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河内貯水池堰堤駐車場〜東河内登山口〜皿倉平〜権現山〜皇后杉〜
皿倉平〜皿倉山〜景勝町〜溝上酒造〜河内貯水池堰堤駐車場
 

東河内登山口からの 権現山・皿倉山

 

2014年3月8日

 

今回は地元である北九州市八幡の権現山・皿倉山に出かけることにした。さて、「どんなコースにしようか?」 と暫く考えたが・・・。以前一度登ったことのある河内貯水池の堰堤近くにある東河内登山口からと決めた。そして、下山は未踏査の大蔵登山道を使っての周回コースとした。





皿倉山の国見岩から大蔵登山道コースのある尾根(鉄塔のある尾根)を望む

<コース概要>

1、河内貯水池堰堤駐車場  9時07分 〜 2、東河内登山口 〜 3、一の出会 〜 
4、二の出会 〜 5、皿倉平 〜 6、帆柱権現山神社 〜 7、権現山 〜 8、皇后杉 〜
9、皿倉平 〜 10、皿倉山 〜 11、国見岩 〜 12、景勝町 〜 13、溝上酒造 〜
14河内貯水池堰堤駐車場  15時15分



 

河内貯水池堰堤駐車場  9時01分
近場だからと油断していたら、ちょっと遅いスタートとなってしまった。駐車場には案内図がある。貯水池は周回サイクリングも出来る。

   寒い朝だった。

 

河内貯水池(かわちちょすいち) 9時03分
大正5年、第3期拡張計画と将来の給水計画により、1919(大正8)年八幡東部を貫く板櫃川の渓谷を堰止め、430万円という、当時としては巨額の費用と延べ90万人とういう多大な人力、そして8年という歳月を費やし着工され、1927(昭和2)年、東洋一のダムとして竣工した。貯水池周辺には河内(かわち)5橋が架けられている。(説明看板より抜粋)

 

1、河内貯水池堰堤をスタート  9時07分
堰堤駐車場から道路を渡るとすぐに堰堤。
今日はここからスタートして、権現山、皿倉山を経て大蔵登山道で下山、そして板櫃川を辿ってここまで戻ってくる計画である。 さてさて、無事に戻ってこられるだろうか?下山コースの大蔵登山道は初めて歩くのでちょっと心配。
堰堤に朝の挨拶をして出発することにした。

 

貯水池の周りをランナーが走る  9時08分
湖面を左に見ながら歩いていると、後方から数名の走る足音が聞こえて来た。思わず左に避けると、
「おはようございます」と元気な声がかかり、あっと言う間に走り去って行った。

ランナー達が気持ちよさそうに早朝練習をしている。これも、河内貯水池の風景だ。
私もなんとなく速足になった。


向う登山口は河内貯水池を左に見ながら進む。湖面を見ながら深呼吸、気持ちの良い朝だ。 




 

カーブに駐在所が見えた  9時11分
堰堤を出発して4分。最初のカーブに駐在所がある。この駐在所の右の道が登山口となる。
ここにはバス停があり、その名も「登山口」。

    駐在所の右横から

 

2、東河内登山口  9時12分
貯水池に別れを告げ、山の中へ。北河内川の小さな流れに沿って細い舗装道路を上る。

   古びた標識

 

標識に沿って  9時16分
舗装道路を上って行くと分岐にさしかかる。
しかし、右手は建設会社の資材置き場で通行不可。左の橋を渡っていよいよ山道へ入る。

    木の杖が置いてある

 

せせらぎの森を楽しむ  9時23分
陽射しが強くなるにつれて、小鳥の囀りも多くなる。ゆっくりと「せせらぎの森」を歩く。登山道には変形した大きな木が張り出して、雰囲気を盛り上げる。アオキの赤い実があちこちに光る。

    本当によく見かける

 

3、一の出会  9時34分
西河内林道に出会った。ここは「一の出会」と呼ばれる場所だ。左は河内温泉に通じている。
この林道を横切って真っ直ぐ進む。

    ちょっと休憩

  植林の中を歩く  9時37分
一の出会から多少勾配がきつくなった。
植林地帯を整備された木段を上って一歩一歩進む。
切株の上の小さな標識が目に付いた。


    一歩、一歩と。
  4、二の出会  9時50分
一の出会から谷川沿いを進んで15分。
二の出会に飛び出した。この林道は河内温泉「あじさいの湯」付近の「奥田登山口」から伸びている。西河内林道は、「一の出会」を経てずっとここまで続いているが、地図を見ると現在は途中から「皿倉林道」と名前が変更になっている。

しかし、標識は西河内林道のままである。
ここも林道を横切って進み、山頂を目指す!
 

