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別所駐車場〜奉幣殿〜玉屋神社〜鬼杉〜大南神社〜
南岳山頂〜中岳山頂〜野鳥観察路〜高住神社〜望雲台〜
北岳山頂〜中岳山頂〜奉幣殿〜銅の鳥居〜別所駐車場


英彦山 8の字 縦走

2009年10月18日

 

英彦山の鬼杉を見たい!と思って早起きして出かけた。
事前にインターネットで調べていると、「8の字縦走」が紹介してあったので、
それを真似して挑戦してみた。
1日に2度も中岳山頂に登るこの縦走は結構堪えた。
望雲台は迫力満点、絶景だった。





 コース概要
1、別所駐車場 7時00分〜 2、奉幣殿〜 3、玉屋神社〜 4、鬼杉〜 5、大南神社〜 
6、南岳山頂〜 7、中岳山頂〜<表参道を下る>〜 8、紅葉谷経由分岐〜<野鳥観察路>〜
9、高住神社〜 10、望雲台〜 11、北岳山頂〜 12、中岳山頂〜<表参道を下る>〜 
13、奉幣殿〜茶店を通過〜 14、銅(かね)の鳥居〜 茶店〜 15、別所駐車場 15時45分





1、別所駐車場 7時00分

駐車場に車はまだ少ない。車から降りるとひんやりとする。交番横の道をまっすぐ進む。






茶店 7時05分

茶店はまだ開いていない。この角を左に曲がると奉弊殿までの石段の参道がある。




2、英彦山神宮 奉弊殿 7時15分

奉幣殿で今日の山歩きの無事を祈る。すぐ右横の鳥居をくぐって階段を上る。




鳥居のすぐ上の分岐 7時21分

まっすぐ進むと中岳へ。今回は右に曲がり玉屋神社・鬼杉方面へ向かう。鬼杉まで3.3キロ。






気持ちのいい山道を歩く 7時38分

鬼杉への表示があるが、「玉屋神社・鬼杉」方面へ進む。






大きな岩が現れる 7時42分

20メートル位あるだろうか? この大きな岩のすぐ横を歩く。下りになりその先が開けている。






3、玉屋神社 7時56分

ここは法蓮上人が修行したと言われる所。すぐ横に般若岩があり、日本三霊水の一つがある。




何かが走った 8時09分

玉屋神社を後にして山道を歩いていると、前方でガサガサと音がした。
そして一瞬、草むらに何かが見えたと思ったら、あっという間に走って逃げて行った。
それが何であったかは確認できなかったが、野犬?イノシシ?シカ?の何れかであったに違いない。とてもビックリした。なるべくなら獣(けもの)には遭遇したくない。




崖を下る 8時37分

調子よく進んでいると・・アレッ? 道がない。
よく見ると崖に赤テープと1本のロープがあった。




4、鬼杉 8時44分  樹齢1200年・高さ38メートル・幹周り12.4メートル。



崖を下ってすぐ 鬼杉が現れた。その大きさに見入ってしまう。しばし休憩。




鬼杉を出発 9時18分

鬼杉の近くに英彦山山頂への標識がある。このすぐ先に大南神社への標識がある。






5、大南神社 9時23分

石段を登りつめると神社。
ついまっすぐ進みたくなるが、石段を上がったらすぐ右がコース。






大木が倒れている 9時27分

この大木が倒れるとはどんな強風が吹いたのか?自然の力は計り知れない。




岩場を登り、下る、また登る  9時27分

鎖を握り岩場を進む。
南岳まであと900mの分岐に出る。




急坂を黙々と歩くと材木石が・・ 9時43分

火山で噴出したマグマが急に冷えて固まった時にできた安山岩の柱状節理と説明がある。






南岳まで600メートルの標識 9時48分

少し歩くと景色のいい場所にでた。






岩場を登る 10時10分

鎖を手に岩場を登る。南岳の頂上はもうすぐ、気合が入る。頂上が明るく開けた。




6、南岳山頂 1200m  10時20分 

出発して3時間20分。
やっと南岳に登頂したが、展望台は壊れていて立入禁止。小休憩。






南岳を出発 中岳へ向かう  10時31分

ここでおにぎりを一つ食べ10分程度の休憩の後、中岳へ向かった。まだまだ先は長い。






中岳 上宮が見える  10時37分

下り始めるとすぐに中岳が見えてくる。紅葉もチラホラあって上宮が美しく感じる。




7、中岳山頂 1185m  10時43分

すでに山頂には20人位の登山者が休憩していた。お天気もいいので人出も多いのだろう。






中岳を出発  10時52分

ここも10分程度の休憩で早々に出発。今日の行程はもう一度ここに戻ってくる予定なので、ゆっくり出来ない。表参道を下る。




8、紅葉谷経由の分岐 11時13分

中岳山頂から900m下ると分岐がある。ここから紅葉谷を通って高住神社を目指す。






大木が道をふさぐ  11時24分

この大木の下をくぐって進む。5分も歩くと「野鳥の森観察路の入り口」の標識がある。




野鳥の森観察路入口 分岐 11時29分

ここから観察路を通って高住神社へ向かう。今歩いてきた道を折り返すように観察路を進む。






スキー場  11時53分

観察路を通り抜けると広場に出た。ここで本当にスキーをするのだろうか?




