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茶ヶ床園地〜貝殻山〜天狗岩〜桶ヶ辻〜
                       周防台〜広谷湿原〜中峠〜茶ヶ床園地

 
 茶ヶ床園地からの 平尾台 花散策

2017年11月3日

2ヶ月振りの山歩き。今回はムラサキセンブリに会うために単独で平尾台にやってきた。
ところが、茶ヶ床園地に到着すると、ほぼ同時にすぐ後ろから見慣れた赤い車が駐車場に入ってきた。ヤジさんだった。そしてそれに続いてH師匠も現れた。茶ヶ床園地でバッタリお会いしてテンションMAX。当然のごとく同行させて頂くことになった。今日のお天気は快晴。晩秋の平尾台は訪れる登山者も多く、とても賑やかだった。

   


自分の背より高いススキを掻き分けて進む



<コース概要>

1、茶ヶ床園地駐車場 7時40分 スタート 〜 2、貝殻山横を通過 〜 3、芳ヶ谷〜 
4、天狗岩  5、桶ヶ辻 〜 6、周防台 〜 <防火帯を下る> 〜 7、広谷湿原 〜
8、中峠 〜 <新道> 〜 9、茶ヶ床園地駐車場 12時40分

  



早朝7時30分で既に満車寸前。秋晴れの平尾台は皆さん出足が早い!


 

1、茶ヶ床園地駐車場 スタート 7時41分
朝の光を浴びて気持ち良くスタート!
舗装道路に出て右に進む。

    足取り軽く

 

舗装道路からフィールド内へ  7時43分
さあ、ここから花の散策だ!

    快晴




最初に目に飛び込んできたのは、白くて可憐な花だった。




ウメバチソウ





ムラサキセンブリ




 
アキノキリンソウ



ノコンギク


 
ハバヤマボクチ








ムラサキセンブリ等を堪能しながら先へ進む  7時54分



 道は次第に舗装道路へと下って行く

 

舗装道路に出て左へ  8時07分
目の前に貝殻山が迫ってくる。これから貝殻山の右横を通り抜けて、芳ヶ谷へ抜ける。

    トベラの実

 

2、貝殻山横を通過  8時12分
綺麗に草刈りされていてとても歩き易い。

    滑る〜






 貝殻山の中腹から振り返る  8時18分  柿の実のオレンジ色が秋を演出





貝殻山の山頂は踏まず芳ヶ谷へ  8時20分  羊たちが朝日に照らされて美しい

 





 3、芳ヶ谷へ下って行く  8時24分  下を見ると横に伸びる道が見える

 下り切った所から、道を右手に進んで森の中へと入って行く
 

森の中に入る前に貝殻山を振り返る





貝殻山がクッキリ  8時26分  我々は左の日陰部分を歩いて下って来た

 



 

大きなマムシグサ発見!  8時29分
森へ入るとすぐに、赤い実をつけた大きなマムシグサを見つけた。H師匠と背競べ。

     有毒です!

 

大木と竹林  8時32分
ぬかるんだ水場を慎重に渡る。

    楽勝


ここは平尾台では数少ない森。夏は日陰になり、涼しくて気持ちの良い場所となる。





森を抜け、これから「周防台〜桶ヶ辻〜天狗岩」の稜線の下(中腹)をトラバース 8時35分




ハバヤマボクチ



ハマヤマボクチ



ウメバチソウ



メマツヨイグサ



ここからは、谷を挟んで堂金山や不動山が一望できる


 

白い杭(平成17年保安林改良事業) 8時50分
日陰のリンドウはまだ蕾が閉じている。

    これから





トラバースは終わり、道は次第に左カーブで急勾配 8時58分  最上部の天狗岩を確認!



 

ヤジさんがハイペースで先導  9時01分
冷たい風が吹いているが、もう汗だくで・・・。
光が射してリンドウが開いてきた。

   半開き





4、天狗岩  9時05分  青空に天狗岩が映える



 
サルトリイバラ(山帰来)の葉
棘があるので注意!