二の出会いから更に上へ  9時54分
汗を拭いて5分程休憩。古くて錆びついた北九州国定公園の看板が倒れていたので、他の看板に立てかけた。

   まだまだ! 

  舗装道路に出た  10時02分
木漏れ日を浴びながら岩ゴロゴロの道を進むと、
整備された舗装道路に出た。標識を見ると皿倉山頂は左と書いてある。


    標識に沿って左へ
 

ログハウス  10時04分
ここは薬用植物園の一角になっている。
ログハウスは立派で、中を覗くと綺麗に掃除がされて気持ちがよかった。夏は賑わいそうだ!


   広い空間

 

ツバキ園案内図  10時06分
このツバキ園は、区画面積1.0haの中に見本園として、ヤブツバキ系、ワビスケ系、サザンカ系等の品種見本のツバキを34種339本、群落展示として、ヤブツバキ等の成木や苗木、その他、ナツツバキ、ヒメシャラ等のツバキの仲間の低木を植栽しています。
                   (案内板より抜粋)

 

八幡薬剤師会附属 薬用植物園  10時09分
薬用植物園は三つのブロックに分かれている。
この薬用植物園は薬用植物に関する正しい知識の普及を目的として、1996年に設立されました。面積約3780u、皿倉山に自生する薬用植物をはじめ、日本各地から入手した薬用・有用植物約200種を栽植しております。市民の方々の憩いの場としてご利用頂いております。(案内板より)



いろいろ見物しながら舗装道路を歩いて行く。



 

ふれあいの泉  10時10分
陽射しが強く、喉が渇いていたので、すぐに「ふれあいの水」を手のひらに溜めて飲んだ。とても美味しかった。

   清潔感

 

5、皿倉平  10時15分
薬用植物園内を通り抜けると、あっという間に皿倉平に到着。正面の権現山が呼んでいる。帆柱山展望台の横を通り、さっそく向かった。

   微風、快晴!

 

国見峠の碑  10時17分
皿倉山と権現山にはさまれた台地は馬の背のよう。左右に振り分け、かつては東に周防・豊前、西に筑前・筑後が一望できたであろう。(説明標識より)

         

 

権現山へ向かう  10時18分
皿倉平を通り過ぎると、道が大小5本に分かれる。
進む道は権現山に直接通じる舗装道路。


   ここを上る!

 

帆柱キャンプ場入口  10時20分
舗装道路を歩いてすぐに「帆柱キャンプ場」の入口がある。ここは北九州市教育委員会の管轄である。

    要予約

 

帆柱権現山神社入り口  10時24分
舗装道路を上って行く途中に帆柱権現山神社がある。長い階段を上って、参拝して行くことにした。
鳥居前の手水鉢の水は凍っていた。

  


  

 

6、帆柱権現山神社  10時28分
長い階段を上り詰めると神社に到着。
よくもまあこんな場所に建てたものだ。
小さなお賽銭箱がお社の前に置いてある。

   二礼二拍手一礼 

 

八大龍王  10時32分
参拝を終え下る途中で気が付いたのだが、お社の下の大きな岩に注連縄がしてある。大岩の下には八大龍王の文字が見える。八大龍王とは仏法を守る八体の竜神のことだが・・。

    雨乞いの意味なのか?

