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福智山ダム〜大塔(おおとう)の分かれ〜<筑豊新道>〜
                福智山〜からす落〜雲取分かれ〜雲取山〜福智山ダム

 

筑豊新道を経て 福智山・雲取山

 

2013年3月9日

 

私にとって福智山ダムからは初めての挑戦である。
しかもハードな筑豊新道を利用して山頂を目指すので少々不安がよぎる。 
しかし、今回も福智山のオーソリティであるH師匠の介添えがあるので、大船に乗った気分で出発した。





福智山山頂風景   豊前小笠原藩・福智神社の上宮を通過

<コース概要>

1、福智山ダム駐車場  7時47分 〜 2、瀬々里(ぜぜり)の渡し 〜 
3、
 大塔(おおとう)の分かれ 〜 4、筑豊新道への分岐 〜 <筑豊新道> 〜 
5、
上野越コースに合流 〜 
6、福智山山頂 〜 7、からす落〜 8、豊前越 〜 9、雲取分かれ 〜 
10、雲取山山頂 〜 11、雲取山登山口 〜 12、福智山ダム駐車場  14時38分





朝もやの中、福智山ダムから福智山(中央奥左)と八丁を望む  7時14分

          
  1、福智山ダム駐車場 出発  7時47分
一方通行のダム周回道路を走って駐車場に到着。
赤いバンダナがトレードマークのH師匠と合流してさっそく登山開始。


   静かな朝
  ガードレールの裏側から  7時50分
車で走って来た周回道路を戻るようにして登山口に向かう。
「ぜぜり橋」手前のガードレールの裏側から登山道が伸びている。


   サル出没に注意!
  2、瀬々里(ぜぜり)の渡し  7時52分
ガードレールの裏側から山中に入って行くと、すぐに雰囲気のいい空間になった。慎重に川を渡る。福智山まであと2時間と表示がある。

   気合を入れる






雰囲気の良い森と川の流れ  8時00分



 

頓野林道に出会う(1回目)  8時04分
登山道を進むと舗装された頓野林道に出会った。
右に進むとすぐにカーブミラーがある。
そこから右に入っていく。


    カーブミラーから

  頓野林道に出会う(2回目)  8時08分
再度林道に出会った。林道をショートカットして上って行く形だ。右に進むと、またカーブミラーがある。
そこを右に入って行く。


   カーブミラーから
  頓野林道に出会う(3回目)  8時14分
またまた林道に出会うが、もう舗装はされていない。
右に進むとまたまたカーブミラーがある。
そこから右に入って行く。


   ウッドブロック
  3、大塔(おおとう)の分かれ  8時17分
4回目の頓野林道に出会うが、この場所が「大塔の分かれ」になる。大塔の滝方面には進まず筑豊新道の入口を目指して歩く。

   分岐前を通過
  4、筑豊新道への分岐  8時18分
大塔の分かれから1分程で大塔橋にさしかかる。
この橋の手前左に筑豊新道への分岐がある。
この道は急登で厳しく、人が極端に少ない。


   気を引き締めて
  筑豊新道は中級者以上  8時19分
この注意喚起の貼紙を見て、簡単な登山道ではないことが想像できる。事故を起こさないようにおごらずず謙虚な気持ちで登ろう!

   安全第一 
  頓野林道に出会う(5回目)  8時25分
5度目の頓野林道だ!右に進んで小さな川を渡って左に進む。ここからが本番の登山道だ!

   順調に進む





かなりの急登が続く  三点支持で確実に上って行く  8時45分


  炭焼き窯跡を通過  8時49分
こんな急峻な場所にも炭焼き小屋があったのか!
ちょっと驚きだ!


   石組みが残る
  川に沿ってガレ場を上る  8時54分
今日は気温が高い。それに加えて上り一辺倒の登山道を30分も歩いていると、気が付くと帽子のひさしからポタポタと汗が落ちていた。
このコースを上る途中のガレ場や急登は危険を感じる場所が所々出てくる。
雨など降ると当然それ以上に危険度は増すに違いない。中級者以上と言われるこの登山道の所以が徐々にわかってきた。





ロープが張られた岩場の急登をよじ上る   9時17分




 

道筋が分かり難いガレ場が続く  9時19分
ガレ場の上部に近づくにつれて登山道が分かりづらくなってきた。岩には薄れた黄色のペンキ、木には赤いペンキが記されている。その印を確認しながらガレ場を上って行く。それにしても体力が必要だ! 
この登山道は下りには絶対に利用しない方がいいだろう。危険だ!
  

