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福智山ダム〜大塔(おおとう)分れ〜薙野休憩舎〜
                上野越〜福智山〜からす落〜大塔の滝〜福智山ダム

 

福智山ダムから上野越を経て 福智山

 

2013年7月21日

 

日曜日の早朝目覚めると抜群のお天気が待っていた。ここのところ2週続けて山行きしている。
しかも来週も山行きの予定が入っているので、ちょっと自重しないといけないのだが、こうお天気が良いとそうもいかない。6時半に家を出発し単独 福智山に向かった。




豊前小笠原藩・福智神社の上宮 (南面小屋跡からのルートで登って来た)

<コース概要>

1、福智山ダム駐車場  7時33分 〜 2、瀬々里(ぜぜり)の渡し 〜 
3、大塔(おおとう)分れ 〜 4、薙野休憩舎 〜 5、上野越 〜 6、南面小屋跡 〜
7、福智山山頂 〜 8、からす落 〜 9、大塔の滝 〜 10、大塔(おおとう)分れ 〜 
11、福智山ダム駐車場  12時58分



               
 

1、福智山ダム駐車場 出発  7時33分
朝、ちょっと出遅れたと思ったが、駐車場には車が3台。連日の猛暑で登山者も少ないのかもしれない。
車を降りると「ム−ッ」とする暑さである。
ここまで福智山ダムの周回道路(一方通行)を走って来た。ここからは車で走ってきた周回道路を戻るように歩いて登山口へ向かうことになる。今日の山歩きは早めの水分補給が欠かせない!そう思って出発した。

 

右のガードレール裏から入る  7時36分
駐車場から3分も歩くと瀬々里橋。橋を渡らず右のガードレールの裏から登山道へ進む。

  
 ここから入る

 

2、瀬々里の渡し  7時37分
道路から森に入ると河原が広がっている。
渡りやすい場所を選んで対岸に進む。


   山頂迄2時間

 

3、大塔分れ  7時51分
瀬々里の渡しからここまで林道をショートカットしながら歩く。3回林道に出るが、その都度右に少し歩きカーブミラーのすぐ横にある道に進む。4度目の林道に出会ったらそこが大塔分れだ。大塔分れから大塔の滝経由で福智山頂へ行く登山道もあるが、今回はこのまま林道を右に進んで上野越経由で山頂へ進むことにした。
蝉の鳴き声を聞きながらの山歩き。夏山だ!

 

筑豊新道への分岐を通過  7時52分
大塔分れから50m程進んだところに大塔橋があるが、その手前左側に筑豊新道への入口がある。
筑豊新道は中級者以上の難コースである。


  橋を渡って進む

  林道から右に  7時56分
大塔橋から4分程で右手に細い道が伸びている。
よく見ると小さな赤い矢印と「福智山へ九州自然歩道登山口」の表示がある。


   赤い矢印に沿って
 

4、薙野休憩舎  7時58分
大きな屋根の休憩舎が現れた。尺岳平と同じ形の休憩舎だ!休憩せずにベンチのある左奥の道からそのまま先に進んだ。

   お天気上々 

 

5、上野越  8時25分
駐車場から52分。やっと上野越に到着した。
もう汗で全身ビショビショだ。2人ベンチで休憩していた。ベンチに相席して7分休憩した。

   山頂まで1.4km






登山道の木段



 

登山道の途中で大休憩  8時59分
とても蒸し暑い登山道、途中で水分補給も怠らなかったが、どうも調子がおかしい。徐々に足が前に進まなくなった。熱中症にも用心しなければならないので、ザックを降ろし、岩に腰かけ休憩することにした。
まず羊羹(ようかん)を食べ栄養補給。持参していたアイスノンで首筋と脇の間を冷やして楽な姿勢をとった。15分程休んだらまた元気が出てきた。年齢かな〜。

 

筑豊新道への分岐を通過  9時15分
筑豊新道への分岐に辿り着いた。先ほどの大塔橋の分岐から歩くとここに出てくる。急峻な登山道なので下山には利用しない方がいい。

    中級者コース

 

水場  9時16分
気が付くと登山道が濡れている。右手を見ると水場には鍋が一つ置いてあった。

    チョロチョロと

 

T字路の分岐を右に  9時18分
説明看板に行き当たる。ここはT字路になっているが、どちらに進んでも山頂に続いている。

   八丁の辻へ

 

八丁の辻  9時21分
クマザサをかき分けて進むと八丁の辻である。
笹の道が二手に分かれている。左へ行くと道は福智山頂に続いている。しかし、今回は山頂の福智神社上宮に直接出る道を辿りたいと思ったので、この分岐を真っ直ぐ進み、一旦福智山と反対方向の八丁方面に歩くことになる。クマザサが青々と覆い茂り、「さすが夏場だな〜」と今更ながらそう感じた。

  一旦福智山に背を向けて歩く  9時22分
八丁に向かって歩くと、すぐに左に入る道がある。
夏場は笹で分かり難いので注意だ!