  参拝を終え先へ進む  10時34分
階段下の舗装道路に戻って権現山を目指す。
ここで車止めがしてあり通行不可。
あと少しで権現山山頂のようだ。


    人はOK!
  6、権現山山頂  10時43分  618m
河内貯水池堰堤からいろいろ寄り道をしたが、1時間36分で権現山山頂に辿り着いた。
山頂には誰もいない。お天気いいのになあ〜。


    山頂碑
  展望台が消えていた!  10時44分
昨年7月に登った時は、山頂の隅に展望台があった。
しかし長い間、危険な為使用禁止だったので、とうとう撤去されたのだろう。


    皿倉山を望む
 

権現山を下山  10時57分
次に向かうは、皇后杉。権現山の裏手のアンテナ塔の横を通り、権現山周回道路に下って行く。途中鷹見神社奥宮に参拝する。

    注連縄が新しい

  すぐに分岐がある  11時00分
鷹見神社奥宮から下るとすぐに青い表示の分岐がある。この分岐は「登拝道・市ノ瀬登山口」方面に進む。

  
  焦らずゆっくりと
  鷹見神社上宮  11時07分
7分で今度は鷹見神社の上宮に辿り着く。
「最後まで安全登山が出来ますように」と、ここでもしっかり参拝。


   登山安全祈願 
  鳥居を潜ると周回道路  11時09分
すぐに周回道路に出た。ここを右に進んで皇后杉を目指す!途中、「坊主跡」という、鷹見神社へ向かう登拝道への分岐などがある。

    周回道路を右へ
  8、皇后杉の森  11時15分
この付近およそ4haにわたって林立する老杉を総称して皇后杉と呼ぶ。神功皇后が新羅渡航のおり軍船の帆柱をこの地から伐り出したという伝説に由来する。樹齢150年から200年に達し、旧藩時代に造林されたものとも言われるが、いつの頃か定かではない。学術参考保護林に指定されている。(説明看板より)


皇后杉の撮影をしながら周回道路をのんびり歩いた。 


 


北九州市では最古の林相である。

皇后杉の森を散策  11時22分

  

  

  

  

今から約400年前、黒田藩の領地政策の一つに植林振興があげられます。その業績の一部が皇后杉林です。
                       (帆柱展望マップより)

 

帆柱山キャンプ場  11時25分
権現山には二つキャンプ場がある。
ここは一般市民用のキャンプ場である。


   BBQの想い出 

 

9、皿倉平に戻ってきた  11時30分
次は皿倉山を目指す!相変わらず微風、快晴。
皿倉平を通り抜けて「皿倉山八合目」看板から右に入って行く。


    山頂まで1.2km

 

皿倉山ビジターセンター  11時39分
野外音楽堂を左に見ながら階段を上ると、ビジターセンター。休館は月曜日と年末年始。
開館時間は10時30分〜16時30分。

   立ち寄らずに先へ

 

冒険のもり  11時40分
ビジターセンターの正面にある「冒険のもり」のゲートをくぐって先へ進む。山頂への長い階段を老夫婦が仲睦まじく歩いている。

   元気よく登山

 

10、皿倉山山頂  11時55分  622m
東京スカイツリーが634mなので皿倉山が12m低い。しかし、山頂が開発・整備されていなければもっと標高があったはずだ!

   九州自然歩道の起点





皿倉山山頂からの眺望  お天気がいいのに霞んでいる。残念だな〜。  11時57分

 


 

ランチ&コーヒータイム  12時05分〜
山頂からの風景を楽しんだ後、天空ドーム方面に下った。近くにベンチがあったのでここで昼食休憩することにした。

    ドリップコーヒー

 

昼食を終え出発!すぐ近くにあった北原白秋の詩碑を読んでみた。
彫ってある文字が正確に読むことが出来なかったので、帰宅後ネットで調べてみた。

<鉄の都> 北原白秋作
たかる人波 さすがよ八幡
山は帆ばしら 海は北
船も入海 洞の海
こゝの御空で立つ煙ぢゃえ
えゝま立つ煙ぢゃえ

 

天空ドームと北原白秋詩碑  12時36分
この碑の詩は、白秋が昭和五年(1930)に八幡を訪れた時に作詞した「鉄の都」(作曲・町田嘉章)の四節で、このほか八幡の関係では「八幡製鉄所所歌」(作曲・山田耕作)・「八幡製鉄所運動競技応援歌」・「八幡小唄」(作曲・町田嘉章)・「平原小学校校歌」(作曲・山田耕作)などがある。 <説明看板より抜粋>

    

