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鱒渕ダム〜ホッテ谷分れ〜<ホッテ谷新道>〜からす落〜
                 福智山山頂〜福智平〜ホッテ谷分れ〜鱒渕ダム
 
鱒渕ダムからホッテ谷新道を経て 福智山

2017年4月9日

桜満開の季節になった。しかし今年の山行はまだ今回で2回目。サボり癖がついたのか、なかなか山に足が向かず困ったものである。今回は高校の同級生Y中君との約束を果たす目的もあり、5ヶ月ぶりに福智山にやってきた。Y中君は約2年をかけて三桁の大台を超えた体重から、30キロ減を達成したダイエットの成功者。そのせいもあり、足取りは以前とは比べ物にならない程しっかりしていて、最近山行きをサボっている私は、歩行ペースも、持久力も完全に負けてしまった。

   

下山途中、林道に咲くミツマタの花がとても綺麗だった

<コース概要>

1、鱒渕ダム  8時47分 〜 2、登山口 〜 3、ホッテ谷分れ 〜<ホッテ谷新道>〜
4、からす落 〜 5、たぬき水 〜 6、福智山山頂 〜 7、福智平 〜<九州自然歩道>〜
8、1.8のコル 〜 9、ホッテ谷分れ 〜 10、登山口 〜 11、鱒渕ダム   14時30分
  

8時35分ごろ鱒渕ダムに到着。堰堤横の路肩には、車が5台程しか停まってなく閑散としていた。
桜の季節、登山者の多くは上野(あがの)の「虎尾桜」を目的に上野登山口から山頂を目指す。
我々も「虎尾桜」観賞を考えたが、今回同行のY中君が鱒渕ダムからのコースを歩いたことがないと言うので、それならと鱒渕ダムから登ることにした。




1、鱒渕ダム  8時47分  穏やかなダム湖、山肌は所々桜に彩られて春色に・・・

 





堰堤から下(ダム湖と反対側)を覗くと、そこも春真っ盛り。今日はお花見客も多いだろう。


 
 

堰堤を過ぎてゲートを越える  8時51分
満開の桜に出迎えられ気分上々。
これから遊歩道を歩いて登山口へと向かう。

    山頂迄5.2km

  ます渕橋にさしかかる  8時54分
今回同行のY中君、福智山ヘは5回程登ったことがあるそうだが、鱒渕ダムからは初めてと言うことだった。

   赤い橋を渡る




のんびり、ゆっくり橋を渡る  8時54分  風も無く、穏やかな気候

橋を渡り終えるとT字路になっている。そこから右に曲がって遊歩道(サイクリングロード)を更に20分程進むと、福智山登山口となる。

 

登山口手前の広場  9時13分
この道は「九州自然歩道」に指定されている一番ポピュラーなコースである。

   福智山へ




2、登山口  9時14分  さあここから森の中へ突入だ!



 
山火事注意の横断幕を通過し 9時15分


車両通行止めの杭をすり抜ける 9時17分 

 

ミツマタの花を横目に  9時25分
崖崩れ跡にさしかかると、白い花が目立っている。ミツマタだ!

    紙の原料

 

杉林の林床にひっそりと  9時29分
薄暗い杉林の中で、白く光る小さな花を見つけた。それはサツマイナモリだった。

    ほのかにピンク 





崖崩れ跡  9時36分  ここは昨年の夏頃に崩壊した場所だ
崖崩れの爪痕を見ると恐ろしくて、つい速足になってしまう。

 大雨の直後などはこのルートは避けた方が無難かも? 落石も十分考えられます!

 
 

強羅橋を渡る  9時39分
右側の激しい流れが気になるが、よそ見しないで真っ直ぐ歩く。足下注意!

    薄暗い

  3、ホッテ谷分れ  9時43分
ここで5分休憩。「さてどちらの道を進もうか?」→「ホッテ谷新道を歩こう!」

    からす落へ

ここから右に進むと、ホッテ谷新道。


 

待岩(まちいわ)  10時01分
上が平らで、つい腰かけたくなる岩。
ここで遅れている人を待ってあげよう。
今日は私が待ってもらいました()

   小さなプレート

 

ホッテ平を通過  10時10分
炭焼き跡の石積みを見て先へと進む。
Y中君の足取りは軽い。

     石積みの上に





ホッテ平から暫く上って行くと今度は下り、そして沢の流れる音が迫ってくる。
初めての人は沢の手前付近に来ると、「ん?道はどこ?」と迷いがちだが、辺りをよく見渡すと、沢の先に道が伸びている。渡渉し易い場所を確かめて渡ろう!  
                                           10時14分



 

からす落への分岐  10時15分
これより表示に従って左へと上って行く。

    左上へ





林の中を黙々と  10時20分  落ち葉でルートが分かり難い

このルート、左右に少し幅広い林の中なので、道があちこちに見えてくる。(実際に踏み跡が何本もある) 歩いていると、なんとなくルートは分かるが、「あれっ?」と不安になる箇所も出てくる。目印になる赤テープなどはない。所々木に赤いペインティングがしてあるので、それを順次見つけ、安心しながら上って行くことになる。



 

からす落への表示  10時23分
この表示を見て安心するとともに、力が湧いてくる。ガンバ、ガンバ!

  

 

からす落まであと10分の表示  10時31分
さて実際は何分かかるだろう?ちょっと気になりながら進んだ。

   小さなプレート 

 

4、からす落  10時41分
先程の「10分」のプレートから、ジャスト10分でからす落に到着!ちょっと満足。

    山頂まで700m

  からす落を出発  10時49分
休憩も終わり、あと700mを一気に登る覚悟でスタートしたが・・・。

    さあ行くぞ!
 

