


     ウィンナー

 

10、法華院温泉山荘の休憩所内にて宴会が始まった。 12時08分





 
塩ホルモン焼き  12時10分

いい匂いが休憩所内に充満する。

    旨かった

 

ザックの中は食材とアルコールだったの?  ビール、焼酎、日本酒と多種多彩(降参です)
しばらく宴会に夢中になっていると、外が段々明るくなってきた。
それでも外を見てみると雨は相変わらず降っている。
私もM君から頂いたノンアルコールビールとホルモン料理などで、大船山を断念した悔しさを忘れかけていた。

しかし・・・宴会に合流して30分程経った頃。外はますます明るくなってきた。
再度、外を見てみると、なんと陽が差している。 しまった! と思ってももう遅い。
時計を見ると、12時30分。まさかこんなに早く天候が回復するとは予想できなかった。
3時まで法華院温泉山荘で休憩すると予定を決めていたので、出発まであと2時間半はある。
そこで、この時間を使って近くの「立中山」登山を提案した。往復2時間もあれば大丈夫なので登ることになった。 ここで、4人の登山組(立中山組)と、5人の宴会組(法華院組)に分かれた。





 

法華院温泉山荘の休憩所を出発 12時33分

こんなに晴れ上がるとは・・・悔しい・・・でも晴れて良かった。気を取り直して出発。

     標高1303m


 


鉾立峠への分岐  12時35分

法華院温泉山荘から100m位下ったところに分岐がある。さっきまで見えなかった大船山が見えるではないか。鉾立峠まで1キロだ。

     木道を進む
 


なだらかな登山道  12時45分

白い馬酔木(アセビ)の花が咲いている。

   

 


目の前に白口岳  12時50分

ますます天候が回復してきた。
大船山を断念したことを後悔しつつ歩を進める。

心地良い風も吹いてきた。
何度も坊ヶツルに来ているが、ついメジャーな山に登ってしまい、このコースは初めてである。
初めての道は楽しい。
目の前の「白口岳」もまだ未登頂なので、機会があれば是非挑戦したい。

 


鉾立峠」と字が違うのは何故?
11、鉾立峠  12時57分

法華院温泉山荘から24分。
登り着いて右が白口岳。左が立中山。
まっすぐ進むと朽網分れ。

    険しそうだ! 
 


鉾立峠から立中山へ向かう  12時59分

鉾立峠に到着すると風が強くなった。

   



 
白口岳と鉾立峠  13時06分

立中山の中腹あたりから登って来た道を見下ろすと、直下に鉾立峠、正面に白口岳の全貌が見える。
右奥からは中岳が顔を出している。

     山頂まであと少し
 


12、立中山山頂 13時11分 1464m

法華院温泉山荘から38分で登頂。
意外とすんなり着いた。法華院温泉山荘が見える。

    風が強い 




少し霞んでいるが、法華院温泉山荘が見える。正面は三俣山南峰。

 




 

登山道を偵察  13時24分

立中山からは大船山へ続く登山道がある。
山頂よりちょっとだけ大船山への道を歩いてみた。3分程歩いてみたが、道は結構細く赤テープに沿って歩くことになる。
途中で小さな表示のある分岐があった。
ここからは進まず引き返した。
次回はしっかりと地図を調べ、準備を整えて挑戦したいと思う。
大船山までどの位かかるのだろう?  誰か連れて行って下さい(笑)




 
立中山を下山  13時32分

山頂で景色を楽しんだ後、宴会メンバーの待つ法華院温泉山荘へ。

     黒土が滑る
 


鉾立峠に到着  13時45分

相変わらず風は強い。この石柱は?

     九水?
 


登った立中山を見上げながら下山 13時51分

この白い鉄柱も気になりました。電気なの?

    
 


13、法華院温泉山荘到着 14時10分

下山タイムも38分だった。下ってくるとだんだん暑くなってきた。すっかり晴れている。

     タンポポ? 

 


宴会は続いていた  14時12分

今回、大船山には登れず残念だったが、思わず未登頂の「立中山」に登ることが出来て満足、満足。
気持ちよく下山してきたが、休憩所に戻ると残りの5人の宴会はまだ続いていた。

マジかー。こんなにお天気いいのにー。
みなさん温泉にも入り、とてもくつろいで幸せそう。
山登りは楽しければグッド!楽しみ方色々です。





総勢9人の同級生。 右上が先ほど登った「立中山」。 14時46分

 




 
下山開始  14時49分

記念撮影も終わり、法華院温泉山荘に別れを告げ、坊ヶツルへ向かった。平治岳も見える。

     木道を歩く
 


坊ヶツルキャンプ場  15時00分

お昼から到着した登山客がテントを設営している。
大船山もとてもよく見えている。

4時間前の雨と強風の状態とは全く違って、穏やかな風景である。
「帰りたくないなあ。」 このまま残って法華院温泉山荘に泊まろうかと思うくらいだった。
後ろ髪をひかれる思いで、坊ヶツルを後にした。




14、野焼きが行われた坊ヶツルの真ん中を歩く。 15時03分 この空間、いいですね〜。

 




 
鳴子川を渡る  15時09分 

   
 
   野焼きの跡、各所で新芽が萌えている。
 


暮雨の滝コース分岐  15時24分

ここから「暮雨の滝」を経由して登山口に向かう。
徐々に下って行く。

     足下注意
 


暮雨の滝への分岐  15時50分

ここから「暮雨の滝」へ下る。黒土がズルズル滑り、とても危ない急坂になっていた。

     足下の標識





15、暮雨の滝(くらぞめのたき)  15時55分

 




 
暮雨の滝で記念撮影  16時00分

マイナスイオンが豊富だ。
落差7m、幅15メートルのこの滝は、「坊ヶツル賛歌」の歌詞にも出てくる。

     気持ちいい〜。
 


暮雨の滝分岐を出発  16時10分

なだらかな道が続くが、途中から急坂を下ることになる。午前中の雨でぬかるんでいる。

     落ち着いて
 


私たちではこの時間では無理かも?
登山口近くで見つけた表示  16時44分

あと少しで登山口。最後まで慎重に。

     倒木
 


吉部登山口  16時47分

法華院温泉山荘から約2時間で到着。
やっとゴールにたどり着きました。

      バンザーイ
 


16、吉部登山口駐車場  16時53分

戻ってみると私たちの車が三台だけだった。
無事に下山してホッとした。お疲れ様でした。

     23400歩

 背後のカラー 
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