ご訪問ありがとうございます。
よろしければ他のページもどうぞ
 
  HOME へ



鱒渕ダム〜ホッテ谷分れ〜<ホッテ谷新道>〜からす落〜
         福智山山頂〜福智平〜鈴ヶ岩屋〜ホッテ谷分れ〜鱒渕ダム

 鱒渕ダムからの 福智山・鈴ヶ岩屋

 2016年5月8日

ゴールデンウィークを過ぎ、今年も福智山はエビネの季節になった。H師匠から前日お誘いを受け、喜んで同行させて頂くことにした。エビネが咲く「秘密の花園」を探して森の中をウロウロと・・・。
すると、そこには林床にひっそりと咲くエビネ達が咲き競っていた。登山道にも多種多様な花々が色を添えて楽しい山歩きとなった。 




圧巻!  エビネの群落

<コース概要>

1、鱒渕ダム 7時34分 〜 2、登山口 〜 3、ホッテ谷分れ 〜<ホッテ谷新道>〜   
4、
からす落 〜 5、たぬき水 〜 6、福智山山頂 〜 
7、福智平 〜 8、鈴ヶ岩屋 〜 
9、福智平 〜 10、1.8のコル 〜 11、ホッテ谷分れ 〜 12、登山口 〜 
13、鱒渕ダム   14時48分

  

 

鱒渕ダムに到着  7時05分
今朝の鱒渕ダム周辺はとても清々しい。
今日は4人での山歩き。準備をしながら皆さんの到着を待つことにした。ほぼ同時にH師匠、そしてY本さん、ヤジさんが到着。そこに久しぶりにお会いするK高さんが現れた。健脚のKさんは七重の滝コースで福智山を目指すとのことで、一足先にスタートされた。

 

1、鱒渕ダム スタート 7時34分
今日の鱒渕ダムは車が多い、皆さん好天に誘われて山歩きに来ているようだ。

    ダム建設碑





いつもの風景  7時34分  穏やかな湖面に赤い「ますぶち橋」


 

堰堤を歩く  7時36分
3分程で車両通行止めゲートにさしかかる。このゲートを越えて遊歩道へ。

     朝日を浴びて

 

ます渕橋を渡る  7時41分
ここから福智山まで5kmの表示が出ている。

     確認!





朝日を浴びながら橋を渡る  7時42分  登山口までのウォーミングアップ


 

ます渕橋を渡って右に進む 7時43分
先行の3人はとても足が速い。うかうかしていると置いて行かれそうだ(笑)

    登山口まで1.2km 

 

2、登山口  7時57分
鱒渕ダムをスタートして23分で登山口に到着。これから登山道に入る。

   山頂迄3.6km

 

山火事注意の横断幕  8時00分
ここは下山時に登山靴などを洗う場所。この先右手に車両通行止めの杭がある。

   右へ 


右手の杭をすり抜けて登山道に入るが、真っ直ぐ伸びている林道を進んでも、後ほど右のコースと合流することになる。お勧めは右の登山道。




 

車両の乗入れ禁止  8時01分
福智山では、時折モトクロスバイクの侵入がある。登山道は崖になっている部分もあり、非常に危険である。

   バイク進入禁止! 

 

木漏れ日の中を歩く

植林の中を黙々と  8時03分
次第に汗が流れてきた。

  

  
小さなスミレ

 

強羅橋  8時23分
川の流れる音が徐々に大きくなると、そこは強羅橋。木製の橋をゆっくりと渡る。

     慎重に


 
ヒメレンゲ

 
イチゴの花
 

カキドオシ

 
茎に白い泡が・・・これは何かの卵かな?
 