途中でロープが・・・  10時54分
ここは「たぬき水」への分岐。道が崩れているのだろうか?ここから先はロープが張られていて、真っ直ぐ上れずに左へ進む。

    たぬき水への表示

 

5、たぬき水  10時55分
今日は水量が多く、どんどん流れ出てくる。
汗ばむ顔を洗ってサッパリと。

    冷たい


たぬき水で顔を洗っていると、このすぐ上の荒宿荘からワイワイガヤガヤと大勢の登山者の声が聞こえてきた。我々もその楽しそうな声に釣られて荒宿荘に立ち寄ることにした。
「ん? 何かやってるぞ!」 すると 「ぜんざい食べていきませんか?」と声をかけられた。


  

「ようこそ福智山へ」の横断幕が・・・10時58分
甘いものが大好きなY中君と私は「ぜんざい」に釣られて荒宿荘にまっしぐら!

    皆さん笑顔

 

ベンチで「いただきま〜す」  11時01分
聞くところによると、「筑豊山の会」が主催して、毎年4月の第二日曜日に、「山開きぜんざい会」を催しているとのことでした。
荒宿荘の横では石臼で餅つきも行っていて、つきたての餅も頂戴しました。
山の上で餅つきとは・・・準備が大変でしょう。
ご苦労に感謝致します!


 
本日7回目の餅つきだそうです


ご馳走さまでした!
 

もち米を蒸しています
 

山開きを祝う荒宿荘


甘―い、ぜんざいを食べて、さあ出発!思いもかけず美味しい物を頂きました。 
満足して山頂を目指す! 11時05分


 

分岐を右へ  11時08分
この分岐から、左右どちらに進んでも山頂に行けます。我々は緩やかな勾配の右手へ。

   上野越方面へ

 

左上へと進む  11時10分
先程の分岐から2分も歩かずに左上へと上る道が現れる。この道を進んで山頂へ。

   ガスってる

 

山頂まであと少し  11時17分
せっかく山頂までやって来たが、これじゃ残念ながら景色は望めません。

    鳥野神社上宮

  6、福智山山頂  11時20分  901m
山頂碑の前で記念撮影。鱒渕ダムを出発して
2時間33分だった。まずまずのタイム。


   気温 7.5℃
  ガスって残念  11時20分
もう一つの祠にも参拝。今年になってようやく福智山の二つの祠に参拝することが出来た。山の神に参拝して満足感&安心感。

    福智神社上宮

参拝後に昼食タイム。風を避ける為に、四畳半岩の裏側に行ってみたが、10人程の登山客が先に休憩していた。その中にH師匠やヤジさん、他に知った方がいないかどうかを確かめたが、あいにく探し当てることは出来なかった。突然に声をかけて驚かせようと思ったのだが・・・。
「もう下山したのかな〜」とH師匠にメールを入れたところ、しばらくしてH師匠から「今日は虎尾桜を見て八丁経由で登頂し、11時に山頂を出発して下山しました」という返事が返ってきた。
どうやら山頂を入れ替わるようにすれ違ったようで、とても残念だった。



 

ランチタイム  11時22分〜12時05分
四畳半岩の近くで、風を避けることの出来る場所を探した。
座って昼食を食べていると、隣に座っていた単独行登山者から、「虎尾桜が満開でしたよ」とデジカメの写真を見せてもらった。その方が言うには、虎尾桜は満開になる前の方が、花びらのピンク色が濃くてきれいだと言う事でした。



昼食を終えて下山に取り掛かる  12時06分 福智平を経由して下山することにした

 このコースは九州自然歩道に指定されていて、下って行くと今朝登ってきたホッテ谷新道との分岐である「ホッテ谷分れ」で合流することになる。

 

7、福智平(鈴ヶ岩屋の分岐付近) 12時14分
悲しいかな、相変わらず霧は晴れないので、鈴ヶ岩屋はパスすることにした。

   鈴ヶ岩屋の由来



福智平から快調に下山。下りは私がゆっくりペースで先導した。 


 

大杉渡りで休憩  12時36分
ここは大きな杉が目立つ場所。沢を渡って少し下るとベンチがある。ここで小休憩。

   沢の横の表示 

 

8、1.8のコル(イチハチのコル) 12時54分
あっと言う間に1.8のコルまで下って来た。「そう言えば以前この辺りでイノシシが出たなあ〜」と辺りをキョロキョロと警戒してしまう。

    左に下る

  ガレ場を慎重に下る  13時10分
ここは、この下りコースでの難所。ザラザラと滑るので足下をよく注意して下ろう。

    登山口迄1.6km
 

9、ホッテ谷分れ 13時19分
周回してホッテ谷へ戻ってきた。今朝撮ったポーズで再度記念撮影。まだまだ元気!かな?

    山頂へは右が短い

 

強羅橋を渡り 13時28分
 

崖崩れ跡を通過 13時31分

 
途中で右手の林道に入る 13時36分

 
ミツマタを観賞しながら 13時37分
 

車両通行止めの杭に合流 13時48分

 
10、登山口 13時54分 遊歩道は左へ進む

 
満開の桜を見ながら 13時57分



春ですね〜。約1.5mのシマヘビ? 14時09分


 
シャガ 14時11分

 
カキドオシ 14時12分

 
ます渕橋前を通過 14時23分

 
11、鱒渕ダム 14時26分 堰堤に戻って来た




5時間43分でゴール! 14時30分 
久しぶりの山歩きだったが、快調に歩くことが出来た。
スマホの歩数計は21067歩。
同行のY中君お疲れ様でした!
また一緒に登りましょう。


訪問ありがとうございました。
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