ご訪問ありがとうございます。
よろしければ他のページもどうぞ
 
  HOME へ


   かいもん山麓ふれあい公園 〜 2合目登山口 〜 
                       
仙人洞 〜  開聞岳山頂  往復 
 

開聞岳(薩摩富士) 

 
                    2011年9月11日
 

以前から興味のあった開聞岳に挑戦した。今回は息子が久しぶりに付き合ってくれた。
さほど高くない標高(924m)なので甘く考えていたが、なんのなんの開聞岳は山頂に近づくにつれ足場が不安定になり結構手強い相手となった。 蒸し暑かった。





イベント広場から見た開聞岳(薩摩富士)
山頂部に「かさ雲?」がかかっている。 この雲がかかると天候が崩れると言われているが・・・。


<コース概要> 

1、かいもん山麓ふれあい公園  6時28分〜  2、イベント広場  〜 
3、2合目登山口  〜 4、五合目 〜 5、7合目 〜 6、仙人洞 〜 
7、開聞岳山頂 9時40分到着 (昼食) 10時40分下山開始 〜 
8、
御岳神社(枚聞<ひらきき>神社奥宮) 〜 9、2合目登山口 〜
10かいもん山麓ふれあい公園  12時57分



 


かいもん山麓ふれあい公園  5時50分

家内の安全運転で約6時間かけて1時頃に到着したが、すぐに雨が降ってきた。かなり落胆しながら車中で眠りについた。
朝5時に目が覚めたがまだ小雨が降っている。
気が乗らずにぐずぐずしていると、隣の車の登山者が用意を始めた。
負けてはいられないと、こちらも遅ればせながら準備に取り掛かった。
そうしているうちに天が味方したのか、雨が上がり開聞岳が姿を現した。

 


1、かいもん山麓ふれあい公園出発 6時28分

看板には登山口までのルートが表示されている。

   GO!

 


管理事務所  6時29分

登山届に記帳して開聞岳を目指す。家内は車でお留守番。

    記帳所

 
 


2、イベント広場  6時30分

イベント広場に出ると開聞岳の全景が目に飛び込んできた。山頂部はあいにく雲がかかっている。
広場の外周の道はまだ雨で濡れているが、天候は回復傾向なので元気に2合目登山口へ向かった。
これからこの開聞岳を時計回りに一周して山頂へと進んで行くことになる。

他に登山者もいなく静かな朝であった。 

 


3、2合目登山口  6時36分

開聞岳の登山口は唯一ここだけである。
ここから本格的な登山道となる。
看板には成人は2時間30分で登頂とあった。「そんなものか」
と軽い気持ちで歩き始めた。
しかし、暑さに体力を奪われいつものようなペースでは登れなかった。
日頃の鍛錬が足りないことを実感した。
 





山頂までの所要時間  ( 成人 2時間30分 / 子供 3時間 / 老人 3時間 )



 


森の中に入って行く  6時38分

登山口から森に足を踏み入れると、登山道は大きな溝のようにえぐられていた。
雨が降るときっと川のようになるのだろう。
足元は軽石のような火山礫でザラザラと歩き難い。

うっそうと茂る椎や樫の木の森は、噴火から1000年以上を経てこのような姿になったと言われている。 

 


2.5合目  6時50分

2.5合目などと、あまりこのような表記にはお目にかかったことはないが・・・。

  
 さあ行くぞ! 

 
 


4、5合目で休憩  7時38分

気合を入れて歩いていたが、出発してここまででもう1時間も経過している。脇腹が痛い。
ちょっとペースが遅いかも?
5合目に到着すると初めて視界が開けた。
登山口からここまでは樹林帯の中を黙々と歩くだけだったので気分が晴れる。
下界をみるとサツマイモ畑と池田湖が見える。
環境が良いのか、大きい樹木が目立つ。




5合目より池田湖を望む  7時39分   朝日が眩しい


 


6合目で休憩  7時59分

5合目よりまた樹林帯に突入。
蒸し暑い中、汗びっしょりになって6合目に到着。


    あと1.6 km

 
 


