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鱒渕ダム〜ホッテ谷分れ〜<ホッテ谷新道>〜からす落〜
          福智山山頂〜福智平〜鈴ヶ岩屋〜ホッテ谷分れ〜鱒渕ダム

 

鱒渕ダムからの 福智山鈴ヶ岩屋

 

 2015年7月25日

 

山頂上空はこんなに青空が広がっているのに、梅雨はまだ明けていない。変な感じ!
台風が沖縄に近付いている中、今日はこの夏一番の暑さになるようだ!
ならば、滝の飛沫(しぶき)を浴びて夏の暑さを少しでも凌ごうと、七重の滝コースへと進んだ。
しかし、最初に渡渉しなければならない川が思わず増水していて、登山靴を脱いで渡ろうかと悩んだが・・・。結局、諦めて九州自然歩道を歩くことにした。


        

   
福智山山頂を見上げる  青い空に白い雲、クマザサの濃いグリーンが美しい 


<コース概要>

1、鱒渕ダム  7時41分 〜 <七重の滝コースを断念・コース変更> 〜 2、登山口 〜 
3、ホッテ谷分れ 〜<ホッテ谷新道>〜 4、からす落 〜 5、たぬき水 〜 
6、福智山山頂 〜 <九州自然歩道> 〜 7、福智平 〜 8、鈴ヶ岩屋 〜 
9、1.8のコル 〜 10、ホッテ谷分れ 〜 11、登山口 〜 12、鱒渕ダム   15時23分

福智山山頂 略図はこちらです  
 

 

1、鱒渕ダム  7時41分    快晴の下、福智山を目指してスタート!


 

ゲートを越えて遊歩道へ  7時46分
早朝なのに既に陽射しが強い。今回は七重の滝を経て福智山頂を目指した!しかし・・・・・。

     ゲート通過

 

ますぶち橋を渡らずに通過  7時49分
3分程で赤いますぶち橋にさしかかるが、渡らずに真っ直ぐ進む。

    チラリと見て通過

 

遊歩道から福智山を望む  7時55分
赤いますぶち橋から遊歩道を6分程歩いてきた。ダム湖の縁に茂る木々の間から福智山を見る事が出来る。ここは鱒淵ダムから福智山を見ることの出来る唯一の場所である。
今からあの山頂を目指す!
暑いだろうが、一歩、一歩。ガンバロウ!





本日目標の2座  7時56分  奥右が福智山山頂。奥左は鈴ヶ岩屋

 

 

七重の滝コース登山口  8時11分
スタートから遊歩道をゆっくり歩いて30分。漸く登山口に辿り着いた。

   登山道へ 

 

七重の滝入り口橋  8時17分
草が鬱蒼と茂り、橋が隠れてしまっている。
さあ七重の滝も近いぞ!

     古びた標識と欄干

 

なんと増水で引き返す  8時25分
七重の滝入り口橋から川の流れを右に見ながら進んで行く。8分程で川を渡る場所に到着したが、いつもと様子が違っていた。増水だ!
なるべくなら渡りたいと「一歩」川に降りてみたが、足首まで浸かってしまうほどだった。流れも速いので引き返すことにした。



増水の様子を以前の写真と比較してみた
 

今回 2015年7月25日

増水して岩が見えない。流れも速い。
2013年2月24日

岩が見えている。

川に入ると足首まで確実に浸かってしまう。スタートしたばかりで登山靴内部を濡らすのは耐え難い。滑って川で転倒することも考えられる。登山靴を脱いで渡ろうかとも考えたが、上流の渡渉場なども気になって引き返すことにした。 「安全第一!」


 

七重の滝コース登山口に戻った 8時41分
幸い別の登山口がすぐ近くにある。先程の登山口に戻って遊歩道を右に進む。

    ホッとする

 

2、九州自然歩道の登山口  8時43分
約2分で隣の登山口に到着。このルートは九州自然歩道になっている。

    福智山まで3.6キロ

 

山火事注意の横断幕  8時45分
この横断幕の左下の川辺は登山靴を洗う場所になっている。下山時に立ち寄ろう!
仕切り直しでやっと登山開始。ルートはホッテ谷新道を歩いて、からす落〜福智山〜鈴ヶ岩屋〜1.8のコルと、頭の中で思い描いた。
でも暑いだろうなあ〜。

  車両進入禁止の杭を通って  8時46分
真っ直ぐ進むと作業道を通って登山道に合流できる。私は杭をすり抜けて森の中へ。

    九州自然歩道  






崖崩れ跡  8時56分  陽射しが眩しい


  つばさ渡り  9時00分
いつもより水量が多い。そういえば登山道も水が流れて濡れている場所が多かった。

    誰かの名前?
 

