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福智山ダム駐車場〜大塔の分れ〜大塔の滝〜からす落〜
            福智山山頂〜上野越〜大塔の分れ〜福智山ダム駐車場

 

福智山ダムからの 福智山

 

2014年12月14日

 

今日は久しぶりの山行きだ。考えると一か月以上もブランクになっていた。その間、寒波が日本列島を覆い、山は秋の様相から一変している。勿論冬支度を整えての山行きとなった。
さて、どこに登ろうか? 迷った時は福智山。 今回は福智山ダムからスタートしてみよう!




福智山山頂   福智神社上宮から山頂方面を望む。山頂はマイナス4℃。

 

<コース概要>

1、福智山ダム駐車 9時00分 〜 2、ぜぜりの渡し 〜 3、大塔の分かれ 〜 
4、大塔の滝〜 5、福智山6合目 〜 6、からす落 〜 7、たぬき水 〜 8、荒宿荘 〜
9、
福智山山頂 〜 10、八丁の辻 〜 11、上野越 〜 12、薙野休憩舎 〜 
13、
大塔の分かれ 〜 
 <頓野林道> 〜 14、福智山ダム駐車場 13時09分



               
 

1、福智山ダム駐車場スタート  9時00分
今日は少し出遅れた。もう既に9時になっている。駐車場に先着車は8台。気温は3度。寒いのに皆さん気合が入っているようだ。

   福智山登山案内図

 

ガードレールの裏側から入る  9時04分
一方通行の周回道路を戻るように登山口へと向かう。すると、「ぜぜり橋」の手前のガードレールの裏側から登山道が伸びている。

   杖はご自由に

 

2、瀬々里(ぜぜり)の渡し  9時05分
ガードレールの裏側から森に入ると、すぐに福智川が流れている。新鮮な森の空気を感じながら、沢を渡り山中に分け入る。

    山頂まで2時間

 

頓野林道をショートカットして進む  9時19分
瀬々里の渡しから福智川に沿って上って行くと林道に出会う。三回林道をショートカットするとウッドブロックのあるこの場所に出る。
一回目、二回目、三回目と林道に出会うと、その都度右に進みカーブミラーの横から登山道へと入って行く。ここまで歩いてくると、寒い中でもじわりじわりと汗が滲んでくる。上着を脱ぐタイミングを計りながら歩く。







 

大塔の滝方面へ  9時24分
大塔の分かれに分岐表示がある。林道をそのまま真っ直ぐ進むと上野越方面へと向かうが、今回は大塔の滝経由で山頂を目指す。

   左の登山道へ

 

4、大塔の滝  9時43分
駐車場を出発して43分で大塔の滝に到着。滝はいつもと変わらず穏やかに流れていた。

   新設標柱






大塔の滝  9時44分

静まり返った森の中に滝の流れる音だけが響く



 

5、福智山6合目  10時05分
大塔の滝から登山道を上って行くと、風が強く冷えてきた。広くなった谷筋は風通しがいいようだ。
道は少々分かり難いので注意。


   表示をみて安堵

 

ツララ  10時14分
登山道の横の岩から大きなツララが下がっている。じっと見ていると身震いする。

   長さ40センチ

 

水場  10時17分
チューブから水が出ている。コップも親切に置いてあるが、この季節は出番がなさそうだ。

   寒々しい

 

6、からす落  10時26分
登山道は薄っすらと白い雪に覆われている。空には青空が見え隠れする。誰もいない「からす落」を通過して山頂を目指す。

   山頂まで700m

 

7、たぬき水  10時34分
ここも誰もいない。白い雪で覆われる「たぬき水」周辺。水だけがチョロチョロと流れ出る。

    身震い






8、荒宿荘  10時35分  この小屋の裏側にバイオトイレがある


 

荒宿荘の外壁を見ると・・・  10時37分
避難小屋荒宿荘  1973年11月23日完成
バイオトイレ山ぼうし庵 2006年11月12日完成
福智祭      11月 第4日曜日
福智山 山開き   4月 第2日曜日
                等と、書かれている。

 