3、ホッテ谷分れ  8時29分
ここはいつもの休憩場所。とは言え休憩したのはたったの1分で右へと進む。

   ホッテ谷新道へ

 

しょうた渡り  8時30分
ヤジさんはハイペースで先導。「待ってくれ〜」と言いたいが、必死で追いかける。

   小さな表示 


H師匠はこのコースを下ってくる常連さんと久しぶりに出会って山談議。



 

ホッテ平  9時08分
気温は上がりとても暑くなってきた。ここでしっかり水分補給。

  


常連さんとの話も終え、進んで行くとまたまたH師匠の知り合いとバッタリ!
我々はここぞとばかりホッテ平でゆっくり休憩。




 

カノコソウの蕾



キジムシロ

 

沢を渡るH師匠  9時22分
岩が苔むしている。滑りそうなので私はへっぴり腰で恐々渡ったが、H師匠は要領よくスイスイと沢を渡る。

    慎重に

 

カラス落の表示から左上へ  9時23分
ここから斜度が急になる。しっかり付いて行かなければ置いて行かれてしまう(笑)

    見落とし注意!

  新緑の中を  9時29分
見上げるとグリーンの世界。ホッテ谷新道はこれがいい。秋は紅葉でそれもまたグッド!

    確認して安心 

ホッテ谷新道に設置されている道標は上記の二つだけである。登山道は落ち葉で隠れて踏み跡がわかり難い場所も出てくる。そんな時は全体を見渡すと自然に道が見えてくる。
登山道上の木に、赤いペンキの印もあるので、確認しながら登ろう!




 

登山道に白くて小さな花  9時37分
登山道に白い花が散らばっている。H師匠に尋ねるとそれはハイノキの花だった。

    灰の木の花


 
モミジガサ



ユズリハ


登山道で出会う草花の写真を撮りながら歩くので、皆さんを待たせてしまう。すみません。






4、からす落  10時00分  太陽の光が眩しい  5分休憩




 

からす落から福智山頂へ  10時05分
福智山頂まであと700m。これからまた急登となるので気合を入れる!

   皆さん元気  

 

5、たぬき水  10時11分
左に寄り道するとそこは「たぬき水」。今日も絶えることなく水が湧いている。

   冷たい 

 

荒宿荘  10時12分
気が付くとまた一人ぼっち。皆さんペースが速く、もう見えなくなっていた。

   待ってくれ〜

 

T字路分岐  10時15分
どちらに進んでも福智山の山頂に通じるが、今日は左のコースで山頂を目指す。

     九州自然歩道

 

トレランランナーとすれ違う  10時20分
振り返ると皿倉山が遥か彼方に見える。
最近は必ずと言っていいほどトレランの方と出会う。  トレランも人気急上昇だ!

   霞む福智山ダム 





大岩の上に立ち鳥野神社上宮(山頂方面)を望む  10時24分  H師匠が参拝している




 

筑前黒田藩・鳥野神社の上宮  10時26分
毎度ながら登頂お礼参拝と安全祈願をする。
ついでにいろんなお願い事も・・・。


   山ノ神

 

6、福智山山頂  10時27分  901m
今日の山頂はかなりの強風。注意していないと帽子が飛ばされそうだ!

    気温 12.5℃

 

山頂より八丁を望む  10時29分
登山者が上ってくるが、強風のためすぐに山頂を後にする。岩陰を見ると登山者が風を避けて休憩している。お天気は良いのだが、この強風に当たり続けると次第に寒くなってきた。
「こりゃ、たまらん」とすぐに四畳半岩方面に退避した。途中、福智神社上宮に参拝して、登頂の満足感に浸る。

 

豊前小笠原藩・福智神社の上宮 10時30分
とにかく凄い強風で、じっとしていられない。山頂のクマザサが風と共に音を立てる。

   安全祈願 

 

福智平のベンチへ  10時31分
四畳半岩の岩陰では既に登山者が休憩していて、我々の座る場所はなかった。(残念)

    福智平へ 


ここで、K高さんと再会。今朝、鱒渕ダムで先に出発されたK高さんは七重の滝コースを経て山頂に到着したところだった。ここでK高さんも我々に合流して総勢5人となった。
風が強いので、福智平まで下って昼食休憩することにした。





7、福智平  10時50分   ベンチに座ってゆっくりとランチタイム
左からY本さん、ヤジさん、私、H師匠




 
K高さんとY本さん



これもまた楽しい時間

 