強羅橋  9時12分
強羅橋に近付くにつれて川の音が大きくなる。この辺りは森も暗くなり少し緊張する。

   橋の周辺は涼しい 

 

3、ホッテ谷分れ  9時18分
もう既にかなり汗をかいている。ここで小休止。しっかり水分補給。メインルートである九州自然歩道は左だが、今回は右のホッテ谷新道へ進む。ここから福智山山頂までの距離はホッテ谷新道の方が400m短い。しかし、ちょっと急坂かな?






待岩  9時44分   いつもひっそり登山者を待っている

 


  ホッテ平  9時52分
大きな炭焼き跡が残る広場に到着。
炭焼き跡の石垣に標識が立っている。

     ホッテ(歩庭?)平
 

少ない道標  10時07分
ホッテ平から進んで行くと、一旦谷筋に下って小さな川を渡る。その先に「カラス落」の標識が出てくる。このコースはメインルートではないので、踏み跡が薄い。常連さんがよく使うルートでもあるので、赤テープなども少ない。
コースをよく確認して歩こう!

 

二つ目の標識  10時23分
踏み跡を外さないように慎重に上って行く。すると二つ目の標識が現れた。

    安堵する



 4、からす落  10時46分  ここまでで体力をかなり消耗、丸太のベンチで休憩  

夏草でビッシリ覆われて、広場がいつもより狭くなったように感じる


 

からす落に「オカトラノオ」が咲いていた

重い腰を上げて「からす落」を出発! 冷たい水の湧き出ている「たぬき水」を目指す。



  5、たぬき水  11時09分
体温が上昇しているのか、身体が熱い。まさか熱中症?そんなことはないだろうと思いつつ、今日ほどこの「たぬき水」が有り難かったことはない。一口飲んで、冷たい水で何度も顔を洗った。
リフレッシュして山頂への最後の急登へ。
 

荒宿荘(こうじゅくそう)  11時14分
小屋の中では数人休憩していた。

    皿倉遠望

 

T字路分岐  11時18分
荒宿荘からすぐに分岐にさしかかる。どちらへ進んでも山頂に通じるが、今回は右へ。

   すぐの分岐を左へ






分岐を左に上って見上げると  11時23分  青々としたクマザサが一気に広がった


  右手に緑濃き八丁  11時27分
そよ吹く風が心地いい。ハンカイソウもお出迎え。写真を撮っていると、「今日は本当にいいお天気ですね」と声を掛けられた。

    黄色が目立っている





なんと素晴らしい青空だろう  11時32分

この青空に〜♪ 翼をひろげ〜♪ 飛んでゆきたいよ〜♪  「翼があればなあ〜」(笑)

開放感120%

何度か福智山に登っているが、こんなに色がはっきりした山頂風景も珍しい。

暑い中、登って来て良かったと思う瞬間だった!



 

筑前黒田藩・鳥野神社の上宮  11時33分
無事登頂のお礼参拝。そして、いろんなお願い事も忘れずに。

    山ノ神

 

6、福智山山頂  11時36分  901m
山頂気温は28℃。微風快晴。言うことなし!

    美しい八丁

 

豊前小笠原藩・福智神社上宮  11時40分
山頂から少し下ったところにもう一つの祠。
ここでもしっかりお礼&お願い参拝。

   三体の石像 

  昼食タイム  11時44分
今日は山頂碑裏の大岩の上で昼食休憩。
山頂では無数のトンボが群れ飛んでいた。
展望はと言うと、晴れていたが遠くは霞んでいるのでちょっと残念だった。
昼食も終え、大岩の上でボーっと過ごす時間は本当に癒された。






 

下山準備を整え山頂をブラブラ  12時23分  八丁を望みながらの休憩も気持ち良さそう!