5、7合目で休憩  8時20分

この辺りから大きな岩がゴロゴロとして非常に歩き難い。
早朝の雨で濡れているし、苔が付いていてとても滑りやすい。


    あとひと踏ん張り

 





長崎鼻を望む  8時25分
7合目を過ぎると初めて海への展望が開けた。朝日に輝く東シナ海である。
見下ろすと眼下に海が迫ってくる。





長崎鼻より開聞岳を望んだ風景 (平成9年5月撮影)  前記の写真と真逆の風景である。


 


7合目より背丈の低い樹林帯を上る 8時29分

海から強い風にさらされる南斜面では樹木は大きく成長することが出来ないようだ。
開聞岳は1100年前の2回の大噴火でこのような円錐形になったと言われているが、2回目の噴火により山頂部を作った溶岩が大きな岩となってゴロゴロとしている。
とにかく歩き辛く、滑りやすいので神経を使いながら進んで行く。

 


6、仙人洞(せんにんどう)  8時35分

山伏が修行に使ったと言われる洞窟である。
杖や木切れの投げ入れは禁止となっている。

   暗くて深い

 
 


ロープで岩場を上る  8時39分

徐々に険しい上りとなってくる。

   あと0.8 km  

 
8合目を通過  8時45分

 


8合目を過ぎてもロープ  8時46分

難行苦行がまだまだ続く。気が抜けない。

   あと0.4 km

  9合目で休憩  9時07分

 





オ−ッ、一気に視界が広がった。 枕崎方面に伸びる海岸線である。  9時14分





海が青い  9時16分  海に浮かんでいる輪になったものは養殖用の生簀だろうか?
心地よい風に当たり、少しボーっと海を眺めていた。



 


長い梯子とロープ   9時22分

最後のひと踏ん張り。けっこう滑りやすい梯子だった。用心して上った。

   あと 52m

 


九州最大の池田湖。 イッシーが・・・()
 


開聞中学は運動会が開催されていた。






7、開聞岳山頂  9時40分  924m  元気のいい犬が山頂で走り回っていた。
結局私たちは3時間を要して山頂に到着したことになる。と言うことは「老人」タイムだ(悲)



 


登頂記念ツーショット  10時01分

皇太子殿下も開聞岳に登られたようだ。

   63//20
 


昼食  10時14分

山頂で食べるカレーライスはメチャ旨い。

   食欲旺盛

 
 


下山開始  10時40分

ジャスト1時間の休憩後、下山を開始した。

   キンミズヒキ

 
 


8、御岳神社(枚聞神社奥宮)  10時44分

赤い鳥居が見えたので近づいてみた。
何故か上りの際には気づかなかった。

   石の祠

 





絶景を見下ろしながら下山する  10時48分

 


6合目付近で見つけたマメヅタ  12時02分

この辺りは海からの風が直接吹き付けないので、樹木は大きく育つ。
マメヅタがタブノキの幹にビッシリと巻き付き、細い根や茎を伸ばしている。観察していると面白い。

下山は快調に下って行く。
しかし、この時間にも上ってくる人がいる。
「お疲れさま」「こんにちは」と挨拶を交わしながらの登山はお互い気分のいいものだ。

 


9、2合目登山口  12時49分

ようやく登山口に辿り着いた。下山所要時間は、2時間09分だった。成人タイムをクリア。

   ホッとする

 


10かいもん山麓ふれあい公園  12時57分

イベント広場前を通り、今登った開聞岳を仰ぎ見る。記帳所で時刻を記入して下山完了。

   お疲れさん

 


 汗だくで下山した直後にコーラを一気に飲み干した。
このあと管理棟で10分200円のシャワーを浴びて気分最高。


下山後
残暑が厳しい中での登山は体力も気力も必要だとつくづく感じた。
水分補給が大切だ!







枚聞(ひらきき)神社

無事下山の御礼参拝  13時37分



帰路の途中、池田湖から見た開聞岳  13時48分

 背後のカラー 
訪問ありがとうございました。
HOMEへ