ご訪問ありがとうございます。
よろしければ他のページもどうぞ
 
  HOME へ

吹上峠駐車場〜<花散策>〜大平山〜<花散策>
                    四方台〜<花散策>〜大平山〜吹上峠駐車場
 

吹上峠からの 平尾台 花散策 

2018年4月8日

今年2回目の山行は単独平尾台へ。以前、H師匠と花散策をしたルートをまた歩いてみようと、急に思い立った。この時期はヒトリシズカやオキナグサなどが鑑賞できるので楽しみだ。
それにしても昨日からの寒気の影響で4月にしてはとても寒い。前日はみぞれが降ったと聞いている。それでも登山靴を履きながら、お目当ての花々を早く見たいと気が逸る。


   


広大なるカルスト台地  羊群原の斜面を上って大平山(おおへらやま)へ向かう

<コース概要>

1、吹上峠駐車場  7時21分 〜 2、散策路入口 〜 <花散策> 〜 
3、大平山(おおへらやま) 〜 <花散策>  4、塔ヶ峰への分岐 〜 
5、四方台 〜 <花散策> 〜 6、大平山  9、吹上峠駐車場  13時45分
  

 

1、吹上峠駐車場  7時21分
7時過ぎに吹上峠駐車場に到着。風はさほどないが、気温5℃。じっとしていると震えてくる。駐車場の桜は既に葉桜。

    残りわずかな桜の花

 

山火事跡  7時23分
吹上峠駐車場の裏は野焼きが行われたのか?いやこれは、先月(3月26日6時頃)発生した山火事の跡で、出火から鎮火まで15時間かかったとのこと。この火事で17ヘクタールが焼失したが、幸いけが人などはなかったとのことです。
昼間でなく良かったが・・・出火原因は?

 

駐車場の東屋  7時25分
穏やかな朝日に照らされて山も気持ちよさそうだ。東屋にはハイカーの為に竹の杖が設置してある。道路を渡り登山口へ向かう。

    車やバイクに注意!

 

2、散策路入口  7時26分
雰囲気の良い登山口。
横を見ると山火事注意の看板が・・・。


    たばこ注意!


澄んだ空気で深呼吸、雄大な景色を見ながらゆっくり、のんびりと・・・





少し上って振り返る  7時47分  山火事跡が痛々しい
野焼きのようにも見えるが、突然の出火には周辺や消防は大変だったろう。





大平山を目指して急登を上る 7時50分 こちらは野焼き後に台地に新芽が出てきている風景





急登が終わると左側に福智山〜皿倉山の稜線が広がっている  7時53分
この稜線を見ると、また皿倉山〜牛斬山の縦走してみようかなと思ってしまう。 




色の濃いスミレ  7時56分  可憐に咲いている




 
キランソウ



ヒトリシズカ





石灰岩の自然美に魅せられる  8時18分  正面奥には福智山が聳えている



ヒトリシズカの群生

 





やっと見つけた ホタルカズラ

 



 何度見ても可愛い ヒトリシズカ




遭遇!
花散策を楽しみながらゆっくり、ゆっくり大平山へと上って行く。
山頂もあと少し
「んっ?」 「誰だ?」
見上げると石灰岩の間から、誰かが私をじっと見ている
逆光なのですぐには分からなかったが、口元がニヤリと動いた瞬間、分かった!
「エエッー」なんとそれは、H師匠とY本さんだった!
5ヶ月振りの再会
H師匠は、遠くから登ってくる私の姿を見て、すぐに気が付いたらしい。
こんな所でお会いするとは、本当にビックリであった。
勿論ここからは同行させて頂きました。



 

H師匠・Y本さんと合流  8時44分
H師匠とY本さんは茶ヶ床園地に車を停めたそうだ。やはり、ヒトリシズカを見に来ていた。

  
  ワラビも沢山

 

3、大平山(おおへらやま)山頂  8時47分
休憩せずに進む。コース上でオキナグサを探しながら歩くが・・・・。見つからない(悲)

     標高586m

 

三叉路分岐を直進  8時55分
「四方台を経て貫山へ」の方向へ進む。ペースの早いY本さんがグイグイ引っぱる。

    確認・確認


 
バイケイソウ(毒があるとか・・・)

 
キジムシロ?