    ここから入る
 

クマザサの中を歩く  9時24分
福智山頂を左上に見ながら山頂の下を左回りに歩いて行く。少し風が爽やかになってきた。

   ヤマジノホトトギス

  6、南面小屋跡  9時26分
道なりに進んで行くと古い山小屋の跡が出てくる。
以前はここにも山小屋が存在したらしい。

「夏草やつわものどもが夢のあと・・・」

   看板が残っている
  福智神社上宮の鳥居  9時27分
コースは鳥居の方にも続いているが、山頂の福智神社上宮に向かう道はその逆になる。足下を見るとハナショウブ群生地の看板がある。

      見てみたい!                          
  桜の木の根元に水場  9時28分
ほんの少しだけ水が出ている。この桜の木の左側に山頂へ向かう道がある。

   チョロチョロと
  桜の木の左側から山頂へ  9時29分
夏場は草が覆い茂って歩き辛いが仕方ない。
雑草とクマザサをかき分けて上って行く。

   オカトラノオ
  福智神社上宮に飛び出した  9時34分
道がクマザサに覆われて見えないが、この状況の中を上ってきた。山頂を覆っていた雲もすっかり晴れてとても見晴らしが良かった。

   登頂お礼参拝
 

7、福智山山頂  9時38分  901m
福智山ダム駐車場から2時間05分。山頂碑の前を通り過ぎて鳥野神社上宮へ向かった。

    風が心地よい

  元気の良い犬  9時40分
登山者の連れてきた犬が元気よく走り回っている。犬と一緒に鳥野神社上宮に参拝!

  鳥野神社上宮 





福智山山頂より八丁を望む  9時42分  鳥野神社上宮から


 

ランチタイム  9時46分
大岩の上に足を伸ばしてランチタイム。
爽やかな風がとても気持ちいい。


   おにぎり

 

昼食が終わった頃、背後から・・・  9時57分
お腹も満たし、疲れも手伝って少しウトウトし始めた時、背後に人の気配を感じた。
振り返るとH師匠が笑顔で立っていた。
数分前に登頂されて私を見つけて声をかけてくれたのだった。
すぐに常連さんがいつも集まる四畳半岩に移動した。結局話が弾み、気が付いたら山頂に一時間半もゆっくりしていた。







福智山常連の皆さんと犬のハナちゃん 10時44分




 

下山に取り掛かる  11時10分
H師匠から8月の山行き情報をいろいろとご指南頂き、計画を立てた。さすが福智山系のオーソリティーだ! 8月の山行きは裏英彦山が目標となった。
四畳半岩で一時間以上も話し込んで、やっと重い腰を上げ下山することになった。H師匠は福智平経由で鱒渕ダムへ。私は、からす落ち〜大塔の滝経由で福智山ダムまで下る。お互いの安全を祈って下山開始。

 

荒宿荘  11時27分
山頂より15分で荒宿荘に到着。小屋の裏手には「山ほうし庵」と言うバイオトイレがある。

   バイオトイレ

 

たぬき水  11時29分
水量豊富でとても冷たい。ゴクゴクと飲んで喉を潤した。顔も洗ってサッパリした。

   美味しい水

 

8、からす落(おち)  11時37分
広場に出た。草刈がしてあるのでとても助かる。
このような作業には本当に頭が下がる!

  
 標識確認 

 

からす落からルートは 1、福智山頂 2、内ヶ磯 
3、尺岳方面 4、鱒渕ダム方面の4方向に伸びている。私は福智山ダムへ下山なので、内ヶ磯方面に下らなければならない。


    内ヶ磯まで5.1km

 

福智山6合目  11時57分
下山途中、不覚にも一回転倒してしまった。
平たい大きな岩に足を置いた瞬間ズルッと滑ってそのまま右腕を付いてしまった。用心しているのだが・・・集中力を欠いていたのだろう。


   目安になって嬉しい






9、大塔の滝(おおとうのたき)   12時15分   静かな流れ




 

あと40分で内ヶ磯  12時16分
下山も近いのでちょっと安堵する。やはり単独で歩く場合は知らず知らずのうちに緊張するものだ。
最後まで注意して歩かなければ・・・。

 
    滝壺横の木

 

林道に出会った  12時24分
左の広場には車が3台停まっていた。草刈り作業の方がここまで上ってきているようだ。

   ご苦労様です

 

林道を横切って下る  12時25分
標識の方向を見ると、林道を真っ直ぐ横切った所に道がある。そこを下って行く。

   内ヶ磯へ

 

大塔分れ  12時33分
ここからは今朝歩いた道を戻ることになる。
林道を四度ショートカットして下りて行く。

   安堵する

  福智山ダムへ  12時54分
瀬々里の渡しに到着すると、山頂で出会った常連さんご夫婦と再会した。

   陽射しが強い
  福智山ダム  12時58分
気持ちの良い森から出てくると気温は上昇。
空を見上げると真っ青な夏空が広がっていた。

今朝出発時の車は3台だけだったが、戻ってくるとダムの駐車場は満車。しかもたくさんの路上駐車だ。やはり福智山は人気のある山だ。皆さん夏山を楽しんでいるのだろう!
スマートフォンの歩数計は15603歩を示していた。お疲れ様でした。

訪問ありがとうございました。
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 背後のカラー