    
  

 

5、上野越コースに合流  9時32分
上野越と福智山の間に飛び出した。これで筑豊新道が終了だ!バンザイ!少し休んで、この分岐から福智山方面に進む。

   あと少しで山頂

  左のルートで山頂を目指す  9時35分
先程の分岐から3分程進むと九州自然歩道の説明版に行き当たる。道はT字路になっていて左右どちらの道でも山頂に通じている。 

    左に進んだ
  表示に沿って右に  9時36分
自分の背丈より高いクマザサ帯に入るとすぐに分岐の表示があった。左は尺岳、右は福智山頂である。

  
 山頂まで200m
  山頂まで最後の上り  9時44分
眩しい太陽に向かって山頂に向かう。お天気は上々だが、残念なことに黄砂が飛来して下界は霞んでよく見えない。風は強い。

   鳥野神社上宮
  6、福智山山頂  9時46分  901m
福智山ダム駐車場から山頂まで1時間59分だった。
見回すと時間が早いのか登山者は5人程度で、ちょっと寂しい山頂だった。

  
 福智神社上宮 
  大岩の陰で休憩  9時57分
大岩の陰で風を避けて休憩。身体が冷えるので10分程度休んだ後、先に進むことにした。

   福智山下山
  荒宿荘  10時07分
山頂から10分で荒宿荘を通過。人影はない。
たぬき水にも寄らず先に進んだ。


   軽快な足取り
  7、からす落  10時12分
からす落もすんなり通過した。ここからは快適な尾根歩きになるので、楽しんで歩こう!

   尺岳方面へ
  8、豊前越  10時35分
足取り軽く、会話も弾んで調子よく歩いているとあっという間に豊前越に到着した。

    更に先へ
  9、雲取分かれ  10時58分
この分岐から九州自然歩道を離れて雲取山へ向かう。
内ヶ磯まであと4.3km。


   さあ行くぞ!
  頓野林道に出会う  11時11分
分岐からの登山道は倒木も多く荒れていた
。赤テープをよく注意して歩き頓野林道に出た。
林道を横切って雲取山へと進んで行く。


   雲取山へ
  三叉路の分岐  11時21分
左は内ヶ磯へ下る道になるが、この三叉路から目標である右の雲取山方面に進む。山頂を踏んだ後はまたここまで戻ってくる。

   標識を確認
  大きなイチイガシの木  11時24分
突然大きな木が目の前に現れた。雲取山の主かもしれない。これより一旦鞍部に下るが、その後はロープが張られた急登を一気に上る。

    急登に喘ぐ
 
左から福智山・八丁・鷹取山の稜線
10、雲取山山頂  11時31分  607m
雲取山に登頂!
急登を上り詰めるとそこは頂上だった。
ここからの福智山も格好いい!


   達成感 
  雲取山を下山  12時17分
山頂で昼食タイム。
日陰でゆっくり疲れを癒した後下山した。


    ロープを手に
  三叉路を内ヶ磯方面へ  12時25分
先程の三叉路に戻ってきた。
表示をしっかり確認して右の内ヶ磯方面に進む。


   文字が薄い 
  荒れた登山道を下る  12時27分
三叉路からの登山道もあまり人が歩いてない様子で、踏み跡も薄い。しっかりと赤テープを辿って歩く。下り坂の勾配は急で滑りやすい。油断をすると転倒してしまいそうだった。
登山道の整備もそれほどされていなく、倒木を越えて歩く場面も出てくる。荒れた道に苦労しながらも、H師匠のリードでペース良く淡々と下山していった。初めて歩く人は用心だ!
  内ヶ磯方面への分岐  12時46分
五合目の小さな表示を過ぎた所で、壊れかけたベンチが現れた。そのすぐ下に分岐表示があり、内ヶ磯方面を確認して右に進んだ。

   右の内ヶ磯方面へ
  倒木を跨いで進む  12時56分
先程の分岐からは道が更に難路となった。斜面は崩壊気味で危険な道が出てくる。コース上には赤と黄色の番号のついた杭も出てくる。当初は綺麗に整備されていたのだろう。

    
 

復元された炭焼き小屋  13時07分
屋根が見えたと思ったら休憩小屋と炭焼き窯の復元だった。福智山系にはこのような炭焼き窯がいくつも点在していたようだ。

    炭焼き窯の復元

  11、雲取山登山口  13時17分
難路を進み、ようやく福智山ダムの雲取山登山口に下りてきた。登山口には銀色に光るステンレス製の説明版が設置されている。

   ルート案内
  福智山ダムの周回道路を歩く  13時19分
雲取山登山口から左に進み、駐車場を目指してのんびり周回道路を歩く。沿道には椿の植栽があった。

   ツバキ
  「さんげんや橋」と「ぜぜり橋」  13時26分
周回道路を10分程歩くと二つの橋にさしかかった。
ぜぜり橋は今朝登山をスタートした地点である。
歩いたコースを思い出しながら山々の稜線を振り返る。
よく歩いたものだ。


    
 

12、福智山ダム駐車場  13時30分

駐車場に到着。今朝、出発時点の車は4台だったが、駐車場に戻れば満車。しかも入りきれない車が10台位は路上駐車していた。

   お疲れ様でした! 

 
 背後のカラー 
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