天空ドーム
クリスマスにはイルミネーションが点灯されてドームが浮かび上がります。
「ハート型の愛の鍵」で恋愛成就の噂が・・・

 

国見岩コース下り口から下山  12時37分
天空ドームの前から下山である。
今回は未体験の大蔵登山道コースを辿って下る。


   地図を確認


まずは絶景ポイントの国見岩に寄ることにした。






少し下ると、眼下にこれから歩く大蔵登山道のある尾根が伸びている   12時40分
尾根の右横に「北九州都市高速道」が見える。



 

11、国見岩  12時42分
太古の昔、神功皇后がこの岩場に立って、諸国を望見したという伝説があるらしい。

   桜の木に春の息吹

 

大蔵・丸山台への標識  12時53分
地図を見ると国見岩付近から分岐があるはずだったが、迂回路はあるが大蔵への道が見つからない。
仕方ないので直登コースを少し下って行くと、大蔵・丸山台への標識があった。


   安心して進む

  あれっ?また直登ルート?  12時55分
安心して進んでいると、また直登ルート?に出てしまった。頭が混乱したが、右手を見ると道が伸びている。直登ルートを下るはずはないので、右手の道を進んだ!正解だった!

   分りやすい標識が欲しい
  分岐の標識から右に  12時57分
疑心暗鬼になって歩いていると、前方に分岐標識を発見!確認すると「大蔵・河内貯水池」方面は右となっていた。これでホッとした。

   安心、安心
  帆柱森林植物園分れ  13時02分
四差路分岐にさしかかる。車両通行止めの大きな杭が立ててある。右は河内貯水池、左は帆柱町、真っ直ぐ進むと大蔵方面に下る。

    大蔵方面へ
  大きな葉  13時12分
調子よく歩いていると、大きな葉が目に付いた。
自分の手を乗せるとその大きさが分る。


   何の葉?
 

神山分岐  13時16分

ここから左に進むと、大谷インターチェンジ方面に進むことになる。私にとっては未知の世界。山にはいろんなルートがあるものだ。

    快適な尾根歩き

  送電線の鉄塔  13時21分
鉄塔の左側をすり抜けて進む。 相変わらず快適な尾根道が続いている。

   順調、順調





茶臼山城跡  13時25分  この一帯は「茶臼の森」と呼ばれている



 

奇妙な形の樹木  13時28分
尾根を歩いていると、このようにクネクネと曲がった枝を張った大木がたくさん見られる。今にも枝を動かし暴れ出しそうな感じがしてちょっと気味が悪い。この辺は竹林も見受けられるので里に近づいてきた証拠だろうか?それにしても誰一人と会うことのない登山道。やはりマイナーな登山道である。でも、意外に趣があり、しかもなだらかな坂道なので歩き易いと思った。

 

道が分かれた! まずは右に! 13時36分
どっちに進んだらいいのだろう?迷ったあげく右に進んでみた。するとそこは畑だった。
標識があればいいのだが見当たらない。

    畑をウロウロ

 

畑から戻って左に進んだ!  13時41分
畑の右に下る道があった。しかし、どうも不安で先程の分かれ道に戻って今度は左に進んでみることにした。
すると、尾根の草は刈ってあり、こちらも広くて立派な道がある。
この道にも分岐表示はないし、どうしようかと思ったが面倒くさくなって、そのまま左の道を下って行くことにした。

 

高圧電線の鉄塔を通り過ぎる  13時42分
尾根沿いに、こげ茶の高圧電線の鉄塔が出てきた。下界を覗くとスペースワールドが見える。

   下界が近い

 

登山道が途切れた  13時47分
順調に尾根を下っていると・・・倒木が…「アレッ。」
なんとその先は細い道を隔てて民家の玄関。
土手を飛び下り、さてどっちだ?


    民家前に飛び出した

  河内に向かって右に進む  13時48分
どうやら道を間違えたようだ。あの分かれ道を右に(畑の方へ)進むべきだった。と、後悔してももう遅い。挽回しなければと先を急いだ!