ウルシの葉(触らないように)
ブツブツがある葉は見るからに毒々しい

 

天狗岩の横をすり抜けて進む  9時10分
この天狗岩、近づくと結構大きい。

      標高436m




秋風に吹かれながら

 


ススキの丘陵をひたすら歩く  9時13分






ススキの穂が輝いている



 

5、桶ヶ辻  9時33分  568m
残念ながら今日はパラグライダーが飛んでいない。ちょっと期待していたのに・・・。

     聖地

 

パラグライダーの聖地「桶ヶ辻」  9時35分
綺麗に整備されたパラグライダー発着のフィールド。空を飛べたら気持ちいいだろうな〜。

     ヤクシソウ?

 

次に目指すは周防台  9時50分

 

道は続く・・・  
ススキを掻き分け、掻き分け進んで行く。

   

   
      振り返ると一面ススキの大地だった。

 

6、周防台  10時10分  606m
ここからの景色も最高!平尾台のフィールドを歩く登山者があちこちよく見える。

    眺望抜群






周防台から防火帯を下る  10時13分  正面奥は貫山






少し早いが、この場所で昼食休憩  10時26分
穏やかな気候の中、この景色を見ながらの昼食は最高です。




 

北九州空港が見える
景色を堪能していると、水晶山の右手奥に海に浮かぶ「北九州空港」が霞んで見えた。

    足下にはリンドウ






昼食休憩を終えて出発!  11時08分  左下に「鬼の唐手岩」が見えている



 

舗装道路まで下ってきた  11時22分
右手に進んで広谷湿原を目指す。

    安堵

 

舗装道路を歩く  11時25分
沿道にはリンドウがチラホラ顔を出す。

    美しい

 

7、広谷湿原  11時30分
湿原は一面ススキで覆われている。

    足下注意


 
イヌタデ
 

カマキリ君、日光浴
 

アザミ

 
湿原内はイノシシに荒らされているような



広谷湿原での散策も終わり、茶ヶ床園地に戻ることにした。


 

舗装道路に戻って中峠を目指す  11時50分
と、その時、路上でカマキリの共喰いに遭遇。メスがオスを・・・。人間界も同じような()

     自然の掟

 

8、中峠  12時00分  479m
まっすぐ進んでも茶ヶ床園地だが、ここから右に進んで花散策を続行。

     新道を目指す





左前方に竜ヶ鼻、奥は赤牟田の辻〜焼立山など福智山系の稜線が見える  12時03分



 

 上り詰めると分岐になるがそのまま直進!

 

分岐を直進  12時12分
ここを右に進むと貫山方面となる。

    確認

 

新道へ 12時13分 この分岐を左に進む
先ほどの分岐から直進すると、すぐにまた道が分かれている。この場所に道標はない。
いつもならまだこの先の道標から左に下るのだが・・・。どうやらこの道は比較的新しい道のようで、茶ヶ床園地への近道になっているみたいだ。(以前はなかったような気がするが・・・)





この辺りでは「ヤマラッキョウ」をたくさん見かけた。
 

開花、真っ盛り!



太陽光をたくさん浴びて花びらを広げる「リンドウ」

 



 

羊の群れの中を歩く  12時24分
石灰岩の周辺にはアキノキリンソウが咲いている。景色を撮影しながら下って行く。

    のんびりムード


 
ススキと権現山  12時22分



ハバヤマボクチと権現山  12時25分





 秋空広がる平尾台  12時35分  



 




秋真っ盛り    茶ヶ床園地近くから大平山を望む

 


 

9、茶ヶ床園地  12時40分
秋晴れの一日、程よい汗をかき大満足の山歩きとなった。
スマホの歩数計を見ると12231歩。
H師匠にいろいろ教えてもらいながら歩くと、山歩きの楽しさが倍増。ありがとうございました。今後ともよろしくご教授下さい。
H師匠、ヤジさんお疲れでした。



 今日、印象に残った花々 




ムラサキセンブリ

 





 
リンドウとヤマラッキョウ



ウメバチソウ


楽しい一日でした


訪問ありがとうございました。
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