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別所駐車場〜奉幣殿〜上宮〜南岳〜上宮(中岳)〜北岳〜望雲台〜高住神社
 

霊峰英彦山 雪景色 

 
 2012年1月15日
 
 
2012年初の登山、雪で白く化粧をした英彦山へ出かけた。
と言っても冬山は一人では自信がないのでT氏・U氏の両師匠に同行させて頂いたと言うのが正しい。
あいにく終日曇天だったが、風もなく穏やかな気候の中ゆっくりと英彦山を周回した。鹿に三度遭遇し少々ビックリ!





霧氷の花咲く北岳山頂より中岳・南岳方面の景色を楽しむ

 <コース概要>

1、高住神社駐車場 7時28分 〜 2、別所駐車場 7時50分 〜 3、奉幣殿参拝 〜
4、英彦山 中岳上宮参拝 〜 5、南岳山頂(昼食) 〜 6、英彦山 中岳山頂 〜 
7、 英彦山 北岳山頂 〜 8、望雲台 〜 9、高住神社 〜 
10高住神社駐車場 14時27分 〜 11別所駐車場 15時10分


 

1、高住神社駐車場  7時28分

まだ薄暗い中、駐車場一番乗り。
路面は凍結状態でガチガチ、気温はマイナス2℃で寒い。

ここに車を一台デポして別所駐車場へ向かう。

    チェーン規制−2℃

 

2、別所駐車場 7時50分

凍結道路を走り別所駐車場へ辿り着く。
ここには雪はなく、ゆっくり準備に取り掛かる。

静かな駐車場、車は5台程度だった。

    英彦山案内板

 

別所駐車場を出発  8時08分

奉幣殿へは正面の石段を回避して脇道で向かうことにした。信号から約50mで右折。

   さあ行くぞ!
 

 

九州西国第一番札所を通過  8時16分

3頭の鹿に遭遇。鹿は人間を見てもあまり動じない。
餌を探しに下りてきているのだろうか?

暗闇に光る鹿の目を気にしながら歩を進める。

    右へ 8時23分
 

 

英彦山修験道館  8時24分

もうここは奉幣殿の裏手になる。
このすぐ先の奉幣殿真裏から紅葉谷へのルートが伸びているが、その登山口を通り過ぎて一旦参拝をすべく奉幣殿へ向かう。

修験道関係資料。とくに修験板笈と御正体(懸仏)が有名。英彦山神宮の宝物や遺跡から出土した文化財を中心に展示されている。
一度ゆっくり見てみたいなあ〜。 





3、英彦山神宮 奉幣殿  登山の安全祈願  8時27分

霊峰英彦山のなんとも言えない空気に包まれる。やはり修験者の地だけある

 

英彦山神宮 奉幣殿(重要文化財)

奉幣殿の右横の階段を上って行くと英彦山(中岳)への正面コース(表参道)に続く。
修験道時代の霊仙寺の大講堂で、現在の建物は、元和2年(1616年)小倉藩主細川越中忠興によって再建されたものです。桃山建築様式で、以後小倉藩主によって修復されて現在国の重要文化財に指定されています。 
歴史を感じます。 

 

奉幣殿の裏手に戻り登山口へ 8時33分

登山道は綺麗に整備されていてとても気持ちがいい。
ここから紅葉谷を経由して表参道へ。


    これから本番

 
 

すぐに雪道に変わった  8時43分

なだらかな道を上って行く。雪の状態を見ながらアイゼン装着のタイミングを考える。

    林の中を鹿が

 
 

野鳥の森観察路入口  8時55分 小休憩

駐車場から47分。ここから先は少々勾配が急になるので、アイゼンを装着することにした。

    快調、快調

 
 

6本爪アイゼン
初めて使ってみたが案外簡単(3分位で)に取り付けられ、歩くのが楽しくなってくる。
汗をかいてきたので上着を脱いでベストに着替えた。

    しっかり頼むぞ!
  


 

アイゼンを装着して出発  9時13分

アイゼンと雪面の感触を一歩一歩確かめながら、雪に埋もれた木の階段を進んで行く。
足元が滑らずに結構歩き易い!でも安心は禁物!

  
  ザック、ザック

 

本コース(表参道)に合流  9時28分

雪の重みで倒壊したのか? 東屋が無残な姿に・・・。山頂まであと1キロ足らず。

    危険!