 



さあ下山  12時24分  山頂広場奥にある四畳半岩の裏側から九州自然歩道で下山開始

四畳半岩では常連さんがワイワイガヤガヤと楽しんでいる



 

標識を確認  12時25分
大岩の裏側を下って福智平へと向かう。登山道で随所に花が現れてくる。

   ひっそりと


 



 



  7、福智平  12時38分
花の宝庫福智平。日当たりが良く、山野草に環境も合って花が多いのだと思う。

    コース説明板  
 

鈴ヶ岩屋への分岐  12時39分
ベンチからすぐのところに、鈴ヶ岩屋に上る分岐がある。標識が鈴ヶ岩屋へと誘っている。

    6分で山頂

  今朝鱒淵ダムから見た稜線風景
右の福智山から左の鈴ヶ岩屋へ、その稜線を今まさに歩いている。鱒淵ダムから見た風景を思い出しながら上る鈴ヶ岩屋山頂へは、思いのほか早く辿り着いた。
さて、鈴ヶ岩屋山頂から見る福智山の表情はどうだろう?





8、鈴ヶ岩屋山頂から福智山を望む  12時46分  山は濃いグリーンに包まれていた

鈴ヶ岩屋には残念ながら山頂碑は見当たらない


  福智平の分岐へ戻って来た  12時57分
あっという間に福智平へ戻って来た。あとはひたすら九州自然歩道を下るだけだ!

   コバギボウシ
 

大杉渡り  13時26分
坦々と歩いて大杉渡りへやって来た。この沢もいつもより水量が多い。

    小休止

 

9、1.8(イチハチ)のコル  13時42分
雰囲気の良いアカガシの林を抜けると、1.8のコルに到着。ここのベンチで休憩している登山者がいた。その人は今から山頂に向かうところだった。この時間に山頂を目指すとは「下山は大丈夫かな〜」「山小屋で泊まるのかな〜」と心配してしまう。

  1.8(イチハチ)のコルを出発  13時52分
さあ、鱒淵ダムまであと3.4キロだ!ここからは歩き難い谷筋を下って行く。足下注意!

   左へ下る  
 

登山道に咲くウバユリ  13時55分
大ぶりの白い花が目に入った。この登山道で2輪見つけた。花言葉は威厳、無垢。

    威厳あり

  この標識から急坂のガレ場に  14時03分
1.8のコルからは歩き難い登山道が続いていたが、ここからは登山道が更に急になる。

    あと3.2km





ガレ場は続く  14時03分  緊張感を持って下る


 

10、ホッテ谷分れ  14時13分  
今朝はここからホッテ谷新道へと向かった。
福智山を上って一周してきたことになる。

    鱒淵へ下る

 

強羅橋  14時19分
下りの際、明るい場所から急にこの強羅橋のある森に入ることになる。森に入るととても暗く感じてちょっと怖い。橋の左側は小さな滝が三段程ある。この為水の流れる音が非常に大きく森に響き渡る。橋の上に立ち、1分もすると寒くなってくる。






強羅橋から川を覗くと  14時19分  かなり激しい流れ

 


 

作業道との分岐  14時28分
ここまで下ってくると安心してのんびり歩くことが出来る。この開けた場所は作業道との合流地点でもある。ここから森に入らず右に進むと作業道で登山口まで通じている。
私は森の中へ真っ直ぐ進んだ!


 



 

車両進入禁止の杭を通って  14時45分
作業道との合流地点。登山口もあと少し。

    安堵する

 

川辺で登山靴を洗う  14時47分
ブラシを拝借して登山靴をゴシゴシと。

    感謝! 

 

登山靴を洗った後に記念撮影  14時55分
設置されている椅子の上にカメラを置いてセルフタイマーで撮影。

     静かな森

 

11、登山口へ戻って来た  14時57分
これから遊歩道を歩いて鱒淵ダム堰堤を目指す。心地よい疲労感を感じながら歩く。

    あと1.6km

 

ます渕橋  15時14分
登山口から17分で赤います渕橋へ到着。

  






ます渕橋からダム堰堤方面の風景  15時15分

 

12、鱒渕ダム   15時23分
無事に鱒渕ダム堰堤へと戻って来た。ホッとする瞬間だ。
今日は、緑濃き山を堪能した一日だった。
まだまだ夏は始まったばかり、「体調を整えてまたどこかの山に登ろう」
お疲れ様でした!


スマホの歩数計は20194歩だった!



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