福智平を出発  12時20分
長いランチタイムも終了し、下山と思ったら、
「鈴ヶ岩屋に寄って行こう」となった。


    鈴ヶ岩屋へ

 

鈴ヶ岩屋分岐  12時21分
ここから上ると鈴ヶ岩屋。以前は藪こぎしないといけなかったが、常連さんの草刈のお陰で、今はスムースに上ることが出来る。

   足下に道標

 

8、鈴ヶ岩屋  12時27分
6分も歩けば鈴ヶ岩屋の山頂に到着!振り返ると福智山の山頂が正面に見える。

    焼立山方面






 小倉方面を遠望  12時35分 足立山、貫山などが確認できる
この岩場で日向ぼっこをしているヘビを発見!すぐに逃げていったが、マムシだったかも?
しばらく景色を眺めて下山を決める。
上ってきた道で 9、福智平 に戻る。 12時45分
福智山へのメインルートでもある、九州自然歩道で鱒渕ダムへと下る






一気に駆け下る  12時57分  私はいつものようにシンガリを務める




 

大杉渡り  13時03分
チョロチョロと水が流れる大杉渡りの沢。皆さんハイペース。休憩せずに通過。内心、ベンチで休憩して欲しかった(苦笑)

    喉が渇く

 
アカガシの林を抜ける

10、1.8のコル  13時21分
ここも休憩せずに通過する。
登山口まであと1.8km。ガンバロウ!


   面白い形
   ナンゴクウラシマソウ
 

 

ガレ場を下る  13時27分
Y本さんによると、以前この急坂は石段だったが、大水で流されたとのことだった。

    慎重に下る

  日当たりのよい場所に出た  13時33分
登山道の両脇には、花々がチラホラと顔を出すようになった。心安らぐ瞬間だ。

   シャガ
 

11、ホッテ谷分れ  13時42分
今朝、道を分けたホッテ谷分れに到着。ここから右へ進んで往路を下る。

   順調に下山

 

強羅橋  13時47分
今日も流れが激しい。木製の橋から落ちないように慎重に渡る。

    足下にヒメレンゲ



橋を渡ると、ベンチで二人の女性が休憩していた。山口県の厚狭から車で来ているとのことで、暫し談笑。「九州はいろんな山があっていいですね」と言われて、九州人として誇らしい気分になる。聞くところによると、山口から福智山系縦走ツアーのバス企画があるらしい。



 

車両の乗入禁止の杭  14時09分
先行して下山している3人に追いつこうと、速足で下るが追いつかない。

    急げ、急げ


先行の3人は「山火事注意」の横断幕横のある広場で待っていてくれた。


 

12、登山口  14時15分
ここまで辿り着くと一安心。あとは遊歩道を歩いて鱒渕ダム堰堤へ!

    右へ

 

ます渕橋  14時39分
この赤い橋を渡ればゴールも近い。皆さん歩き足りない様子。健脚揃いでビックリ!

    ますぶちばし

 

堰堤を歩く  14時45分
ダムの竣功は42年前の昭和48年3月。私が中学生の頃になる。

   堰堤プレート






13、鱒渕ダム   14時48分   20588歩、お疲れ様でした〜。


以下は、今日出会った美しい花々です。
盗掘がありますので、場所は非公開です。ご了承ください。



 秘密の花園 @  



キエビネの群生



美しいキエビネの花


秘密の花園 A 




森の中にひっそり咲く 「エビネ」


 

エビネの花をアップ



秘密の花園 B 




満開のエビネ



秘密の花園 C  



エビネの群落にしばし見惚れる



 秘密の花園 D 



今にも開花しそうなキンラン




 
ナツトウダイ



ナツトウダイの葉の上は面白い


 
キンラン



フタリシズカ

 
エビネ



カンアオイ



ギンリョウソウ



今日はエビネ巡りに加えてたくさんの山野草に出会えて楽しい一日でした。
こんな山歩きは最高ですね。
同行の皆さんに感謝です!



訪問ありがとうございました。
HOMEへ