筑前黒田藩・鳥野神社上宮  10時49分
強風の中、斜面を上って行くと、小さな祠が見えてくる。雲が凄い勢いで流れて行く。

    登頂御礼

  9、福智山山頂  10時50分
福智山ダムの駐車場から1時間50分で山頂に到着。まずまずのペースだった。
山頂の気温はマイナス4℃。手袋を外し、写真を撮っているとすぐに手がかじかんでしまう。落ち着いて撮影もできない。そんな山頂だが登山者は20人位だろうか?皆さん頑張って上ってきている。今年もあとわずかなので登り納めの人も多いのだろう。
 

豊前小笠原藩・福智神社上宮  10時51分
山頂碑から少し下ってもう一つの祠にもお礼参拝は欠かせない。白く凍った登山道に注意しながらなだらかな斜面を歩く。

    二礼二拍手一礼

 

四畳半岩  10時52分
風を避けるために四畳半岩へ寄ってみると・・・。まさかとは思っていたが、H師匠を発見!今日はお互い連絡を取っていなかったが、久しぶりにここで再会となった。H師匠は知人の山レディー二人の写真を撮ってあげている最中だった。そんなところに私が現れたので、「一緒にどうぞ」と記念撮影となった。

 

ランチタイム  11時04分
昼食準備をしていると、H師匠の山仲間も集まってきた。ここは常連さんたちの集合場所だ。

   チャンポン

 

山頂でお別れ  11時32分
暫く話をした後、ようやく重い腰を上げて下山することにした。H師匠は福智平経由で鱒渕ダムへ。
私は上野越経由で福智山ダムへ。


    さあ下山!





10、八丁の辻方面に下って行く  11時38分  登山道がくっきりと見える

上野越へは八丁の辻を右に下って行くことになる

 


 

筑豊新道への分岐を通過  11時47分
ここを右に下ると筑豊新道で大塔の分れまで通じているが、急登、ガレ場で下り利用はNG!「あっ」、下りの表示が無くなっている。

    快調に通過

 

11、上野越  12時09分
福智山頂から35分程で上野越に到着。登山者が一人休憩していた。私もここのベンチで一息入れることにした。

   ザックを下ろす

 

福智山ダムへ  12時18分
休憩していると寒くなってきた。車を停めている福智山ダムへは、ここから「内ヶ磯」方面へ下って行く。説明看板の対面に道がある。

   鷹取山はパス

  九州自然歩道  12時20分
上野越から直ぐの所に九州自然歩道の標識がある。この道は最初、自然林の中を歩くが、すぐに植林帯へと変わる。

    雪は完全に消えた
  ひたすら植林帯を歩く  12時33分
植林帯はなだらかな坂道で、綺麗に整備されてとても歩き易い。道中ちょっと薄暗いが、下るにつれて明るくなってきた。

   黄色のテープ





12、薙野休憩舎  12時38分  ここまで来ればあと少し

この休憩舎は尺岳平にある休憩舎と同じような設計だ!

 


 

薙野休憩舎のコース説明看板  12時39分
ここから、今朝通過した「大塔の分れ」までは、たったの300mしかない。もうここまで下って来たのかと思うと、あっけなさを感じる。

    上野越コース

  大塔橋を渡る  12時43分
この橋を渡ってすぐ、右側の欄干の所から筑豊新道の登山道が伸びている。ただし、この登山道は「中級者以上」と表示がしてある。

    筑豊新道登山口
 

13、大塔分れ  12時45分
往路は林道を4回もショートカットしてここまで上ってきたが、復路はショートカットせずに林道をボチボチと下って行く事にした。
林道を歩くと遠回りとなるが、これもまた楽しいものだ。
誰もいない林道をテクテク歩く。

 

林道終点  13時02分
楽しい林道歩きもたったの17分で終了!車両通行止めのゲート越えて車道へと出る。
2分程歩いて橋を左に。

    さんげんやばし

 

ぜぜり橋  13時05分
今朝スタートしたぜぜり橋に戻ってきた。この橋は福智川にかかる橋で、福智山ダムに注ぎ込む。橋の入口には川の名の銘板がある。

    ふくちがわ





福智山ダム全景  13時09分  紅葉が終わったダムの風景


 

14、福智山ダム駐車場  13時09分
今日の山行はスタートしてゴールするまで、4時間9分と言う短いものだった。
冬場の山行は行動が早くなる。
寒くて山頂でゆっくりすることもなく、道中は撮影する草花もないので、寄り道することも少なくなるからだ。今日は山頂でH師匠にも会えて、満足な山行となった。
さて、年内あと何回登れるだろうか?



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