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仁田峠〜妙見神社〜国見岳〜普賢岳〜あざみ谷〜仁田峠 

 

妙見岳・国見岳・普賢岳 

 

2011年11月12日〜13日

 
第4回目の同級生登山旅行。
埼玉県・滋賀県・山口県からも参加があり、男女合わせて16人となった。
残念ながら霧に包まれての山歩きとなったが、久しぶりに会う仲間と会話が弾み、気が付けばあっという間に下山していた。
 




普賢岳山頂  本当ならこの背景に平成新山が見えるはずなのだが・・・霧で真っ白(涙)



<コース概要> 

1、仁田峠 10時50分〜 2、妙見神社 〜 3、国見別れ 〜 4、国見岳 〜 5.国見別れ 〜
6、紅葉茶屋 〜 7、普賢岳 〜 8、紅葉茶屋 〜 9、あざみ谷 〜 10仁田峠 15時21分


 

仁田峠駐車場  10時38分

6時に北九州を出発。
途中いくつかのハプニングを乗り越え、登山口のある仁田峠に到着。

ここまでお天気も良く、絶好の登山日和になると確信していたのだが、いったい誰の日頃の行いが悪かったのか?
駐車場に到着し山頂方面を見上げると、すっぽり霧に覆われていた。ちょっと戦意喪失。



 

出発前の記念撮影  10時50分

皆さん長時間バスに揺られて少々お疲れモードですが、支度をしっかり整えて登山口に集合。
霧を見てちょっとがっかりしたものの、楽しみにしていた登山を前にだんだんと気合が入ってくる。
この登山口周辺は6月になればミヤマキリシマが群生して、なかなか見ごたえある場所だ。
さて本日の目的の紅葉はどうだろう?

1、仁田峠を出発  10時51分

「行ってらっしゃ〜い」って「アレッ」三人は別行動? 
まさかロープウェイじゃないよね?()


    ロープウェイ三人組

妙見・国見岳への表示 10時53分

アイスやとうもろこしを売っている露店の場所から遊歩道を上って行くと、すぐに左へ曲がる分岐がある。
ここからロープウェイの左横を並行して上って行く登山道が続いている。

まずは妙見岳を目指すことになる。
ロープウェイの山上駅まで歩くと約30分だが、ロープウェイを利用するとたったの3分だ。

 

少し霧が晴れてきた  10時54分

下を見ると駐車場が見える。
車もかなり停まっていて観光客の多さがうかがい知れる。


   注意看板 

 

急斜面を登って行く  11時21分

    ゴルフ場

やはり天は味方したのか? 
霧が晴れて視界が一気に広がった。元気が出てくる。

ロープウェイの山上駅ももうすぐそこだ。
陽の光も射し、徐々に暑くなってきた。汗がじっとりと体を包む。上着を脱ぎザックへ詰めた。

何故か季節外れのミヤマキリシマが一輪

    「本当は6月だよ」

 

ロープウェイ山上駅展望台  11時24分

約30分でここまで上って来た。ちょっと休憩。

   絶景






妙見岳山頂碑の前で記念撮影  1333m  11時28分


 

展望台を出発  11時30分

山上駅の左から登山道が伸びている。
更に標高を上げて、まずは妙見神社を目指す。


    元気よく!

妙見展望所からの道と合流

緩やかなアップダウンを繰り返して妙見神社へ。
ここからは鼻歌交じりで歩ける。


   妙見展望所への分岐  




普賢岳・平成新山が見えた!  11時35分

妙見神社に向かう途中に、右手の木々の間から普賢岳山頂(手前)と荒々しい平成新山の溶岩ドーム(奥)が確認できた。

普賢岳は平成2年11月17日に198年ぶりに噴火し、新たに標高1486mの平成新山が誕生。その火山活動も平成7年春にはほぼ沈静化して、普賢岳登山も再開されることとなった。

 

2、妙見神社  11時38分

元気一杯の幼稚園児がたくさん休憩していた。
登山の安全と普賢岳の沈静化を願って参拝。
本当は妙見岳の山頂はこの辺りらしい。

    二礼二拍手一礼

 

快適な尾根歩き  11時40分

ゆっくりと景色を楽しみながら歩いて行く。

    ルンルン

 


第2吹越への分岐を通過  11時49分

妙見神社から国見別れの間は約20分だが、この尾根歩きは眺望抜群の区間である。
しかし、今日は霧が発生して今一歩の景色である。
紅葉もほぼ終了していて、冬の訪れを感じる。
右手の眺望に気をとられ、歩くスピードが一段と遅くなる。

写真撮影等していて、気が付けば一人取り残されちょっと焦った。





稜線のあちこちで綺麗な赤い実が目に付いた。 でも正面は霧が・・・。



 

3、国見別れ  11時57分

ここから左に進み国見岳に向かう。
国見岳の山頂を踏んでまたここまで戻ってくることになる。

  
 三山への分岐 

急登に喘ぐ  12時04分

国見別れから少し下って鞍部に着くと、眼前に国見岳がそびえ立っていた。
かなりの急登に緊張するが、慎重にロープを頼りに上って行った。
急坂に苦労していると、なんと霧が出てきた。
「あ〜、あとちょっとで山頂なのに〜」
山頂からの景色を楽しみにしていただけにショックは大きい。
この霧で前方が見えなかったのか?
急坂の岩で「おでこ」をぶつけた人がいた()