 
 

更に参道を進みます  9時32分

登山道は一面雪。でも木々には雪は積もってないのでここ数日雪は降ってない様子。
「あっ、雪ダルマだ!」って、私が作りました。

    製作時間1分

 

稚児落しを通過  9時43分

昔、佐賀藩主の鍋島清久が幼少の頃、英彦山上宮参拝の帰りにこの崖から転落したものの、奇跡的に助かった・・・と言われている。
  
    真っ逆さまな崖

 





右手に視界が広がった。障子ヶ岳がよく見える。 9時45分



 

関銭の跡  9時59分

豊臣秀吉が神領を没収したので、英彦山の財政が苦しくなり、関銭所を設け参拝者より金をとっていた。かごや馬を降りここから徒歩で・・。

    現在の入山料か?

 
 

産霊(ムスビ)神社<行者堂> 10時01分

水場があるがなんとなく飲み難い状況だ。

 
  水場

 
 

4、英彦山 上宮参拝  10時17分

駐車場を出発して2時間09分。山頂はマイナス5℃。風はなく、思ったより過ごしやすい。

    戸を開け参拝

 

上宮前で記念撮影  10時20分

これから向かう南岳が正面に見える。

   急坂だ!

 
 

南岳をバックに  10時32分

南岳に向けて出発。急な坂を下って行く。
  
  
  慎重に!

 
 

尾根で景色を楽しむ  10時36分

あの山は刈又山で・・と、お二人の師匠はとても詳しい。ほとんどの山を制覇されているようだ。
  
    刈又山
  

 




尾根から上宮(中岳)をバックに  10時40分  T師匠(左) と U師匠(右)





南岳を上る途中に振り返ると・・・上宮(中岳)  10時43分  あっ、左の屋根が一部壊れている


 

5、南岳山頂  10時49分  1200m

上宮(中岳)から17分であっけなく到着。

     

 
 

展望台の下で昼食  11時03分

2階の展望台は危険立ち入り禁止。

    

  うどん+おでん(今日は餅入り)&おにぎり

 





昼食を終え、中岳へ。  11時41分  南岳の斜面は凍結注意です!


 

再度上宮へ(中岳)  11時52分

さっそく山頂広場へ向うと大勢の登山者で大賑わい。南岳で昼食を済ませててよかった。

    山頂広場へ

 
 

中岳休憩所  11時55分

室内は休憩する登山者で満員。
広場では若者の団体さんが(約50人)3グループに分かれ、ベンチを囲んで立ったまま食事をしていた。
さすが英彦山山頂は雪が降っても大盛況。


    休憩所入口プレート

 
   6、英彦山 中岳山頂 12時00分 1185m

英彦山の主峰中岳山頂に到着。
山頂碑の前で写真を撮っていると、喜寿を迎えた単独行のベテラン登山者(N氏)が「福智山でお会いしましたかね?」と話しかけてこられた。
よく話をしてみると共通の知人がいて、立ち話に花が咲いた。最近アラスカのマッキンリーに登ったとか。
確かに私より足腰はしっかりしていた。
あ〜完全脱帽である!


    鹿除けネット
 

中岳を後にして北岳へ  12時08分

すぐに鎖場となる。
通常ならあまり気にすることはないのだが、さすがに雪があるので滑りやすく、また、アイゼンをしているので、スパッツに引っ掛けないようにと少々苦戦する。
しかし、この位が面白いのかもしれない。
足元に注意して下ると、北岳が正面に迫ってきた。
北岳をよく見ると木々が白く、樹氷の世界が広がっているようだ。胸が高鳴る。



 

ブナ林  12時23分

ここのブナ林は1991年(平成3年)の大型台風で被害を受け存続が危ぶまれている。

    ブナ林再生

 





振り返ると・・・左は昼食休憩した南岳、右は上宮がある中岳  12時34分




7、北岳山頂にて  1192m   12時39分  暫く休憩して樹氷を楽しんだ

 

北岳を下山開始  12時53分

北岳山頂の樹氷のアートに満足し、これから最後の下り。ゴールの高住神社までは約1.3キロ。
距離はさほどないが、この先ちょっと急な斜面になるので「慎重に下って行こう!」 と、心落ち着かせる。
時々薄日が射して樹氷がキラキラと輝く。
斜面を下り始めると落葉した木々の間から下界の風景が広がった。