   緩やかな上り坂
 

左にグリーンの舗装道路  13時51分
坂を上り詰めると左に下る道路があった。しかもグリーンのカラー舗装で一直線。このグリーンの道を左に見ながら真っ直ぐ進んだ。

    長い急坂

 

送水路跡  13時58分
1927(昭和2)年、製鉄所の水を確保するために河内貯水池が完成した。河内貯水池から天神町の配水場まで水路をつくり導水していた訳である。現在は、その跡を舗装してサイクリングロードに役目を変えている。
この道を散歩する人を数人見かけた。竹林が日陰をつくり、吹く風がとても気持ち良い。 
ウォーキングにもってこいの場所だと思った。

 

送水路から左に下る  14時00分
真っ直ぐ進んでもよかったが、ちょっと寄り道をすることにした。向かうのは「天心」溝上酒造!送水路の立体交差を潜って左に下って行く。

    送水路を潜る

  12、景勝町(八幡東区)  14時11分
道は蛇行しながら民家を通り抜け、とうとう大通り
(県道62号)に出た。右に行くと河内貯水池だが、
これから向かう溝上酒造は左に進む。


   県道62号線
  北九州都市高速の下を潜る  14時12分
そういえばこの都市高速の2本の道路は、皿倉山頂を下山する際、国見岩から見えていた。
この下を歩いてすぐの信号を渡る。
   信号を渡って右へ
  信号を渡り右へ  14時14分
川沿いに下って行く道がある。再び高速道路を潜ると、溝上酒造が見えてくる。

   天心
  13、溝上酒造  14時15分
お目当ては、純米吟醸の「皿倉」と言うお酒。
以前何度か飲んだことがあるが実に旨い!
今日は皿倉山に登ったので記念に買っていこう!


    赤ラベルを購入
  溝上酒造から河内貯水池へ  14時24分
お店の方に道をお聞きして、河内貯水池堰堤まで最後のひと踏ん張り!まずは溝上酒造の前にある景勝橋を渡って道沿いに進んで行く。

   板櫃川を渡る
  民家の中を歩く  14時26分
最初は民家の中を通り抜ける。何度か板櫃川
(いたびつがわ)を渡りながら上流に向かう。


    平坦な道 
  民家が少なくなってきた  14時43分
川沿いの細い道に入って行くと、標識が現れた。どうやらここからは散策道。地元の方にとってはお散歩コースになっているようだ。

   河内貯水池 1.0q
 

雰囲気いいなあ〜  14時47分
板櫃川の流れに沿って歩くこの道は絶対お勧めです。体力に自信のない方もこの道なら大丈夫!
自然にどっぷり浸ることが出来ますよ。


    河内貯水池 700m

  ベンチで休憩  14時49分
3匹の小さな犬を連れて散歩をしているご夫婦とすれ違った。犬も喜んで走り回っていた。

    さあ 行こう!
 

河内桜公園  15時01分
この長い階段は貯水池堰堤に続いている。
ここは春になると桜がたくさん咲く場所だ。
きっとお花見の人達で賑わうのだろう。


   最後の階段

 

展望デッキ到着  15時04分
ゲートの向こうを見ると、今朝車を停めた駐車場が見えた。やっと戻ってきたぞ!

   周回完了

  河内貯水池堰堤  15時06分
せっかくなので、堰堤を見学することにした。

   行き
 

風雨龍吟
堰堤の真ん中にある取水塔の裏側に掲げられている。「龍吟ずれば、風雨来る!」水の恵みを願う意味が込められている。それにしても石組みの綺麗な堰堤である。

   帰り

乾坤日夜浮
堰堤の一番奥の石垣に掲げられている。
杜甫の詩「岳陽楼に昇る」の一節から取ったもので、天と地が昼も夜も水面に影をうつして浮かびただようという意味らしい。

 

14、河内貯水池堰堤駐車場  15時15分
10分程堰堤を見学して駐車場に戻った。これで周回登山&散策は無事に終了!周回タイムは6時間08分。スマホの歩数計は22345歩だった。今回は河内側からの登山だったが、同じ山でも趣が変わってとても興味深く、下山後の送水路、景勝町から河内貯水池堰堤までの散策道はとても気持ち良く歩くことが出来た。


下山後、心地良い疲労感に包まれる。 純米吟醸「皿倉」を楽しみにして帰路に就いた。



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背後のカラー