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 茶ヶ床園地〜中峠〜広谷湿原〜中峠〜四方台〜茶ヶ床園地

 茶ヶ床園地からの 平尾台  花散策

 2016年8月7日

前日(6日)の夕方、H師匠から「サギソウを見に行きませんか?」とお誘いの連絡が入った。
そう言えば、「3年前もH師匠とサギソウ散策をしたなあ〜」と思い出し、喜んで参加させて頂いた。
数が少ないサギソウには滅多にお目にかかれるものではない。さて今回はどうだろう?

広大な広谷湿原で注意深く探していると、登山道沿いに白く光るものを見つけた。 



   

広谷湿原で見つけた「サギソウ」   キラキラ光って美しい


<コース概要>

1、茶ヶ床園地駐車場  7時39分 〜 2、中峠 〜 3、広谷湿原 〜 4、中峠 〜
5、四方台(昼食) 〜 6、茶ヶ床園地駐車場  11時59分

  




 緑濃き羊群原  7時39分  今日も暑くなりそうだ!

早朝なのに既に車が10台ほど駐車している。日陰のない平尾台の夏は午前中が勝負だ!

 

本日のメンバーは先週と同じく、H師匠・ヤジさん・Y本さんと私の4人

 

 

1、茶ヶ床園地駐車場  スタート
「さあ、行きましょうか」と出発。トイレの角を左に曲がって登山道に入って行く。

     日焼け対策を

 

フィールド内へ  7時42分
鎖のゲートを越えて、いざ羊群原へ。
「ん?」ゲート近くで面白い花を見つけた。

  カラスウリ  




 ノヒメユリ  7時47分  柔らかい朝の陽射しを浴びてお目覚めのようだ




 

石灰岩の形と想像は人さまざま  7時56分
登山道沿いにある石灰岩を見て、誰かが
「これは男子トイレだ!」と言っていた。 納得!


    コマツナギ

 

鬼の洗濯岩とヨロイグサ  7時59分
夏は緑が多く石灰岩台地も隠れてしまう。
ヨロイグサもたくさん茂っている。

   カワラナデシコ

 

2、中峠  8時03分  真っ直ぐ通過
皆さん花の撮影に夢中になって、なかなか足が前に進まない。

    中峠の標識

 

沿道にはノヒメユリ  8時10分
「あと少しで広谷湿原だ!」サギソウの期待が高まり、足が自然と速くなる。

    すぐそこ

 

3、広谷湿原  8時13分
右下を見ると、広谷湿原が広がっている。モコモコとした濃い緑色の中で、ところどころコオニユリのオレンジ色が光っている。
広谷湿原から吹き上げてくる生暖かい風は、草の匂いをたっぷりと含んでいる夏の風。
今からこの湿原地帯に入って行くが、どうかヘビさんが出ませんように。

 

広谷湿原への分岐  8時14分
さあ、これから湿原散策タイムのスタート!
全員カメラの準備に取り掛かる!

   マムシ注意! 






色鮮やかなキキョウ







サギソウ
登山道のすぐ横に咲いていた 





 コオニユリ (背景は鬼の唐手岩)






オミナエシとヒコーキ雲






コオニユリも優雅に咲いている



 

4、中峠へ戻る  9時18分
約一時間、たっぷりと湿原での散策を楽しんだ。さすが花の宝庫平尾台。サギソウにも出会うことが出来て超満足!

   

これから四方台へと向かう。お天気も最高なので上からの景色も楽しみだ。
それにしてもこの炎天下なのに、皆さんお元気だ。私はこの一時間、花散策と写真撮影に集中し過ぎてフラフラ()

 

中峠からの上り  9時23分
はるか向こうに福智山がはっきりと見える。このように空気が澄んでいるのも最近では珍しいのではないだろうか?

   キキョウがたくさん 

 

貫山への分岐  9時25分  右へ
中峠から2分で分岐に出会う。ここを右に進んで四方台を目指す。

   貫山方面へ 






四方台もあと少し  9時36分  道は空へと続いている・・・・錯覚




 

キキョウのお花畑  9時52分
斜面を見ると無数のキキョウが気持ちよさそうに揺れている。

    息を凝らして

 

この木の先が四方台  9時58分
ご存じの通り、平尾台のフィールドには殆ど日陰がない。しかし、このヤシャブシの木の下は日陰が出来ていて、夏場の暑い時期、昼食休憩するには絶好のポジションとなる。
ここで昼食休憩をすることに決め、ザックを置いて、この先の四方台の分岐まで行ってみることにした。






5、四方台  9時59分  この先に見えるのか貫山だが今回はパス
すぐにヤシャブシの木に戻って昼食タイム



 

ヤシャブシの木の下で  10時00分
ちょっと早目の昼食となった。

    ノンアル

 

ヤシャブシの実
周囲はギラギラと照りつける太陽の光。しかし、ここはヤシャブシの木の下。
日陰がこんなにありがたいとは・・・。砂漠の中のオアシスと言ってもいいだろう。
冷えたノンアルコールビールを飲んでいると、枝の先にある丸い物に目が留まった。それはヤシャブシの実だった。

 

昼食を終え往路を下る  10時34分
さあ、日陰からまた炎天下に突入!キキョウを見ながら下山することにした。

    真夏の行軍

  ケルンから右下へ  10時36分
昼食休憩した場所から2分程下ると、登山道の右側にケルンがある。ここを右に進む。

     目印のケルン




福智山系を眺めながら緑の丘陵地帯を下って行く  10時39分
登山道の両側にはキキョウがたくさん咲いている。このルートはキキョウだらけ。




 
開花前のキキョウ(右)



ヤマウルシ(触らないように注意)





小穴とその向こうの塔ヶ峰をバックに記念撮影  10時59分




 
サルトリイバラ



ヒメオドリコソウ


 
ゲンノショウコ



ヒオウギ




夏空の下、大平山(おおへらやま)がクッキリ見える  11時26分


 

「キス岩を見に行こう!」の標識  11時30分
珍しい花を散策しながらの下山は楽しい。大平山を正面に見ながら下って行く。

    茶ヶ床園地へ




Y本さんが「こっち、こっち」と呼ぶので行ってみると・・・・驚きの光景が!




 石灰岩の中から伸びる一本の木  11時38分  これが「根性の木」だ!




 ノヒメユリが綺麗なのでシャッターを切らずにいられない  11時40分



 

分岐から茶ヶ床園地へ  11時40分
この分岐から茶ヶ床園地まで一気に下ることになる。

    あと800m





羊群原の中を歩く  11時45分  





オミナエシ



ムラサキツメクサ

 

新しい道?  11時49分  左へ
下って行くと分れ道。いつもは右のルートだが、左に新しいルートが切り拓かれていた。
風は止んで、ジリジリ暑い。太陽はほぼ真上に位置して、容赦なく照りつける。
連日の炎天で台地は乾いているのに山野草は何故こんなに生き生きと強いのか?
自宅の鉢植えの花とは大違いだ。





大きなヒオウギがユラユラ揺れていた  11時52分  アヤメ科多年草



 

5、茶ヶ床園地駐車場  11時59分
早朝からの平尾台花散策だったが、やっぱり炎天下は堪える。熱中症に注意して何度も水分補給をして歩いた。
今日は第一目的のサギソウに出会えて感謝の一日だった。
同行の三人の先輩にも感謝である。
ありがとうございました。


4時間20分、11411歩の平尾台花散策。 お勧めです!



訪問ありがとうございました。
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