 

滑らないように注意・注意  12時59分

快調に下山。ロープや鎖の連続だー。

    笑顔

 
 

北岳の肩に到着  13時11分

高住神社まであと600m。
下を見て息をのむ。何故って、またまた長〜い鎖が・・・。


  

 
 

長い鎖の後に長い階段  13時12分

階段に雪が積もっていて、とても歩き難い。
手すりを頼りに、そしてガニ股になって歩く。
足を滑らせると一気に下まで落ちてしまいそうだ。

  
 ロープが氷に埋まる 

 
  溶岩の岩を通過  13時17分

大きな「溶岩の壁」横の斜面を下って行く。

      
 

救世安民の石碑を通過  13時19分

石碑の横に安政2年に建立されたと刻印されている。ネットで調べると、安政年間に里人が寄進したと言われている。
この石碑がすべて雪で埋まってしまうこともあるらしい。それにしてもこの石碑よくここまで運んできたと思う。古(いにしえ)の人の祈りの心が伝わってくるようだ。
 

 

北岳のシオジ林  13時31分

県内で最も優れたシオジ林です。と看板に記載されているが、よくわからない。

    

 
 

望雲台への分岐を通過  13時43分

分岐を通過して50m位下ったが、「やっぱり望雲台へ行こう!」と登り返した。不安だった。

    あと100m

 
 

@長い登り坂、鎖をしっかりと握りしめ、緊張して登って行く。力が入る。 

いざ、いざ望雲台へ  13時49分

    左下は谷底

A上り詰めると今度は崖沿いの細い雪道を鎖を持って・・・。足元がすべりそうで・・・。

   見上げる

Bほとんど垂直の壁、10mはある・・・
落ちると痛いかな〜()。緊張の連続だ。

8、望雲台  13時56分 真下は奈落の底

    

 

爽〜快!だけど私はビビッてすぐに退散。

   





アイゼンを効かせて、下りも慎重に・・・  14時12分


 

屏風岩  14時21分

望雲台を無事にクリアし、ホッとして歩いていると、ストックが雪の中にズボッとハマって思わず滑りこけてしまった(涙) 高住神社登山口に近づくと大きな岩が現れた。
看板を見ると・・・。
英彦山は400万年前の火山活動によってできました。この一帯に見られる岩は凝灰角礫岩で、かつての火砕流が固まって出来たものです。それが、長い年月の侵蝕によってこのような面白い形を残しています。云々・・と。

     あと少し
  

 

高住神社境内 登山口  14時27分

登山口の看板を見てやっと緊張から解き放たれた気がしたのはきっと私だけだろう。

   登山口の看板

 
 

8、豊前坊 高住神社  14時32分

「お陰様で無事に下山致しました。ありがとうございます。」 高住神社様に直行お礼参拝。

    豊前坊

 
 

社務所で昆布茶とお菓子を頂く 14時37分

「いやぁ〜旨い。」 昆布茶が五臓六腑にしみわたった。高住神社さんありがとう!

    昆布茶

 
 

大天狗の霊水

もちろんこれも飲みました。元気の水元です。

     霊水

 
 

高住神社で「英彦山がらがら」を購入

慶雲2年(705年)に全国的な干ばつがあり、時の文武天皇は民の生活を案じ、使者を彦山に遣わし祈願させたところ、たちどころに霊験があり凶作を免れました。天皇はそのお礼にと、鈴を一口奉納されました。これを模して作られたのが英彦山がらがらです。
そのぽっかりと口の開いた形状から、大口をたたく人のことを「英彦山がらがら口ばっかり」と囃し立てる言葉も生まれました。

 

御神木 天狗杉  14時45分

高住神社で昆布茶の接待を受けた後、心も体も温まって駐車場へ。名残を惜しむ。

    石段を下る。

 






 

10、高住神社駐車場に到着  14時50分

相変わらず駐車場の路面はガチガチに凍っていた。
気温が上がってないのだろう。


   掲示板は0℃ 

 
 

11、別所駐車場  15時10分

高住神社にデポしていた車で別所駐車場へ無事に戻ってきた。途中の道は凍結していた。

   

 



約7時間(7558歩)の山歩き お疲れ様でした。 新年早々よい登山が出来ました。

T師匠、U師匠 ありがとうございました。

 背後のカラー 
訪問ありがとうございました。
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