大平山(おおへらやま)を下る  8時59分 野焼き後、新芽が萌え出す平尾台はとても清々しい


 

左奥は貫山  9時15分
大平山を下ること25分。お二人と歩くと快調ペース。と言うより、遅れをとってはならないと必死で歩くことになる。
正面の急登は四方台へと続く。
今日の景色は最高だ!ポカポカと穏やかな気候に感謝。大平山からのこのルートは、綺麗なスミレたちにとても癒された。





 薄紫色のスミレをズームアップ   花弁がとても繊細で綺麗だ




センボンヤリ

天に向かって伸びる姿が、大名行列の千本槍にかぶせた飾りに似ているところから、この名がついたと言われている。花弁は開くと白くなる。キク科。


 

4、塔ヶ峰への分岐  9時25分
正面の急登を上ると四方台。
左は大穴、塔ヶ峰。右に進めば中峠。

  
  少し休憩


 
わずかに残った桜の花



ヤシャブシの実と新芽 





急登を一気に登り上げる  9時37分  お二人には敵いません 





 急登を上って振り返る  9時41分  大平山から歩いてきた道がよくわかる



 

5、四方台  9時47分  618m
他コースからの登山者と談笑。四方台に到着すると風が強くなってきた。

    背景は貫山

 

貫山はパスして中峠方面へ  9時51分
ヤシャブシの木の下を進んで行く。ここは夏場の休憩スポット。貴重な影の出来る場所。

   強風、豪風


お天気が良くて最高なのに、ここからは風が吹き荒れて凄かった!
「ゴーッ、ゴーッ」と風の音で会話もかき消され、結局三人とも無口になって歩き続けた




 雄大な景色  9時53分  ここが本当に北九州だろうか?と思わせるような眺めである





オキナグサ(絶滅危惧種)    強風の中耐えている姿が健気である
吹き飛ばされそうな強風の中、運よく風が止んだ瞬間にシャッターを切った


 

ヤジさん合流  10時05分
オキナグサの写真撮影をしているところに、いつものメンバーのヤジさんが遅れてやって来た。天狗岩方面を一人で歩いて来たとのことだった。これで4人集合。
強風の為、写真撮影もなかなか思うようにはいかず、それなら昼食にしようと、風のない場所を探して下ることにした。





 下山途中で昼食休憩  10時56分  風のない場所を探してのんびり
左からH師匠、Y本さん、ヤジさん、私。



 

ヤブレガサ



フキノトウが大きくなりました 



昼食も終え、茶ヶ床園地駐車場に向かう。 しかし途中で再度大平山へ向かうことに・・・・・


 

分岐  11時18分  右へ
左は中峠だが、右に進む。通称:鉄管道を歩き、遠回りで茶ヶ床園地へ下山することにした。

    吹上峠方面へ

 

通行禁止に・・・  11時18分
昨年11月に歩いたこの新道は通行禁止。
看板には「左下は水源地です」と書いてあった。


    平尾町内

 

石灰岩と溶岩  11時19分
詳しいことは分からないが、途中右側の石灰岩の上に溶岩が流れた後のような・・・。

    表面が二層に

  茶ヶ床園地への分岐  11時30分
ここから左に下ると通称「鉄管道」と呼ばれるルートで茶ヶ床園地へ行くことが出来る。
しかし、後から合流したヤジさんが、ヒトリシズカを見てないので、再度「大平山」へと向かうことになった。
お天気が良く、風も止んでベストコンディション。
雄大な風景に溶け込むように歩いた。




 真っ白、無数の羊たち  11時31分  これぞ自然美溢れる「羊群原」



 

スミレ?



シロバナタンポポ

 

分岐  11時52分  左へ
今朝、大平山を下る際に通った分岐に出会う。
違うルートで再度大平山へ上って来た。


    ポカポカ陽気





 6、大平山(本日2度目)  11時55分  山頂碑はパスし先へと進む





 大平山周辺で花散策  11時57分〜12時30分  楽しい時間はあっという間に過ぎていく
花散策を終え、H師匠・Y本さん・ヤジさんとここでお別れ 「お世話になりました」
私は吹上峠駐車場へ。 H師匠・Y本さん・ヤジさんは茶ヶ床園地駐車場へと下る。




 
シロバナタンポポ



セイヨウタンポポ


 
メマツヨイグサ



瑠璃色のホタルカズラ

 

登山口に到着  13時43分
メマツヨイグサがたくさん。二種類のタンポポは仲良く咲いているのだろうか?

    勢力争いか?

  9、吹上峠駐車場  13時45分
駐車場はほぼ満車。お天気が良いので、ハイキングやドライブの方も多い。

  
  無事に下山

心地よい疲労感。久しぶりに歩いてリフレッシュしました! しかし、下山途中、斜面にボコボコとたくさん穴が開いているのを発見。きっとこれは山野草の盗掘だと思われる。悲しくなります。


訪問ありがとうございました。
HOMEへ