  


4、国見岳山頂  12時13分  1347m

国見別れから16分。意外と早く山頂に到着。
やはり霧で展望は望めなかった(涙・涙・涙)

    山頂の気温は8度


 

国見岳を下山開始  12時19分

山頂はドーム状になっていて、あまり広くなかった。
しかも昼食中の団体さんをはじめ、登山者で込み合ってゆっくりも出来そうもない。

本来ならこの山頂から360度の展望が広がるはずだが、霧で視界不良のため写真を数枚撮って早々に下山を決めた。

残るは最終目標の普賢岳だ。それにしても霧が恨めしい。
「晴れてくれ〜」






急坂を転げ落ちるように下って行く。「たんこぶ岩」も無事にクリアしました。 12時25分



  5、国見別れ  12時31分

山頂から12分で国見別れまで下って来た。

  
  注意看板
 
  一気に下る  12時38分

せっかく頑張って登って来たのに・・・
ここから約100mをグングン下って鞍部の紅葉茶屋を目指す。
下るということは、最終目標の普賢岳にはその分また上るということで、もったいなく感じてしょうがない。
痛み出した膝をストックでカバーしながら、なるべくソフトに歩くよう心掛ける。

気が付いたらしんがりを務めていた( 





紅葉が終わった斜面を下って行く。右下の先行登山者が豆粒のようだ。  12時39分



 


6、紅葉茶屋  12時45分

国見別れから15分で紅葉茶屋に到着。
茶屋と言っても何もない。
この分岐を左に上って普賢岳を目指すことになる。
一応地図で現在地と上りの所要時間(25分位)を確認した。

ここからがまたまた急登となり、苔むした溶岩道を滑らないように上って行く。結局5分程休憩して普賢岳へ向かった。
私達のメンバーも疲れが出てきているようだった。

 

あと少しで頂上  13時07分

低灌木の間をすり抜けるように上って行く。
休憩もなく上って行くので、だんだん足が上がらなくなってきた。「休憩させてくれ〜」と心の中で願うが、それも叶わず辛抱して上る。
それにしても家族連れの登山者が多い。
小さな子供が元気よく下りてきて、喘ぎながら上る私達を見て、「頑張って下さい」と言われた時は思わず「ハイ頑張ります!」と返事をした()




普賢神社前広場  13時14分

頂上に出た!と思ったら違っていた。
ここは山頂直下の小広場。
普賢神社の祠の前で大勢の人が昼食中だった。

どうやら山頂は風が吹いていて寒いらしい。
ここは風もないのでゆっくり休憩しているようだ。
広場から右手上に山頂が見える。

さっそく山頂を目指して進むことにした。 

  7、普賢岳山頂   13時16分  1359m

「着いたぞー」 
しかし・・・あいにくの霧で平成新山の溶岩ドームはほとんど見えなかった。


    山頂碑
 

山頂での記念撮影  13時33分

これで3つ目の頂上を制覇!
全員に安堵感が広がる。
そしてやっと昼食タイム。

最初は山頂で食べようとしていたが、やはり風が強くて寒くなってきた。汗をかいているので風邪をひかないようにすぐに上着を着込んで防寒。
昼食は山頂下の普賢神社小広場まで下って食べることにした。

  山頂から普賢神社の小広場を見下ろす
下を見ると、たくさんの人が昼食中。
私たちが合流すると、より混雑しそうな気がしたが、私達と入れ替えで団体さんは下山した。ラッキー。


    昼食中も霧の中

8、紅葉茶屋  14時26分

昼食を終え、紅葉茶屋まで戻ってきた。
話し声がするので先行のメンバーが心配して待ってくれているのかと思えば・・・・違っていた。
甘かった。


    紅葉茶屋の分岐

 

さらに急坂が続く  14時36分

急坂をジグザグに黙々と下って行くと、ほどなく緩やかな広い道になった。楽チン、楽チン。

    「ホッ」とする

 

9、あざみ谷  14時49分

広場に出た。説明看板を見るとここは「あざみ谷」だった。
この場所でその名の通り、しっかりアザミを見つけた。
ちょっと休憩。


    アザミ


 


 

マムシ草の実
  
 
マユミの実

モミの木の群生を見ながら歩く  15時09分

緩やかなアップダウンを繰り返しながら仁田峠を目指す。
この辺りは標高1090m。

  
  6合目の表示

 

ロープウェイの駅に到着 15時17分

普賢神社の拝殿の横を通り、ロープウェイの下駅に辿り着いた。下山完了!全員無事!


   普賢神社拝殿 






10、仁田峠の看板前で・・  霧がまた出てきた  15時21分


皆さん4時間30分の山歩きお疲れ様でした。
楽しみにしていた一年ぶりの登山旅行も無事に全員下山してホッとしました。
また、懲りずに来年どこかの山に登りましょう!




 二日目(11月13日)





宿泊した「みかどホテル本館」玄関前にて   巨木と食事に驚いた!



 

みずなし本陣ふかえ 長崎県島原市深江町

前日に登った普賢岳を眺める。

    埋没家屋

牡蠣小屋で昼食

佐賀県藤津郡太良町の牡蠣小屋「園(その)」

     満足満腹


  

皆さん本当にお疲れ様でした。 


 背後のカラー 

訪問ありがとうございました。
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