豊前坊まであと1.3キロの標識 11時56分

一旦下山。ここから豊前坊を目指し、田川農業高校の英彦山演習林を右手に見て歩く。






豊前坊 12時12分

一度車道に出て少し歩く。すぐに豊前坊に到着した。高住神社入り口の鳥居が目に入る。






9、高住神社 12時15分

階段を登りきると、ご神木の「天狗杉」が堂々と立っていた。




北岳 登山口  12時22分

神社の右奥に登山口がある。
北岳まで1.3キロの表示がある。
ここから再度中岳を目指す。






望雲台への分岐  12時31分

望雲台へ挑戦。すこし歩くと岩の割れ目を進むことになる。
鎖をしっかり握って登る。





崖に沿って鎖が・・。足が震えた。

とんでもないところに出た  12時35分

岩の割れ目を登り詰めると・・・そこは崖だった。
「うそやろー」と思わずつぶやいた。
危険!






10、望雲台 12時39分

垂直な岩場を、鎖を頼りに約10m登る。

上まで登れば、ステンレスの柵があるが・・・・。




望雲台に腰掛けて真下を見ると・・・・・。
(鎖側)


望雲台は腰掛ける程度の場所だった。

柵の向こうは真っ逆さまの崖である。
眺めは最高だが風がめっぽう強い。
上ってきた側も鎖一本なので、どうやって降りようかと思案した。





望雲台からの絶景。遥か向こうまで見渡せた。






子供は危険!高所恐怖症の方もNG!

再度 鎖の崖・・・・  12時47分

崖の斜面の鎖を手に慎重に元のコースに引き返す。
雨の日は絶対に来てはダメ!




北岳へのコースに戻る  12時56分

岩ゴロゴロの急坂を黙々と登る。歩き始めて約6時間。さすがに身体がだるい。






溶岩の壁  13時07分

溶岩の壁の真下で小休憩。チョコレートを食べて気分転換。登山者が何人も下山してくる。






長〜い 木の階段  13時15分

単調な階段で足のダルさはピークとなる。

階段を登りきって振り返って見たところ。




北岳の肩に到着  13時17分

あとひと息。「よし!」と、気合が入る。






磐境(禁足地)  13時29分




11北岳山頂  1192m 13時29分

これで英彦山(南岳・中岳・北岳)を制覇!




中岳へ向け出発  13時33分

北岳山頂にはたった4分だけ。中岳へ出発。






岩場を何度も登る 13時48分

岩場を登りながら、振り返って北岳を望む。

この岩場を登るのは非常に楽しかった。






12、2度目の中岳山頂  13時57分

本日2度目の中岳である。自分でもよく歩いたと思う。空は快晴、日差しが強い。25分休憩。





中岳山頂から奉幣殿へと下る 
14時34分

午前中も歩いた表参道を下る。途中大木がポッキリと折れて道を塞いでいる。快調に下る。






紅葉谷経由の分岐  14時40分

午前中はここから紅葉谷に下りて行ったが、今回はまっすぐ進んで奉幣殿へ。




奉幣殿まであと少し  14時56分

あと500mで奉幣殿。自然と足が動く。





玉屋神社・鬼杉方面への標識 15時07分
この階段を下りたところに、今朝、玉屋神社方面に向かった標識がある。




13、奉幣伝  15時09分

今朝とは違い、境内に参拝者が多く見られた。






石段の参道を下り茶店へ 15時13分

別所駐車場へは茶店を右折だが、茶店をまっすぐ通り過ぎて銅(かね)の鳥居へ向かう。






道路を渡り、まだ下へ。  15時15分

左手のスロープカーの駐車場を見ながら下っていく・・・・。銅(かね)の鳥居が見えた。






14、銅(かね)の鳥居  15時21分

中岳山頂からここまでジャスト1時間で歩いた。




銅(かね)の鳥居


銅(かね)の鳥居は寛永14年(1637年)佐賀藩主鍋島勝茂の寄進により建てられたもので、
高さ7m、柱の周囲は3メートル余りもある銅の太い青銅製の鳥居です。
「英彦山」の額は享保19年(1734年)に霊元法皇の勅命を受けてかけられたもので、この頃から英彦山と称されるようになったといわれています。





15、別所駐車場へ  15時45分

銅(かね)の鳥居から、下ってきた参道をまた茶店までもどり、無事に駐車場に到着。




約15キロ、8時間45分の山歩きだったが、ほとんどが始めて歩く道なので、楽しくて時間もあっという間に過ぎた。11月の紅葉の最盛期に是非また来てみたい。


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